甲斐高風のGAME REPORT

『WILD ARMS ADSVANCED3rd』(ソニー・コンピュータエンタテインメント/プレイステーション2)


Chapter3〜Epilogue


22:43「バスカーコロニー」(2002年4月15日)
Chapter3
 OPが2番に、ED(ゲームを中断するときに流れる)が口笛バージョンになりました。

V.S.ブエル
 最終決戦も終わり、平和が戻ってきました(大嘘)。 実は既に【蒼の脅威】こと蒼の騎士・魔族ジークフリードが復活していたりするのですが、そんなことは知らないヴァージニア達は【運命の箱船教団】の教主ラミアムから新たな依頼を受けます。 本当に貴重な取引先ですねぇ。 しかし、かなりヴァージニア達を買ってくれているようなことを言っていますが、別名「渡り鳥達の職業斡旋所」とか呼ばれているってことは、きっと他の渡り鳥達にも同じようなことを言っているんでしょうねぇ。
 ともかく、「竜機果つる墓所」に赴いて坑道廃棄作戦を実行。仮にも星の未来を賭して戦ったチームがその直後やる仕事として相応しいのか疑問を覚えつつ、 ジェットのグッズ・ラジカルスニーカー(踵に仕込まれたばねの力により、垂直方向に高く跳躍する効果)を入手。 ちなみに、この世界の魔族や【ドラゴン】は半生体半機械融合構造体なんだそうです。私の知っているそれらとはかなりイメージが違いますねぇ。
 寄り道して「ジェムストーンケイブ」で【石の獅子王】、「ゴブズアジト」で【石の影狼】を入手。

V.S.スケアクロウ&スチームギア&レオンハルト
 魔族の気配に気づいたヴァージニア達は、「バスカーコロニー」に向かい、更にそこからこの世界の歴史のお勉強をしに、シェーンに連れられて(!)「星の足跡」へ。  そこで従者の3つの呪紋によって魔族化した3預言者が登場。早速刺客を放たれます。ネーミングセンスもそこそこ向上してきたようですが、 レオンハルトが魔女っ子マヤと同じ【発禁呪文!?】を使うところに若干の疑問を覚えつつもこれを撃退すると、

「…我はこやつらに魔族の力を授けた。そして、お前たちには、【恐怖】を授けてやろう…」

 と、ジェイナスを生贄にして復活したとは思えないかっこよさで魔族ジークフリードが登場ッ!!……そして、特に何もしないで3預言者ともども退場ッ!!……ここら辺がジェイナスを生贄にした影響なんでしょうか?

33:08「ラクシスランド」(2002年4月22日)
 なんかOP(1番)もEDも1回だけ英語バージョンになりました。なんで?

V.S.パラル・クォ・ナーガ
V.S.ロンバルディア
V.S.テレパスタワー1号基×3
 「ジョリーロジャー」で砂上艇を譲ってくれたエミリアから3月前に消息をたった彼氏・航海士マーリオの敵討ちを依頼される。 実はヴァージニア達も1度そいつにはやられているんですけどね。 しかし、もはやかつてとは実力が違います。【豪腕の一振り】をかわし、【アンカー射出後、急速巻き上げ】【牽制後、目標を追撃】【(最高位主砲・アークスマッシャーによる)全装弾数一斉発射(しかもクリティカル)】で 9,999,999のカウンターストップダメージであっさりと撃破し、マーリオの遺品【スーツケース】をエミリアに届け、代わりに【石の女神】を入手。
 そして、【ドラゴン】と外宇宙の話題が満載の「ラクシスランド」でギャロウズのグッズ・クレイマードールズ(音の精霊を宿した人形から魔獣を惹きつける旋律を放つ)を入手し、「ドラゴンズレア」に赴いて、竜機(ドラゴン)・ロンバルディアを仲間に。  ついでに寄り道して外宇宙との通信塔を破壊。全部で16基もあるらしいです。外宇宙から這い寄る混沌(?)とジークフリードを共倒れにさせるっていうのはダメなんでしょうか。
 ちなみにギャロウズのピンチッ!でボンバーディア×4&リンチ×2にタコ殴りにあって7回目のゲームオーバー&(未練がましくコンティニューしてみたけれど)8回目のゲームオーバーに。

