甲斐高風のGAME REPORT

『WILD ARMS ADSVANCED3rd』(ソニー・コンピュータエンタテインメント/プレイステーション2)


Prologue〜Chapter2


0:00「−−−−」(2002年3月14日)
 いや、わかっているんですって。
 FF10と同じく、ここを訪れてくれる皆様のほぼ全員(相方含む)が「口笛と荒野のRPG」WA3に興味がないってことくらいは。
 しかし、何故かRPGをプレイすると人の倍の時間がかかってしまうへっぽこ野郎の私が、自分を鼓舞する為には、 プレイ日記(日記じゃないけど)によって人前にそのへっぽこぶりをさらすことで自らを背水の陣に追い込むことが必要なんですよ。
 それにほら、週1回のペースでトップが更新されていると、なんかサイトっぽいですし。
 と、いうわけで気長におつきあい下さいませ。

 で、私、WAシリーズをプレイするのは今回がはじめてなのである。
 本当なら1月31日発売予定だったのが延期して、待望の『サカつく2002 J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!』(セガ/プレイステーション2、2002年3月7日発売)と発売時期が重なってしまった上に、 生活環境にもいろいろと変化を強いられるために購入は見合わせるつもりだったのですよ。
しかし、前作をプレイした友人の「人生に迷いがある時にこそプレイするべきゲームだ」という強い推薦を受けて、購入決定。
 まぁ、単に『ベル☆スタア強盗団』(伊藤明弘/角川書店)の主人公「無法者の女王」「ペティコートを纏った平原の恐怖」ことマイラ・ベル・シャーリィが大好きな私が ヴァージニア・マックスウェルやマヤ・シュレディンガーに惹かれただけという話もありますが。

3:54「クレイボーン」(2002年3月18日)
Prologue
 大陸横断鉄道の機密貨物車両で出会った「一等客室の少女」「車窓を蹴破って現れた少年」「機密物警護の渡り鳥」「貨物室に隠れていた不審人物」の4人(と車掌)。 いいですね、この3人以上で拳銃を突きつけあうシチュエーション。西部劇の王道って感じです。
 で、なんでこうなってしまったのかという四者四様の理由を遡って見ることに。

一等客室の少女:ヴァージニア・マックスウェル(18)163cm、49kg(ただし自己申告)、Lv1
 二挺拳銃の少女。
 チームの三蔵法師(←何故『西遊記』?)
 豊かな地方の裕福な家庭で育ったお嬢様。 口笛と荒野の世界といえば、銃を携えた無法者(WA3の舞台・ファルガイアで言えば「渡り鳥」)とヒラヒラのスカートの少女と相場が決まっていますが、 彼女はヒラヒラのスカートの少女にして新米渡り鳥です。しかも前者には三つ編みと黒タイツ、後者には二挺拳銃というオプションがくっついています。 しかも二挺拳銃なのに性格は無鉄砲ときています。素敵です。
 武器はリボルバー・プリックリィピアEzとバントライン93Rという二挺のリボルバー(2HIT×装填数5発)。 二挺拳銃を撃つ時に腕を交差させるのは西部劇の王道ですね。 ちなみに新米渡り鳥なのに二挺拳銃なのは約10年前に行方不明になった父、ウェルナー・マックスウェルの影響です。 彼は環境科学者なのに二挺拳銃の使い手だったのです。親子共にただ者ではないようです。
 グッズはティンダークレスト。発火性の高い呪符を前方に投射します。火遊びが得意な18歳だなんてッ!!
 フォースアビリティはミスティック。アイテムの秘められた効果を発揮するようです。

