甲斐高風のDIARY
2019年2月
●2019年2月2日(2019年4月30日追記)
洋画★『メリー・ポピンズ リターンズ(MARY POPPINS RETURNS)』(2018年:アメリカ)
・ ディズニー製作のミュージカル映画。パメラ・リンドン・トラバースの児童文学原作の前作(1964年)から54年ぶりの続編。
・ メリー・ポピンズをエミリー・ブラントが(前作で演じたのはジュリー・アンドリュース)、ジャックをリン=マニュエル・ミランダが演じる。
『イントゥ・ザ・ウッズ』のロブ・マーシャル監督だからエミリー・ブラント(そちらではパン屋の妻)とメリル・ストリープ(そちらでは魔女、こちらではメリー・ポピンズのまたいとこのトプシー)が出演しているのか。
いやロブ・マーシャル監督を紹介するなら『シカゴ』のロブ・マーシャル監督って書くべきかもしれませんが。
・ 前作から20年後である1930年(25年後である1935年説あり)大恐慌時代のロンドン。前作でメリー・ポピンズが教育係をしていたジェーン&マイケル・バンクス姉弟。そのマイケル・バンクスの3人の子供達ジョン&アナベル&ジョージーの元に前作同様メリー・ポピンズが空から舞い降りてくる。
・ ちなみに前作は観たことあるはずなのだけど全く覚えてない(オイ)。なので後日改めて観ます。
・ 映画だからこそ描けるミュージカル、ミュージカルだからこそ描ける非日常が好き。
・ 点灯人ジャック凄くないですか。点灯人は『星の王子さま』でも労働者を象徴しているからなのか扱いがよかった気がするけど(やぁ、おはよう。)、労働者で子供の心を忘れてないでイケメンとか凄くないですか。
・ 何故かこの映画を観ていたら手島悠介の児童文学「かぎばあさん」を思い出したので書いておく。鍵をなくしたかぎっ子の家の鍵を開けて助けてくれるかぎばあさんの物語。なのだけど、魔法の鍵とかではなくて大量の鍵束から開く鍵を見つけるという方法だったので、現代に現れたらアウトかもしれない。
参考資料
●2015年3月29日の雑記● 洋画
★『イントゥ・ザ・ウッズ(INTO THE WOODS)』(2014年:アメリカ)
●2019年2月17日
2016年の邦画★『テルマエ・ロマエII』(2014年)
ノミネート全15作
・ ヤマザキマリの漫画の実写映画化第2弾(第1弾は2012年公開)。テルマエ・ロマエとはローマ語でローマの浴場のこと。惹句は
「世紀のSF(すごい風呂)超大作」。
・ 古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウス・モデストゥス(阿部寛)がタイムスリップで平たい顔族の住む国(現代日本)を行ったり来たりして現代日本からアイデアを得て様々なテルマエを作っていく物語。と、書くと第1弾と何も変わらないな。
・ 上戸彩演じる映画オリジナルの登場人物であるである現代日本人(=平たい顔族)のヒロインの名前が山越真実(ヤマコシマミ)でミスマガジン2004読者特別賞の山崎真実と何の関係があるんだろうとか考えていたけど、よく考えなくてもヤマザキマリが名前の元ネタだった。
・ 古代ローマ人を阿部寛、市村正親、北村一輝、宍戸開といった濃い日本人が演じるなど、漫画ならではの作品を力技で解決することで実写化を成功させたところが素晴らしい。
・ ちなみに『超星艦隊セイザーX』のゴルド役、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のラミレス/キョウリュウシアン役でお馴染みのロバート・ボールドウィンも出演。
・ この映画を観ると、書いていいのか非常に悩むけど、どうしても書きたいのが、奴隷可哀想。
参考資料
●★2016年★●
●2019年2月19日
●2019年2月24日
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