甲斐高風のDIARY
2004年5月
2004年5月1日
電車で向かい側の席で熟睡していた女性がふとしたはずみに目覚めてまだ寝惚けたままこちらに向かってにっこりと微笑んだので、とりあえずにっこりと微笑み返してみたら、満足したのか彼女が再び寝入ったので、妙にいい事をした気分になった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
●みんなのお絵描き掲示板●を設置してみました。
よく考えると幣サイトには必要がないような気もするのですが、それを言い出すと幣サイトそのものが必要がないような気もするので、とりあえず深く考えないことにしました。
一通りは動作検証をしたつもりですが、絵心がない私では気づかないような不具合や不都合があるかもしれませんので、その時は遠慮なく御報告いただけたら幸いです。
実は「サイトを運営するからには一度くらいはCGIなるものを設置してみたかった」というのが最大の動機なので、運用状況次第ではあっさりとなかったことにするかもしれません。
近況その1。今頃になってようやく「プリントスクリーン」を覚えました(オイ)。
近況その2。なんとなく気になっていた『モリタイシ傑作集 <茂志田★諸君!!>』(モリタイシ 『いでじゅう!』連載中/小学館)を読破しました。
表題作の「茂志田★諸君!!」(全7話)は「全国模試1位の天才高校2年生・茂志田国臣(17)は、小学校4年生になる妹の舞を溺愛する変態だった。そして舞も無類のお兄ちゃん子だったのだが、最近ついに兄離れを……?」という内容のクセに、
作中に
「最終回は感動のフィナーレ!徳さん号泣です。」と書かれていますが、あながちウソではなかったりします。
個人的には真のヒロインGカップクイーン袴田令子(94←年齢ではない)が最終回でメチャクチャいい女になっているところに一番感動しました。
「きっと人生観も変わるぞ!ありゃあインドに匹敵するぜ!」(中谷)
バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 第三十一殺 「二対二(その二)」
・ 前々回のフォロー。如月左衛門はどうやら槍で貫かれた第一撃の瞬間から徐々に変形が解け始めていたようで、ラストではよく見ると完全に素顔に戻っていました。
・ 前回のフォロー。以前こちらが紹介したことを紹介していただいた(ありがとうございます)
●だったらイケるぜ!●
●バジリスク〜甲賀忍法帖〜 感想(原作ネタバレ感想) 第三十殺 「二対二」●
で指摘され、原作版で確認するまで誤解していたのですが、どうやら薬師寺天膳は浜松宿の旅籠で撃破されてから死体のまま籠に詰め込まれ、掛川宿の旅籠で復活したようです。
今まで籠で運ばれている時はもう復活していたものとばかり思っていました。
誤解していた理由は、霞刑部戦ではほぼ一瞬で復活していた薬師寺天膳が、今回復活するのに丸1日かかっていたからですが、やはり毒を浄化するのは外傷を癒すより厄介なのでしょう。
しかし、陽炎のフェロモンに引き寄せられ、見事四度目の生還を果たしたわけです。
ただし、そうなると今度は薬師寺天膳の死体を籠に詰め込ませたのは誰かという疑問が生じます。
阿福はあの時点では薬師寺天膳の能力を知らずに見事に木乃伊取りが木乃伊となった様に呆れていましたし、
朧も自分を襲った薬師寺天膳を助ける気はさらさらなかったはずなのですが。
・ 薬師寺天膳の伊賀責め、陽炎に炸裂。相変わらず余計なところに趣向を凝らしています。
ちなみに原作版ではちゃんと「伊賀」の二文字を完成させています。
ところで、口から何かを吹いたり吐いたりするのは甲賀弾正の毒針、地虫十兵衛の槍の穂、風待将監の痰、陽炎の毒息とむしろ甲賀組の得意技のような気がします。
伊賀組で口を使った忍法といえば筑摩小四郎ですが、彼は逆に息を吸っています。
尚、甲賀組のお胡夷も口から血を吸っていますが、彼女の場合は肌からも血を吸っており、むしろ肌を使った忍法と考えた方が以前書いたように兄さまの変形の忍法との整合性が取れるようです。
・ 薬師寺天膳が陽炎の眼前で再び「朧と祝言を挙げる」宣言をして伊賀責めを完成させないまま朧を襲おうとします。
