第二章  城崎市タウンガイド

2.東宮前商店街

 学園の所在する東宮前地区は、城鉄白岡線と併走する国道を挟んで東宮前商店街があります。この商店街は、良く言えば地域密着型の、個人商店を中心とした小商店群です。東宮前の商店群で学園生徒がよく利用するのは、次のような店舗です。

◆文新堂:バス停中等部前のすぐそばにある書店。東宮前商店街には珍しい大型店舗で、コミック・雑誌から学術書まで幅広く扱う。学園の教科書(大学)・副読本の取扱業者でもある。2階建てで、学術書や専門書は2階におかれており、大学生がよくたむろしている。

◆スタジオ☆メルク:またの名を中野楽器。吹奏楽部が消耗品などを買うのに利用しているが、主な客は学生バンド。桔梗祭でのバンド演奏は、ここから音響機器を借りることが慣例化している。

◆パンの藤村:パン屋さん。調理パンは夜6時を越えると夜間割引、さらに翌朝には前日割り引き(半額)で販売している。開店時間が早いため、一部生徒は登校中にここで前日パンを購入しているらしい。また、基本的には持ち帰りだが、奥の茶の間のようなところで食べていくこともできる。パンの他、飲み物や市販の菓子、饅頭なども売っている。

◆あぜ道:軽食屋。文新堂の向かいにあり、比較的使い勝手がいい。廉価である程度の食事ができることや、店内の独特の砕けた雰囲気などから人気は高いのだが、平日の昼食に利用できない(学校を抜け出せないため)のが痛い。中・高・大を問わず、学園生徒がたむろしている。

◆小西サイクル:自転車屋。パンクした自転車を修理してもらうのにちょうどいい立地。ご主人の小西さんは気さくな人柄で、修理をしながら話しかけてくることが多い。

◆らびっと・がぁでん:ファンシーショップ。文具も一通りおいているが、主流はファンシーグッズ。顧客層も、当然そちらに偏りがち。だが、購買は基本的な文具しか置いていないため、この店のお世話になることも多い。

◆お好み焼き「たぬき」:バス停にほど近いところにある広島風のお好み焼き屋。夕方から夜にかけて、高校生や学生が多く利用する。「あぜ道」と並ぶ城高生のたまり場の一つ。

◆箕輪神社:「宮前」の名前のもとになった神社。市内最大級の神社だが、全国レベルでは大きい方ではない。宮司が動物の世話をするのが好きなため、野良猫が境内に多く集まっている。毎年十月上旬に行われる祭りはそれなりに大規模。

 

 

 

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