V.S.アリオッチ×4
 寄り道。「バラックライズ」から「瘴気の魔窟」に赴き、積層型封術式にクレイマードールズを使用したら登場する隠しボス。 めちゃめちゃ弱かったのですが、復讐大公を自称し100度敗北するまでは復讐をあきらめないそうです。

V.S.エフレム・ザイン
 「ABYSS」の地下10階で【石の竜神】を入手。今回はとりあえずそこで地上に戻ってきたのですが、深奥は地下101階と聞きましたぞ。 能力的にはいつか挑めるようになるかもしれないけど、時間的に挑むのは不可能じゃないかと。あぁ、そうそう、早速アリオッチを1回目の返り討ち(笑)。

【石の獅子王】→V.S.ジャスティーン【勇気の紋章】
【石の影狼】→V.S.ルシエド【欲望の顎】
【石の女神】→V.S.ラフティーナ【愛の奇跡】
【石の竜神】→V.S.ゼファー【希望のかけら】
 「堕ちた聖域」で貴種守護獣に力を示し、黄金のミーディアムを入手。 ついでに今までの8枚の銀のミーディアムも黄金のミーディアムにパワーアップしてもらえます。 ちなみにゼファーには【エクスプローダー】(対象を爆弾化。対象を爆死させつつ全体にもダメージ)に難儀させられて9回目のゲームオーバーに。

V.S.ポンプール
 寄り道。「ディスティニーアーク」の黒いメモリーフィギュアにクレイマードールズを使用したら登場する隠しボス。
 ……あれ?そういえば次の目的ってそもそもなんでしたっけ?

V.S.フンババ
 ……やっと次の目的地を思い出しました。ファルガイア荒廃の謎を調べようと、クライヴが持っていた【古い地図の切れ端】を頼りに、彼がかつてベルリッツと共に訪れ、ベルリッツを失った「はるか夢の址」へ。 しかし、このベルリッツ、かっこいいです。クライヴの師匠にして養父(妻キャスリンの父)で、彼を「若造」「莫迦者」呼ばわり、しかも考古学者としてきちんとファルガイア荒廃の謎の正体に迫っていたのですから。 ちなみにアリオッチを2回目の返り討ち。

V.S.テレパスタワー2号基×3
V.S.カメレオンマン
 「ガンナーズヘヴン」ベテランリーグに挑んだら1戦目のメリクルウス×4によって10回目のゲームオーバーに。
 気を取り直して、例の助っ人のアドバイスに従って、落ちた空中都市「フィラ=デル=フィア」へ。 クライヴのグッズ・アンカーフック(先端に鉤のついた鎖を頭上に投擲する)を入手。そして、アリオッチを3回目の返り討ち。 で、どんな宝石よりも美しく輝く純度の高い星命エネルギーの結晶体【涙のかけら】の情報を入手。

ヴァージニア「どんな宝石よりも美しく…宝石…、宝石…あれ、何だろう、この引っ掛かりは…?」

マヤ「――にええええっ、ぺしょッ!」

 マヤ、忘れられてるのかッ!!マヤ、そんなベタベタな展開なのかッ!!マヤ、そんなクシャミなのかッ!! しかもマヤ、アルフレッドに論破されそうになって涙目でムキになっているし。かわいいけど……私の第一印象はかっこいいだったのに……(思わずこっちも涙目)
 寄り道。「サウスファーム」発「イーストハイランド」行列車で多発する失踪事件の正体・廃駅「サンセットピーク」に。でも、みんなヴァージニア達と同じ原因で失踪したのなら、絶対に無事に戻れるはずなんですけど。