2日前の対陽炎戦といい、つくづく見せつけるのが好きなようです。
まぁ確かに残った忍者4人は甲賀組伊賀組云々というより四角関係と表現する方が相応しかったりはするわけですが、
こんなことをしていた所為で盲目状態の甲賀弦之介の登場に気付くのが遅れ、まんまと陽炎の縄をきりほどかれ、
おびきよせたメリットのない一対一の決闘になってしまいます。
・ 原作版で「天なり、命なり、蹴った縁の板が腐っていた!」と唐突に描かれた場面が、この期に及んでドジっ娘っぷりを発揮した朧により伏線が張られてました。
で、今回のラストシーンを見る限りでは次号にはアレンジが入るのではないかと原作既読者に思わせたところで、以下次号。
ところで、この場面の薬師寺天膳を見ると霞刑部に投げ飛ばされた雨夜陣五郎を思い出すのは私だけでしょうか。
・ ところで、「月刊アフタヌーン」(講談社)最新号の『げんしけん』(木尾士目)で大野加奈子が掲げた同人誌が霞刑部×如月左衛門(いや、どっちが受けでどっちが攻めなのか知りませんけど)に見えるのですが。
余談ですが、時々如月左衛門が女にも変形できれば云々という妄想している方々がいらっしゃいますが、そういう方々にはとりあえず『風来忍法帖』を読むことをオススメしておきます。
参考資料
●甲賀忍法帖生き残り対策マニュアル●
2004年5月10日
「数年ぶりにゴールデンウィークを暦通りに休むことができた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」という挨拶を用意していたのに結局暦通りには休むことができなかった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
もっとも、今年のゴールデンウィーク中にしたことは、本を4冊読破、映画やDVDを3本読破、ゲーム3本を20時間プレイ、カラオケを1時間プレイしただけで、
暦通りに休むことができたとしてもこの路線が変わったとは思えませんが、
とりあえず年間最高記録146冊を上回るペースで読書しているにも関わらず一向に減らずにどんどん積まれていく山田風太郎小説(現在30冊+『バジリスク』完結後には『甲賀忍法帖』を再読予定)をなんとかしたかったです。
君はデンマークを見たか!? 2004
2004年5月17日
草木も眠る丑三つ時まで作業をしていて、さて寝ようと思ったら、たったひとつしかない敷布団に麺つゆをぶちまけてしまい、えらいことになった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
本日のオススメ。
●美女のシャワーシーンにヤロウどもの視線は釘付け! 新作『RUMBLE ROSES』●
→ ☆『RUMBLE ROSES』(コナミ/プレイステーション2/2004年11月発売予定?)
女子プロレスゲームです。
ジャンルを問わず、シリーズ作品ではなくて心の底から「欲しいっ!遊びたいっ!」と思える家庭用ゲームは久しぶりなのですが、我々はまた騙されてしまうのでしょうか、それとも見事期待に応えてもらえるのでしょうか。
みなみけ 第8話「バレー部に入ろう」
・ 今回は長女・春香編。実は今回の春香のベストショットは保坂の妄想によるコマではなく
「そうなのよ 手のかかる子たちだから遅くなれないの」のコマの笑顔だと思うのですが、
マキはそれを聞いて一体何を考え込んでいたのでしょうか。保坂と同じことでしょうか。いずれにしても、アツコの方がマキよりも春香の情報に詳しいのですね。
・ 春香はおしとやかなのかと思っていたのですが、帰宅部なのにバレー部よりもバレーボールが上手だったり、
第4話「不満だらけ」でも「ガシィィッ」と発言を封じたりと実は夏奈に負けないくらいの肉体派のようです。
さて、千秋の身体能力はどうなのでしょうか。
・ よく読むと、意外にも保坂はマキ以外にはそれほど気持ち悪がられていないようです(それなのにわざわざアツコではなくマキに声をかけてますが)。
とりあえず目的も一応果たしていましたし、侮れない先輩です。
でも、保坂大活躍編よりは速水大活躍編を希望します。
その為には春香にバレー部に入ってもらうのが手っ取り早くて、その為には保坂に頑張ってもらうのが手っ取り早いようです。あれ?
