甲斐高風のDIARY

2019年9月



 
2019年9月8日
 よだれ鶏っていつの間に日本でこんなに有名になったんだろうと首を傾げる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日のオススメ。


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 本日の読破本。

悲嘆の門(下)(宮部みゆき/毎日新聞社→新潮社)英雄の書−2(下)、『悲嘆の門(上)』『悲嘆の門(中)』と同時発売 (2018/01/16)
十二人の死にたい子どもたち(冲方丁/文芸春秋)第156回直木三十五賞候補作、受賞作は『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎)、映画版あり、 (2019/03/19)
花のズッコケ児童会長(那須正幹/ポプラ社)ズッコケ三人組−11 (1985/06/--→電子書籍文庫版2019/08/26)
ズッコケ宇宙大旅行(那須正幹/ポプラ社)ズッコケ三人組−12 (1985/12/--→電子書籍文庫版2019/08/27)
うわさのズッコケ株式会社(那須正幹/ポプラ社)ズッコケ三人組−13 (1986/07/--→電子書籍文庫版2019/08/28)
ズッコケ恐怖体験(那須正幹/ポプラ社)ズッコケ三人組−14 (1986/12/--→電子書籍文庫版2019/09/07)
ズッコケ結婚相談所(那須正幹/ポプラ社)ズッコケ三人組−15 (1987/07/--→電子書籍文庫版2019/09/07)
ミステリなやっぱりふたり(太田忠司/幻冬舎)京堂景子&新太郎−5、連作短編集、「皮肉な夕食」「死ぬ前に殺された男」「公園の紳士」「右腕の行方」「善人の嘘」「昭和レトロな事件」「容疑者・京堂新太郎」収録、太田忠司著書100冊目 (2019/08/29)
2019.08 妄想トリビュート2(みずしな孝之/ロッキング・オン)(2019/08/30)
この素晴らしい世界に祝福を!紅魔の里編(暁なつめ)『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』1週目入場者特典(cf.2週目「アクセルの街編」3週目「三嶋くろね描きおろしミニ色紙パネル(全5種(カズマ、めぐみん、ゆんゆん、アクア、ダクネス)/ランダム)」) (2019/08/30)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST


『十二人の死にたい子どもたち』(冲方丁/文藝春秋 2016.10 → 文春文庫 2018.10)
・ 廃病院で安楽死をするために集まった12人の少年少女の物語。のはずがそこに集まったのは13人だった、という物語。

・ 第156回直木三十五賞候補作、受賞作は『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎)。

・ 文庫版になってから読もうとしていたら映画になってしまった。映画公開前に文庫版が出たので慌てて読んだ。ちなみに映画も観た。

・ 文庫版の吉田伸子(書評家)の解説によれば『十二人の怒れる男』『12人の優しい日本人』に続く「十二人もの」。 もちろん甲斐高風もタイトルからも赤の他人同士による会話劇と全員一致まで繰り返される投票によるミステリという点からも両作品を思い出しながら読んでいたが、 第三者を裁くのではなく、お互いが裁き裁かれる当事者になるという点から16人の「ダンガンロンパ」シリーズや15人の『15×24』(新城カズマ/集英社スーパーダッシュ文庫)も思い出しながら読んでいた。 全部まとめて甲斐高風の中では「陪審員もの」になっている(←陪審員が当事者という矛盾)。

・ 読んでいる間はあまり思わなかったのだが、閉鎖空間に1人多いという点は『11人いる!』(萩尾望都)も入っているのかなこれ。

・ 他の人の感想見ると読む前はデスゲームものだと思っていた人がいたりするようだ。「ダンガンロンパ」を思い出している時点で甲斐高風も人のこと言えないのでは。

・ 「死にたいから殺さないで」という映画版の惹句はこの作品のよさを伝えていない気がする。

・ こういうことは書いておかないと忘れてしまうので書いておくと、読んでいる時は10番・セイゴの声が細谷佳正で脳内再生されていた。


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