V.S.マヤ・シュレディンガー&アルフレッド・シュレディンガー&トッド・デュカキス&シェイディ・サウザント
 はい、【涙のかけら】を求めて「ケイジングタワー」へ行ったら予想通りウワサのシュレディンガー一家と6度目の邂逅にして4度目の対決です。 ところで、シェイディが【火】【氷】属性が無効なのはその手のブレスを吐くから納得として、【水】属性が弱点っていうのは……猫だから? 今回はアルフレッドが投げた発破をトッドが【早撃ち】で散らしてシェイディのベイキングブレスで全体に爆発させるという連係技【ワイルドバンチ】を使ってきます。 更に今回はマヤが左脇のホルスターからリボルバー・バンテージレイジMM、右手袋に仕込んでいたのをギミックを使って取り出したロングバレル、背中からロングライフル、スカートの中をごそごそやってガトリング砲・AW−8RSTN87、 そしてくるっと回りつつどこからともなく取り出したバズーカ砲の連続攻撃【カラミティジェーン】を使ってきます。「戦闘は火力!」(梅崎真紀『ジオブリーダーズ』伊藤明弘/少年画報社)ですね。
 『ワイルドバンチ』ってのはサム・ペキンパーの代表作のことだよなぁ。確か内容は「滅びの美学」な西部劇だったような気がしますが。 そして、カラミティ・ジェーンってのは西部劇ではベル・スタアと並ぶ女無法者マーサ・ジェーン・キャナリーのことで…… え、前々作に登場しているの?どれどれ……(検索中)……

ジェーン・マックスウェル(14)

 ……マックスウェル!?マックスウェルってヴァージニアのファミリーネームだッ!!(爆笑)
 ま、それはともかく、ここの【涙のかけら】は3預言者がヴァージニア達をおびき出すエサ(つまりニセモノ)だったのですが、 その3預言者も本物の【涙のかけら】の所在はつかめておらず、なぜかその所在をシュレディンガー一家がつかんでいたことからマヤが誘拐されてしまいます。 その後アルフレッドが火を見ると気分が落ち着く性質であることやシェイディが腹の空き具合から分単位で時刻を特定できることなどを知りつつ、シュレディンガー一家と共にマヤ救出へ。
 敵のアジトで後手に縛られて床に転がされているマヤもこれはこれで西部劇の王道だなぁ。あ、そういえばブラックマーケットの会員証【ブラックパス】を入手。

V.S.クラーケン
 寄り道(←してる場合か?)。「ティティーツイスター」の井戸にクレイマードールズを使用したら登場する隠しボス。時期尚早だったのか、早々にジェット、クライヴ、ギャロウズは戦闘不能に陥りますが、 ヴァージニアが【豪腕の一振り】を【ATPブロッカー】で捌きまくり(11回ッ!!)、くらっても【ライフドレイン】で回復しつつ攻撃、 【ハイドロランチャー】【メイルシュトローム】は【水】属性耐性で無効にしつつ、こちらの【水】属性魔法【プレッシャー】は相手の弱点という感じで一人でパーソナルスキル発動させまくって経験値ボーナス×9.9で倒してしまいます。 おかげでレベルがジェット45、クライヴ46、ギャロウズ47なのにヴァージニアだけ63に(笑)。  そんな折、ジェットのピンチッ!でグレムリン&ジャックランタン×3に襲われ、グレムリンの武器の動作不良を引き起こす特殊能力とジャックランタンの【人体発火現象】(対象が爆死)で11回目のゲームオーバーに。 ジェット、不憫だなぁ。

V.S.ヘイムダル・ガッツォー
V.S.ザダス×2(?)
 マヤを追って「魔獣処理解体施設」へ。シュレディンガー一家の思い出話を聞きながら奥へ。前者は積層型封術式にクレイマードールズを使用したら登場する隠しボス。 しかし、ブエル、フンババ、カメレオンマン、ザダス×2(?)と、このChapterに入ってから単に遺跡に住み着いただけのどうでもいいボスが多くないですか?
 ここにはマヤはいなかったもののマヤの【落ちていた文庫本】を入手し、その中にしおり代わりに挟まれていた【カードキー】を入手。 ちなみに本のタイトルは『荒野の災厄娘4 〜やらずぶったくり〜』でした。前回の対決時に使おうとしていた新刊というのがこれらしいんですが、これを読んだら一体何に変身したんでしょう? そして、ヴァージニア、君もこのシリーズを読んでいたそうじゃないか。結局似たもの同士なんだねぇ、君達。
 で、結局、【涙のかけら】を入手してマヤと交換することに。 しかし、自分達で赴けば済むところを、【涙のかけら】を奪われる危険を冒してまでヴァージニア達に頼むとは相変わらず敵サイドは深刻な人手不足のようです。 それとも単に、【カードキー】がなくて【涙のかけら】が入手できなかったんでしょうか?
 それにしてもマヤ、魔族ジークフリードにまで