・ マキが春香を「南」と呼んでいたのが新鮮だったのに(女子が女子の友人を苗字で呼び捨てにするのは桜場コハル作品では珍しい)、今回普通に「ハルカ」と呼んでますね。
・ 実はこの作品、ほぼ毎回新キャラが登場していたりします。
参考資料
●桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)●
2004年5月18日
帰宅するとアパートから鰹だしのいいにおいがするけど、家族や恋人が手料理を作って待っているのではなく、敷布団が麺つゆのにおいを発しているだけだったりする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
近況その1。烏同士の喧嘩を見ました。
近況その2。今更
●大河ドラマ『新選組!』覚書●を作成してみました。
バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 第三十二殺 「二対二(その三)」
・ まずは、第28回講談社漫画賞一般部門の受賞、おめでとうございます。
●講談社漫画賞に4作品 のだめカンタービレなど●
・ 薬師寺天膳5回目の撃破。地虫十兵衛による刺殺、霞刑部による絞殺、室賀豹馬の瞳術による自殺、陽炎による毒殺に続き甲賀弦之介による斬殺です。
前回のラストで原作版では文字通り首の皮1枚のこして5歩あるいてたおれた場面で、たおれずに
「弦‥之‥介‥ェ‥エ‥」とうめいていたので、
今回どのようなアレンジが入って粘りを見せるのだろうかと楽しみにしておりましたところ、そのまま一瞬後には首の皮1枚ものこさずにたおれました。
あまりのことにあれも事態を静観するしかないようです。
・ 陽炎撃破。
愛する相手を死に至らしめるという体質の所為で恋した相手と「決して結ばれない」陽炎。
そんな彼女が恋した相手・甲賀弦之介が選んだのは宿怨の所為で「決して結ばれない」はずの伊賀鍔隠れ谷の朧だった、というのは
あまりといえばあまりの悲恋でした。
今回ですら、つい先程陽炎の縄を斬りほどいてくれた甲賀弦之介&「伊賀責め」を受ける陽炎の悲鳴にたえかねて薬師寺天膳に慈悲を訴えていた朧の両名は、
薬師寺天膳撃破後にお互いのことだけを気にして陽炎のことをすっかり失念していたりしましたし。
ところで、朧は薬師寺天膳に聞かされて陽炎の能力は知っていたわけですが、陽炎の想いは知っていたのでしょうか。
ちなみに、陽炎の必殺「法悦の甘いあえぎ」、
体位によっては大丈夫だという説を見かけるのですが、
吐息一つで眼前の虫を撃破、ちょっとときめくだけで眼前の甲賀弦之介を撃破しかけ、接吻一発で筑摩小四郎を撃破したその威力から考えると、
室内で事に及んでいた場合、絶頂時では体位に関わらず室内丸々問答無用に撃破してしまうのではないかと思われます。
薬師寺天膳戦の時に覗いていた連中は無事でしたが、いくら甲賀弦之介のことを想いながら行っていたとはいえ、相手が薬師寺天膳では絶頂とは程遠かったはずなので、参考にはなりません。
ではもっと確実に外で事に及ぶとか、防毒面をつけて事に及べばいいのではないかとお思いでしょうが、
口からだけではなく、肌からも蝕むタイプの毒の可能性があるので(ちなみに陽炎と同じ体質と思われる『忍法八犬伝』のお蛍の毒は青酸ガスのようなものと書かれていて、青酸ガスは肌からも蝕むタイプの毒)、
こちらが肌をさらして零射程で相対するのはやはり危険なように思われます。
それでも全身ゴム着用などで事に及べば大丈夫!と主張されるかもしれませんが、
味方として陽炎と結ばれるのなら、子孫を残す必要があるので、生身で相対しなければならない日を避けられないですし、
敵として陽炎と結ばれるのなら、いざ事に及んでいる時に「そんなもの脱いで……」と陽炎に誘惑されたら耐えられないと思われます。
尚、「朧が破幻の瞳で陽炎を見ていれば大丈夫」という説も見かけますが、たとえその状況まで持ち込めたとしても、絶対に朧が恥ずかしがってうっかり目をそらしてしまうような気がします。
ドジっ娘を甘く見てはいけません。
・ 今回の朧は前回までが嘘の様に実に魅力的に描かれています。
甲賀弦之介の誤解を解き、そして甲賀弦之介だけは救うという今まで見られなかった積極性がその魅力の秘密だと思われます。
思えば第一殺(といっても作中ではわずか10日前のことだったりしますが)でいきなりすっ転んで甲賀弦之介におんぶされていたあの朧が、今は逆に甲賀弦之介を一所懸命に引きずって階段の陰に隠しているのだなぁと思うと感無量です。
その際に一瞬だけ顔を擦り寄らせているのが実に切なかったりしますが、そんなところで以下次号。
