・ ラジオ番組『たまむすび』内で放送されていた「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」(TBSラジオ 2012.04.06.-2016.09.23.)を書籍化した『伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1』(伊集院光/宝島社 2016.10)がきっかけで視聴。
・ ↓によるとオリジナルはテルグ語版で、日本版はヒンディー語吹替版『Makkhi』らしい。EegaもMakkhiもハエのこと。
●ユーリズモ● → HOBBY → インド映画夜話 → Eega (マッキー)
・ 内容は↓の
「「ゴースト/ニューヨークの幻」のハエバージョン」という表現がわかりやすい。
ちなみにPlayStation Storeでレンタルして日本版の字幕版を視聴したのだけれど、そこには内容は
「ハエの10倍返し!」と書いてあった。
●三角絞めでつかまえて●
●マッキー(ネタバレ)●
・ マッキー(ハエ)となった主人公・ジャニ(人間の時はナーニが演じているがマッキーになった後は一切喋ったりはしない)のキレッキレの動き。
悪役社長・スディープ(スディープ)の憎たらしい演技。
ヒロイン・ビンドゥ(サマンサ・ルス・プラブ)の可愛らしさ。
ここをきちんとおさえてハエとしてベストを尽くす(上で挙げた「三角絞めでつかまえて」の言葉を借りると
「“虫にされたらイヤなこと”を次々と実践する」)ことで、
このトンデモ映画を復讐劇とコメディを両立させたエンターテインメント映画としてきちんと成立させている。
・ そしてこの作品は実は割と歌と踊りがお約束のインド映画の初心者向け作品としてオススメすることができる。歌と踊りをすんなり受け入れられることができるというか、むしろ歌と踊り以外でマッキーになった主人公の心情を表現する方法があったら教えてほしい。