「魔族すらも凌駕する尋常ならざる精神力と、狭窄的な性格を背景とした、極度に激しい思い込み」

 と、評されていました。やはり只者ではありません。

V.S.リヒャルト・アルカエスト&ミレディ・ヴァレンティ&マリク・ベンディック
 シュレディンガー一家とは別行動で「記憶の遺跡」に赴いて【涙のかけら】を入手。現れた3預言者にマヤと【涙のかけら】を交換したら、マヤはホログラムで、 でもそこに駆けつけたシュレディンガー一家のおかげで、再びヴァージニアが【涙のかけら】を手中に収めかけた時、更なる乱入者がッ!! その名は、アースガルズッ!!って、再登場は予想していたけれど、よりにもよってこのタイミングかッ!! 結局、【涙のかけら】はあちらの手に渡ってしまいます。もっとも、アルフレッドの使ったあるパターンの信号を発する特殊な金属粉による発破で、敵のアジトの見当はつきましたが。
 しかし、ジェイナス、ミレディ、マリク、リヒャルトと魔族化した連中を見てきましたが、 なんでマリクだけすっかり昔の面影がなくなっちゃっているんでしょう? どこからどう見たって鳥ですよ、鳥。もはや嫌味に笑われてもわかません。

43:08「ナイトメアキャッスル」(2002年4月29日、2002年5月6日)
V.S.オセ
V.S.ミレディ・ヴァレンティ&マリク・ベンディック
V.S.ワイバーン
 第08号調査ポイントこと、敵のアジト「機神のゆりかご」に……バリアが張られていて入れないッ!! 仕方がないので【運命の箱船教団】の「仄暗き根の路」を使って「機神のゆりかご」に進撃します。 途中でヴァージニアのグッズ・チェンジクレスト(ジェムの性質や位置に作用する呪符を前方に投射、たまに動物の性質にも作用)を入手。
 しかし、シュレディンガー一家も進撃している上に、マリクが壊れたりミレディが実はクライヴに「イヤよイヤよも好きのうち」(?)だったりと、 アースガルズが戦線復帰後(ちなみに吹っ飛ばされた先は過去でした)も相変わらず人材不足が深刻な敵サイド。 どのくらい深刻かというと、そのアースガルズが例の助っ人に足止めを食らってしまった結果、マヤの監視を怠ってマヤに逃げられるくらい(笑)。
 と、いうわけでなんとマヤとジークフリードの一騎討ち。 マヤのバンテージレインMMとジークフリードのグラムザンバー・ネメシスをお互いがかわしまくる中、女の隠し武器(だから下品)AW−RTSM87を直撃させ、まさかのマヤ優勢(笑)。 このままヴァージニア達を無視して話が終わってしまうのかッ!! と、思ったら【涙のかけら】を使ってジークフリードが回復し、【ジークインパルス】で反撃。 マヤは深手を負ったものの、シュレディンガー一家と合流し、根性で追撃を計ります。 一方、最終兵器のはずが脱出ポッド扱いと化した「デウス エクス マキナ」(ラテン語で「機械仕掛けの神」)で脱出したジークフリードとリヒャルトは、「デウス エクス マキナ」のステルス化&空にワイバーンを放ち時間稼ぎを計ります。 なんだか泣けてきます。

V.S.ジョン・ディー
 寄り道。「グリーンロッジ」の積層型封術式にクレイマードールズを使用したら登場する隠しボス。 魔女っ子マヤの得意技【発禁呪文!?】に加え【無修正呪文!?】まで使ってきます。って、どんな魔法なんだか。 今回はギャロウズが大活躍。他の3人が戦闘不能に陥る中、【光】属性耐性で【無修正呪文!?】を無効化しつつ、【ウィークメーカー】でムリヤリ弱点にした【地】属性魔法【ペトリフィケイト】と回復アイテム・ポーションベリーを使いまくり。 99個持っていたポーションベリーを一桁まで使って辛くも勝利し、経験地ボーナス×9.9でギャロウズのレベルが59から一気に67に(笑)。