V.S.ボスホブコブ
 さて、ストーリー。彼女は【運命の交差】の2週間前、村の財産を奪っていった亜人種を追って連中のアジト「ゴブズアジト」に潜入します。 奪われた財宝の中に【破れた写真】なる今は行方不明の父、ウェルナーの写真を見つけてしまったりしつつ、奥へ進み、ボスと対決して勝利。 こいつはガトリング(連射)でないと勝てないのですが、私、弾を撃ち果たしてしまい、殴る蹴るで仕留めちゃいました。 どう見ても窮鼠が猫を噛んだようにしか見えませんでした(笑)。しかも、なんとかボスを倒したものの、雑魚達に囲まれてしまい、万事休すかと思ったところに村人達が助太刀に来てくれて何とか解決。
 まぁ、これはこれでいいのですが、今回の1件から彼女は少しでも誰かの助けになるためにと渡り鳥になることを決意しちゃいます。
 ……やめておきなさい。今回だって村人達の助太刀がなかったらやられていたんだし、そもそもまた村が襲われるかもしれないのに。 で、その決意を亡き母の墓に報告に行った時に、時々母の墓に献花しているのが誰なのか不思議がっていますが、それはほら、叔父さんとか叔母さんとか心優しい村人とかいろいろ可能性はあるんじゃない? ……どうせ行方不明の父なんだろうけどさッ!!(笑)
 と、いうわけで彼女は渡り鳥になるために大陸横断鉄道に乗り込むのであった……。
 あぁ、お嬢様がスカートを風になびかせながらおっきなカバンを抱えて長旅に出発するのもかわいいですねぇ。 かわいいんですが、新米渡り鳥の旅立ちというよりは上京して寄宿舎に入る女学生にしか見えないところが、彼女の覚悟の足りなさを感じさせて不安ですが。

車窓を蹴破って現れた少年:ジェット・エンデューロ(16)166cm、57kg、Lv3
 無法の少年。
 チームの孫悟空。
 赤いマフラー&バンダナの一匹狼なトレジャーハンター(遺跡を巡り財宝を探すことを生業としている渡り鳥)。ちなみに左利き。
 武器はアガートラームB/V2という6発同時に発射できる特殊な連装式リボルバー(6HIT×装填数4発)。
 グッズはブーメラン。
 フォースアビリティはアクセラレイター。誰よりも早く行動できます。

V.S.タッツェブルム
 さて、ストーリー。彼は【運命の交差】の1週間前、【水晶の花】というお宝を探しに「いつか朽ちゆくモノ」という遺跡に潜入しましたが、既にハデな渡り鳥のお姉さんに先を越されていました。 更に再生能力のある魔獣を【アクセラレイター】で再生する前に倒したり、遺跡が崩れたり、 出稼ぎに出る前に自分だけのお宝、小さいころ遊んだおもちゃ(と、その想い出)を掘り起こそうとダンジョンに入って来た村人パイクを救出したりと散々な目に。 パイクの救出、最終的にはなし崩しに救出したのですが、村人から依頼があった時点ではすげなく断っているところがナイスです。
 と、いうわけで彼はパイクからすごいお宝が搬送されるという情報を聞いて、走行中の大陸横断鉄道に取りつくのであった……。

機密物警護の渡り鳥:クライヴ・ウィンスレット(30)177cm、69kg、Lv5
 誇り高き射手。
 チームの沙悟浄。
 眼鏡をかけたバウンティハンター(モンスターや賞金首を倒すことを生業としている渡り鳥)。優男なのに無精髭がッ!! 眼鏡をかけたキャラクターは男女問わず「黒幕」か「天然ボケ」か「苦労人」に分類できます(独断)が、どうやら彼は「苦労人」のようです。
 武器はガングニールHAG35という「物干し竿」と形容されるロングライフル(1HIT×装填数2発)。 眼鏡をかけていてロングライフルというのは使いにくい気もしますが。
 グッズはセットボム。文字通り爆弾をセットします。
 フォースアビリティはロックオンスナイプ。武器の威力を2倍に引き上げて100%命中させます。

V.S.ゴルドレイク
 さて、ストーリー。彼は【運命の交差】の9日前、「瘴気の魔窟」の魔獣退治を請け負いました。 魔獣が【高速飛行体勢】になっても【ロックオンスナイプ】で仕留めます。しかし、詰めが甘く、瘴気を浴びせかけられて逃げられてしまいます。
 で、なんとかダンジョンから戻ってきて介抱される時の台詞。

「あったかいものどうぞ」
「はぁ、あったかいものどうもです」

 ……どうやら「天然ボケ」も備えているようです。

V.S.ゴルドレイク
 で、町を襲ってきた魔獣を今度こそ【ロックオンスナイプ】で仕留めます。
 と、いうことで彼は新たな依頼、機密物警護の為に大陸横断鉄道に乗り込むのであった……。