参考資料
●甲賀忍法帖生き残り対策マニュアル●
2004年5月24日
最新号の「週刊コミックバンチ」の『がうがうわー太』(梅沢和実/新潮社)を読んだら、
ラスト1ページをフルに使って眼鏡をかけたままボロボロ泣く尾田島淳子委員長が「次回、最終回!」という煽り文句と共に描かれていた、という夢を見た今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
本日のオススメ。
●M:NBG●
●Gallery -小泉チカ-●
●Sky-Net●
→ GW → 日高メグミ <今日の5の2
キャラクター★ヴィクトリカ・ド・ブロワ(『GOSICK II −ゴシック・その罪は−名もなき−』桜庭一樹/富士見書房)
「ライトノベル」にして「ミステリー」、しかも「リニューアル後のテーマは“LOVE”」
というはっきり言ってかなりムチャな富士見ミステリー文庫の要求に武田日向のイラストや作者・桜庭一樹のあとがきも含め一丸となって真っ向から応える正統派、それがGOSICKシリーズです。
まずミステリーとしては「登場人物表や引用文による惹句がある」
「警察は無能」
「刑事の身内にして天才肌の探偵役」
「舞台は1924年のヨーロッパの小国・ソヴュール王国だが、主人公である日本人の少年(留学生)・久城一弥(15)がワトソン役を務める(視点は基本的には彼の一人称で固定)ことで舞台の導入・説明を容易にしている」
「(ライトノベルですが舞台が異世界ではないので)物理法則がまともなのはもちろん、トリックや伏線まで含めてもぶっ飛んだところはない」といったところが挙げられます。
要するに古式ゆかしい体裁の上でまともなミステリーを構築しているわけです。
逆にまとも過ぎてミステリーに慣れ親しんでいるとサプライズに欠ける気もします。
しかし、ライトノベルとしてはちょっとしたサプライズがあります。それがヒロインのヴィクトリカ・ド・ブロワです。
前述した「刑事の身内にして天才肌の探偵役」というのが彼女のことです(ちなみに兄がグレヴィール・ド・ブロワ警部です)。
彼女の「ゴスロリ(ちなみに身長140cm程度)な金髪碧眼美少女」という容姿は、ライトノベルのヒロインとしてはまともなのですが、
彼女にはまともでないことがふたつばかりあります。
ひとつは、彼女の声が「老人のような、しわがれて低い声」であることです。
まぁそれは今回置いておきます。
もうひとつは、彼女が「常に白い陶器のパイプをくわえて吸っている」ことです。
ライトノベルでも常に煙草をくわえている女性は時々見かけますが
ライトノベルはおろかミステリーでも現実でも常にパイプをくわえている女性、というのを浅学ながら私は知りません。
しかし、タバコではなく白い陶器のパイプというところが、彼女のゴスロリなイメージを崩すどころか強化してくれ、
更に偉大な名探偵の先輩シャーロック・ホームズのイメージを付与してくれます(余談ですが、「最後の挨拶」が1914年、わずか10年前の事件だったりします)。
そう、男女構わずいい男・いい女というのは「唇に何かくわえた状態」が様になるらしいですが、彼女はパイプをくわえた姿が実に様になっているのです。
そして読者は、そんな魅力的な彼女の「聖マルグリッド学園生でありながらいつも授業に出ずに大図書館最上階の植物園で複数の本を放射線状に並べて高速で読んでいる」
「見てもいないのに久城一弥のその日の行動をピタリと当てる(正にシャーロック・ホームズ!)」
「湧き出る“知恵の泉”が混沌の欠片を再構成してそれを言語化する(要するに事件の真相を看破して説明する)」といった天才ぶりから
「外出する機会が少ないので世間知らず」
「小動物のようにもぐもぐとお菓子を食べる」
「リスのようにほっぺたをふくらませてすねる」
「びたーんと転んで顔を小さな両手で押さえて痛がる」という少女ぶりまでその言動にいちいち惑わされ、
サプライズに欠けると前述したミステリーの真相から目を逸らされてしまうのです(オイオイ)。
もちろん、ヴィクトリカ単体だけでライトノベルとしての魅力が尽きてしまうわけではなく、
「中途半端な秀才」で<春くる死神>でワトソン役な主人公・久城一弥(ちなみに一弥なのに三男だったりします)が
探偵役で「囚われの姫」であるヴィクトリカと「ボーイ・ミーツ・ガール」することでボーイがナイトに成長していく様子を描いたまともなライトノベルになっています。
とにかく次回が楽しみな作品です。まずは英国からの留学生、アブリル・ブラッドリーが真価を発揮する作品をお願いいたします。