V.S.タラスク・パワード
 寄り道。「カ・ティンギル」の積層型封術式にクレイマードールズを使用したら登場する隠しボス。

V.S.ファフニール
V.S.リヒャルト・アルカエスト&クローン・ミレディ・ヴァレンティ&クローン・マリク・ベンディック
V.S.ジークフリード
V.S.ドラグナージーク
 ロンバルディアで「デウス エクス マキナ」に突入。突入後いきなりの敵と遭遇ッ!!……で、アリオッチを4回目の返り討ち(笑)。おどかせやがって。
 まぁ、それはそれとして、マヤが復帰したシュレディンガー一家とも無事再会。しかし、ヴァージニア達にはロンバルディアという空を飛ぶ手段があるんですが、マヤ達はどうやってこの空中要塞に入れたのでしょうか? 「機神のゆりかご」で起動させた時に既に乗り移っていたにしてはあれからだいぶ時間が経ちますし(←寄り道なんかしているからだ)。
 まぁ、それはそれとして、仮にもここは魔族の要塞なので 秘学による防御システムなんぞが作動しているのですが、 マヤ・シュレディンガー『素直になって、自分』こと文学少女バージョンがマニュアルを読むだけでなんとかしてしまいます。凄いなぁ。 ちなみにこの分厚いぐりぐり眼鏡に清楚な寄宿舎風制服がマヤの素体(本来の姿)だそうで、 ジークフリードはマヤ誘拐時に『素直になって、自分』を使ってマヤから【涙のかけら】のありかを聞き出したらしいんですが…… マヤはあの変身能力を自分の意思で制御できないのかッ!!それって読書中はかなり周りがはた迷惑な気がするんですけどッ!!
 まぁ、それはそれとして、戦力不足だからか寂しがりやだからかよくわからないが死した仲間のクローンを引き連れたリヒャルトを撃破し、ジェットの真実が明らかになり、ジークフリードも撃破。 そのジークフリードは残った力で竜機ファフニールと一体化し竜騎士となろうとしますが、そこに現れたのがみんなを先に脱出させ一人残ったマヤ。今回はなんと竜機に搭載している武器・ファフニールホーンをその精神力で使いこなし、 またしてもヴァージニア達をそっちのけでマヤとジークフリードの一騎討ち。しかし結局ジークフリードには逃走され、力尽きたところに天井が崩れ落ち流石のマヤも……

 ……いや、生きてるッ!!(私はここでマヤが死んじゃうと本気で思いました)魔女っ子として、ファイティングアーティストとして持てる力の全てを使い、 決して諦めないマヤ・シュレディンガー『荒野の災厄娘4 〜やらずぶったくり〜』(←再会時にヴァージニアから返してもらった)の姿がッ!! そう、今回は最強のレディ・ガンナーの一人、荒野の災厄娘ことマーサ・ジェーン・キャナリー(カラミティ・ジェーンッ!!)バージョンなのだッ!! と、いうことでみんなで無事に脱出してロンバルディアで竜騎士化したジークフリードを撃破。 それにしてもジークフリードは、蒼い甲冑に身を包み、兜で目元を隠し、槍を使い、おまけに竜騎士と、何かと我が心の師、カイン・ハイウインド(FFIV)を思い出させる奴でした。
 まぁ、それはそれとして、青く輝く水の星、かつてのファルガイアという新たな宝石(笑)を次の目標に定めたシュレディンガー一家ともここでお別れ。 さりげなくトッドがマヤに愛の告白をしていた気もするが、多分気のせいでしょう。
Chapter4
 OPにウワサのシュレディンガー一家が登場し、EDが2番になりました。あと、OP(1番)の英語バージョンが2回目の登場とED(1番)の英語バージョンも登場。