最後に余談ですが、桜庭一樹は一部で美少女作家と言われているらしいです。私はあとがきを読むまで女性であることすら気づきませんでしたが。
参考資料
●甲斐高風のBOOK LIST(桜庭一樹)●
2004年5月31日
魔法少女に対抗して魔法淑女というのはどうかなぁ、
魔法少女が少女から淑女に変身するように、魔法淑女は淑女から娼婦に変身するのはどうかなぁ、
とか考えている場合ではない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
本日発売の「週刊ヤングマガジン」第27号に「ミスマガジン2004」でファイナルに進出した5人が載っていました。
●2004年4月6日の日記●で希望したのは
小阪由佳(18)・浅野昭子(16)・中澤優子(19)・山崎真実(18)・原田桜怜(18)で、
実際の結果は星野飛鳥(17)・松嶋初音(16)・
山崎真実・
小阪由佳・
原田桜怜でした。
意外に一致していたりします。
4月6日以降から今日までの間に私の中では小阪由佳・原田桜怜の株が下降し、山崎真実の株が上昇したので、
ミスマガジンの本命は表紙のポジションでセンターをとっていた、そして身長が何故か前回の172cmから169cmに改められていた山崎真実、
対抗は小阪由佳を挙げておくことにします。
本日のオススメ。
●『げんしけん』公式サイト●
●『くじびきアンバランス』公式サイト●
←『げんしけん』本編より気になります。
本日の(共同管理人の)オススメ。
●男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ●
●【電車男 緊急指令 「めしどこか たのむ」】●
既にご存知の方が大半でしょうが、主要登場人物が
ちょっぴり大人のエルメスさんに精一杯の背伸び中の電車男、
そして電車男を見守る
友達(!)の3人(?)だけなのに、主人公の成長・主人公とヒロインとの恋愛・主人公と友達との友情、
その全てを不可分一体に描くことに成功した極上のドラマです。
例えば、好感の持てる登場人物達。
例えば、序盤、中盤、終盤できちんと重要アイテムしているティーカップや彼女の友人等、伏線の登場の仕方と回収の仕方の秀逸さ。
例えば、青春ドラマ版『24』とでも呼べるリアルタイムで進行する臨場感。
例えば、我々が感情移入しやすい(ジャック・バウアーとは程遠い)主人公や、視聴者参加形式(!)による一体感。
例えば、より主人公への感情移入を高め、主人公の主観を理解させつつ、逆に相手側の主観はおろか、客観的な情報さえわからなくさせ、
恋愛のドキドキ感を表現することに成功した「主人公の一人称に完全に固定された視点」。
こういった点がこのドラマを極上の作品にしていると思われます。
どのくらい極上の作品かというと、この物語を読んでいる最中に感動のあまりパソコンがフリーズしたくらい極上の作品です。
で、後日談。
●The Perfect Insider●
●[Web]・電車男氏、衝撃の発言。そして●
●Otsune●
●[2ch] 電車男のその後●
みなみけ 第9話「説明せよ」
・ 今回は第3話以来ずっと「おかしなこと」が気になっていたらしい三女・千秋編。
「あい?」っていう無防備な感じの返事が可愛いです。
・ 縦半分のタイトルイラストも今回で早くも4回目です。
・ 千秋は「いい中学」(私立?)に進学希望のようですが、そうなると今通っている小学校はあんな品のいい制服だったりするのに公立なのでしょうか。
夏奈の通っている(春香も通っていた)中学校は近所で、これはまず間違えなく公立でしょう。
春香の通っている高校は近所で、この条件だけでは公立は私立かはわかりませんね。
・ まだ中学入試なんて考える学年ではないのか、南家に塾に行く余裕がないのかわかりませんが、千秋の受験勉強が独学っぽいのが妙に気になります。
・ 千秋は本当に「ハルカ姉様」のことを慕っているのですね。髪形も意図的に似せているのでしょうね。
しかし、欄外の煽り文が春香のことを「本作品唯一の常識人」と連呼しているのには個人的には疑問を覚えます。
・ 南家三姉妹は全員(少なくとも箸と鉛筆は)右利きのようです。
・ とりあえずカープは4位浮上だ!よかったな夏奈!(←5位転落したベイスターズファンが爽やかな笑顔で捧げるエール)
参考資料
●桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)●
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