V.S.ハイドラ
V.S.サラマンドラ
 今度こそ平和が戻ってきました。「バスカーコロニー」で祝宴です。 しかし、例の助っ人とアースガルズは放ったからしのままですし、ファルガイア荒廃の原因もつかめていませんし、なんだか真の黒幕(?)も暗躍している感じですし、そもそも本当に平和が戻ってきたのならChapter4が始まるわけがありません(笑)。 どうやら、真の平和はまだ先のようです。なんてことをぼんやりと考えていたら、本作のヒロイン(笑)・シェーンがその真の黒幕に「兄上のお役に立ちたい恋心」(笑)をそそのかされて「生け贄の祭壇」へ。 【柱】がその身を捧げてファルガイアそのものの生命力【ガイア】を得るところらしいのですが……それってシェーンが死んじゃうってことかッ!!慌てて追いかけて、なんとかシェーンを正気に戻します。 ここのギャロウズは本当にかっこよくて、ここのシェーンは本当にかわいいです。Prologueの台詞も効いてきますしね。
 さて、再会した例の助っ人から真の黒幕こと夢魔ベアトリーチェについての話が聞けます。シェーンの夢の中に「夢の中の君」として登場してシェーンを利用したように、 かつての「七人委員会」の制御管理部門、デュラン・ブライアンの夢の中にも登場して彼を利用していたようです。 そしてどうやら、その利用された結果がファルガイアの荒廃につながるらしいのです。 お前が原因だったのか、窓際族ッ!!

V.S.テレパスタワー3号基×3
V.S.テレパスタワー4号基×3
V.S.テレパスタワー5号基×3
V.S.這い寄る混沌
V.S.テレパスタワー6号基×3
V.S.テレパスタワー7号基×3
V.S.テレパスタワー8号基×3
V.S.テレパスタワー9号基×3
V.S.テレパスタワー10号基×3
V.S.テレパスタワー13号基×3
V.S.テレパスタワー12号基×3
V.S.メリクリウス×4→ガッシャ・スケルトン×3→バムルプリス→アウドムラ&スレイプニル→エグリゴリ×6
 寄り道。テレパスタワーイベント前半戦と「ガンナーズヘヴン」ベテランリーグ制覇。
 と、ここでジェットがピンチッ!で這い寄る混沌×3に襲われる。これは仲間が駆けつけるまで持ちこたえたのだが、状態異常対策を怠ったため、【アルカンシエル】【ダイレクトヴォイス】で眠りにマヒに混乱にと状態異常しまくってこちらからは攻撃できず、 しかも敵も攻撃力が低いのでなかなか全滅はしないという千日手に陥り事実上12回目のゲームオーバーに。

V.S.テレパスタワー14号基×3
V.S.テレパスタワー15号基×3
V.S.テレパスタワー11号基×3
V.S.テレパスタワー10号基×3
V.S.テレパスタワー0号基
V.S.パラル・クォ・ナーガ
V.S.這い寄る円盤(5+20回)
V.S.這い寄る母船
 寄り道。テレパスタワーイベント後半戦。

V.S.ゲシュペンスト
V.S.アースガルズ
 夢魔ベアトリーチェが唐突に生やした「魔界柱」へ。 しかしこの「魔界柱」を潰したのは主を失ったアースガルズ。そして、死に場所を求めていたアースガルズと最終決戦。 しかし、このアースガルズ、【無敵の砦】として登場し、ヴァージニア達の障害となるはずがジェイナスの叛意もあって過去に飛ばされたり、颯爽と戻ってきたものの例の助っ人に足止めを食らったりと、 どうにも肝心な時に役に立っていない印象が強かったのですが。まさかここでジェットを説得するためだけに存在したわけじゃありませんよね?
 さて、ギャロウズが活躍し、ジェットが説得されれば次はクライヴの番です。と、いうわけで悩めるクライヴがここでまさかの戦線離脱。

V.S.ネビロス
 夢魔ベアトリーチェが唐突に生やした「背塔魔界柱」へ。投げ槍なネーミングです。チームの知恵袋を失ったヴァージニア、ジェット、ギャロウズはあっさりとベアトリーチェの罠に捕えられてしまいます。 「ケイジングタワー」の時のマヤだって、もう少し用心深かったのに……。しかし、娘ケイトリンによって立ち直ったクライヴに助けてもらいます。

ベアトリーチェ「伏兵を忍ばせて、危地を脱したの…?抜け目ないのね、ニンゲン…」

 ……いや、Chapter3からちょくちょくお目にかかっていたんだから、うちのチームの顔や名前はともかく、人数くらい覚えてくれてもいいんじゃない?

V.S.リリティア
 窮地に陥った例の助っ人を救出しに「ブーツヒル」で入手した【娘にあてた手紙】を元に「ミーミルズウェル」へ。そこで【傷ついた端末】【夢魔の鍵】を入手。 で、ここで例の助っ人の正体が判明するわけなんですが……あの……ここで、ヴァージニアが例の助っ人に向かって銃を撃つシーンがあるんですが…… このシーン、正確には例の助っ人ではなくてその後ろの装置を撃っているんですよね?例の助っ人がその位置に立たなければよかったんじゃないかと思うんですけど…… いや、後ろの装置を撃つことが例の助っ人を撃つことと同義なのはよくわかるんですけど、それでもヴァージニアの精神的負担はかなり軽減されるような気がするんですが…… あと、【娘にあてた手紙】、封がハートマークでした。いつぞやのジェットといい、ファルガイアの風習なんでしょうか。
 あ、ちなみにリリティアは隠れボスです。

V.S.ブラックボックス
 寄り道。「フォーチュンギア」で世界中の宝箱319個を空けたら登場する隠れボス。320個目の宝箱。

V.S.スケベ本×12
 寄り道。「レイライン研究所」でマイグランドレベルが18以上(!)だと登場する隠れボス。 『ERO COM』というタイトルらしい。12冊がかりで【グラッブ】(HP半減)と【アゴニーアフェクト】を連発してきた結果、なんと13回目のゲームオーバーに。
 これから【夢のお城】の舞踏会で憐れな最期のダンスを踊りに、っていうかベアトリーチェとの最終決戦に行くというのに『スケベ本』なんかに負けてられるかッ!!(←そもそも『スケベ本』を読んでいる場合ではない) コンティニューして【烈火の怒り】をクライヴから一番素早さと魔力の高いヴァージニアにインストール(【水のささやき】と交換)。所詮雑誌だから火属性が弱点なのはお見通しだッ!!

ヴァージニア、スケベ本×12に【ヴェルパーブラスト】(【烈火の怒り】の召喚魔法)→スケベ本×9を撃破
ジェット、ギャロウズに【クイック】(素早さ上昇)
スケベ本、悩ましポーズ
スケベ本、悩ましポーズ
スケベ本、悩ましポーズ
ギャロウズ、スケベ本×3に【アウゴエイデス】(【閃光の一撃】の召喚魔法)→スケベ本×3を撃破

 ……『スケベ本』に悩ましポーズとってもらってもなぁ。勝利しても『スケベ本』の中の悩ましポーズが拝めるのはヴァージニア達であって私ではないんだよなぁ。ヴァージニアは無意識に自分と比較しちゃうらしいです(笑)。 ちなみにマヤの方がヴァージニアより胸が大きいそうな。ちなみにキャスリンにケイトリン向けの本の仕入れを頼まれたものの難儀していた商人にマヤが自分の本を譲ってくれたそうな。 そうそう、アリオッチを5回目の返り討ち。

V.S.ディザスター・ブライト
V.S.ディザスター・ウォーター
V.S.ディザスター・ファイア
V.S.ディザスター・ムーン
V.S.ディザスター・アース
V.S.ディザスター・ウィンド
V.S.ディザスター・ラック
V.S.ティアマット
V.S.ベアトリーチェ
 バスカーの秘宝、どんな迷宮からも脱出できる【エクソダスオーブ】を入手し、シェーンの力で「生け贄の祭壇」の転送装置「エルゥのほこら」を使ってラストダンジョン「ナイトメアキャッスル」へ。 よかったねぇ、シェーン。大好きな兄上と一緒に戦えるよ。

シェーン「兄上の戦いを、精一杯、サポートさせていただきます。なんでもおっしゃってくださいね」

 あぁ、健気だなぁ。さて、突入したらそこには守護獣の対存在・災厄獣が。 どうやら、七つにしてひとつの砦ということでこいつらを倒せば倒すほどティアマットの力が弱まるようです。 そこで、試しに災厄獣を無視して特攻してみたら、ティアマットの【ファイナルディザスター】という【水】【火】【月】【光】【風】【地】【アンラック】の7つの災厄連続召喚魔法であっさりとギャロウズ以外が戦闘不能に。 2発目を食らってギャロウズも戦闘不能に。14回目のゲームオーバーです。 と、いうわけで素直に災厄獣を各個撃破してティアマットと再戦。【アンラック】しか使えない【ファイナルディザスター】なんて怖くないぜッ!! と、思っていたらティアマットはたまにこっそりと1ターンに2回行動してきて、 勝つには勝ったもののヴァージニアとジェットが戦闘不能に陥っていたり。 ところで、守護獣は全部で12体。そのうち4体は貴種守護獣だから除くとしても8体。で、災厄獣は7体。……【時】の立場は?  で、やはりベアトリーチェが思惑の異なる預言者やジークフリードの邪魔をしていたんですね。深みのあるストーリーというよりは、敵同士で潰しあってくれてラッキーって感じですが。 また、【運命の箱船教団】教主ラミアムの夢の中にも「聖女」として登場して彼を利用していたのですね。 そして、今までユグドラシルシステムを暴走させたり【ガイア】を入手しようと目論んだりして目的遂行のために必要なエネルギーを得ようとしていたベアトリーチェは、 「ナイトメアキャッスル」を自爆させることでそれを実現させます。そんなムチャクチャなッ!!

V.S.ベアトリーチェ
V.S.(ラストボス)
 自爆する「ナイトメアキャッスル」から必死に脱出し、最終決戦の地「ディスティニーアーク」へ。 ベアトリーチェがニンゲンの【想い出】をデータバンクとして利用したため、人々から【想い出】が失われていってます。 で、「ディスティニーアーク」に到着したものの、行く手がぽこぽこと製造される魔獣に阻まれそうになります。その時、再会したのは……マヤ率いるウワサのシュレディンガー一家ッ!! しかもマヤ達、【想い出】が失われていないどころかここ最近ヴァージニア達と接触していなかったのにちゃんと事情を理解しています。 凄いなぁ。と、いうわけでシュレディンガー一家に魔獣を足止めしてもらっているうちに、奥へ。マヤ、貴方ならいつか本当にファルガイアを水の星に戻し、ファルガイア統合星府の初代大統領になれるよ。
 で、最終決戦の後、エンディング。個人的に予想していたのとは異なるエンディングでした。 いや、西部劇の王道だとラストは「かっこいい別れ」なので、惹句から勝手に、 ある時強大な運命の元に交錯し、しばし同じ路線を辿ることになった4人が、ほとんど誰にも知られないまま世界を救ったこの日々のことを【想い出】として胸に秘め、またバラバラに別れていくという様を夢想していたのですが。
 ま、そんなこんなで、今日もファルガイアのどこかで、「バスカーの巨漢」「仏頂面の少年」「眼鏡とコートの男」「少女悪党」のチームはよろしくやっているはずです。

ヴァージニア「だって、【奇跡】は一生懸命の報酬」

V.S.宇宙帝王マルドゥーク
V.S.バッドニュース
 おまけ。「ガンナーズヘヴン」の隠しボス。

 と、いうわけでこれで私のWA3はおしまいです。 「ABYSS」のルーラネア・ザイン、ザパーガ・ザイン、百魔獣の王ラギュ・オ・ラギュラはともかく、マスターリーグくらい制覇しておけよッ!!って感じですが。 あちこちでWAシリーズについての感想を聞いて、ストーリー的にもバトル的にも魂が鷲掴みになるような作品だと期待していたのですが、期待していたほどではなかったなぁというのが、正直な感想です。 私はストーリー的にもバトル的にもウワサのシュレディンガー一家が絡む時が一番燃えたので、どこかの隠しボスとして再対戦したかったですね。 マヤはファンタジー小説、武侠小説、フロンティア小説と来たからSF小説か忍者小説あたりで変身したりして。
 さて、『サカつく2002 J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!』(セガ/プレイステーション2)を再開しようっと。


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