貨物室に隠れていた不審人物:ギャロウズ・キャラダイン(24)192cm、100kg、Lv3
 自由を信条とする男。
 チームの猪八戒。
 守護獣信奉の民、バスカーの次期神官候補……が嫌で渡り鳥になった陽気な褐色肌&タラコクチビル男。
 武器は・コヨーテM17F俺式改(笑)という銃身を切り詰めたショットガン(8HIT×装填数3発)。 ……どう見ても肉弾戦で戦った方が強そうなナイスガイなんですが。 しかも左手は腰、右手は銃をだらりと下げてぶらぶらさせ、いざ撃つ時は横手撃ち、というのは完全に西部劇の悪役の王道なんですが。
 グッズはフリーザードール。氷の精霊の力を宿した人形(雪ダルマ)から冷凍光線を発射するんですが、 その様がシューッと殺虫剤を吹きかけているようにしか見えません(笑)。
 フォースアビリティはエクステンション。アルカナ(魔法)の効果範囲をグループ対象に拡張します。 どうでもいいのですが彼がアルカナを使う様は「俺を見てくれぇッ!!」と主張しているようにしか見えません(笑)。

V.S.ケサランパサラン×4
 さて、ストーリー。彼は【運命の交差】の5日前、 新聞で「世界を支える力との交信を可能とさせる」バスカーの秘宝【アークセプター】が搬送されるという記事を読んで仰天します。 何故ならば、彼が【アークセプター】を持っているからです(笑)。
 で、更に話は3ヶ月ほど前の故郷「バスカーコロニー」に遡ります。 自由を得るために故郷を飛び出て渡り鳥になることを決意した彼は、自分の力にするため、そして神官ハルを出し抜くために「堕ちた聖域」へ【アークセプター】を取りに行きます。
 ちなみに取りに行く途中で早くもビーストスラッグ×2の【キャタピラアタック】によって1回目のゲームオーバーになっていたりします(早ッ!!)。
 ところで彼にはシェーン・キャラダイン(17)という【夢見】という力(予知夢能力)のある賢弟がいるのですが。 三つ編みにしている上に兄と違って線が細いので後姿だけ見ると弟というよりまるで妹のようで……って、正面から見ても妹にしか見えませんね。 なんか兄上のことが大好きみたいだし。あぁっ、なんかそっち系(?)の人の気持ちがわかってしまうッ!!(笑)
 さて、分裂する魔獣(?)を【エクステンション】で一掃して首尾よく【アークセプター】を手に入れたものの、帰路であっさりと罠にかかってしまう愚兄。 そんな愚兄を助けに来てくれたのはもちろん賢弟シェーンで、麗しの兄弟愛(半人前の神官二人)の力で一人前の神官と同等の力を生み出し、【アークセプター】の正当な所有者であることを認めさせたのです。
 と、いうわけで彼は自分の持つ【アークセプター】と搬送される【アークセプター】の真贋を確かめるために大陸横断鉄道に乗り込んだのであった……。

V.S.ジェイナス・カスケード&ロメロ・ジージョ&ダリオ・ニコロディ
 はい、やっと大陸横断鉄道の機密貨物車両のシーンまで戻ってきました。で、4人とは別に眼光鋭い列車強盗&痩躯のナイフ使い&こわもての中年の3人がお宝【アークセプター】を狙っていたんですね。
 と、いうわけで、錆びた銃剣士:ジェイナス・カスケードの初登場です。前情報で感じたほど男前ではありませんでした(笑)。 ハンサムと形容されていましたが、思いっきり胡散臭さがにじみ出ていますし。 武器はスナイパーシャークXRという銃剣(バイアネット)。 ちなみにロメロの武器が飛び苦無、ダリオの武器がギリウスTH12/23です。
 で、なし崩し的にヴァージニア&クライブ&ジェット&ギャロウズの4人で連中3人と対決することに。列車の屋根の上での戦いというのも西部劇の王道ですね。 まぁ予定外の要素が多すぎたらしく、タイムリミットで一行はあっさりと退散してしまいますが。
 それにしても戦闘前の台詞、

クライヴ「ところで腕に覚えは?」
ヴァージニア「がんばる」(←答えになっていない)

 といい、戦闘中にジェイナスの全体攻撃【マルチブラスト】を食らった時の台詞、

ヴァージニア「――痛ゥ…ッ!みんな、大丈夫ッ!?」(←彼女のHPが残り1しかなくて一番大丈夫じゃない)

 といい、こんなに不安な主人公も初めてです。
Chapter1
V.S.グルジエフ【大地の唸り】
V.S.フェンガロン【疾風の爪】
V.S.シトゥルダーク【水のささやき】
V.S.ムァ・ガルト【烈火の怒り】
 とりあえず【アークセプター】を届けに4人は「バスカーコロニー」へ。あぁっ、笑いながら兄上に駆け寄ってくるシェーンがかわいいッ!!(笑)台詞だって、

「…なるべく長く逗留してて欲しいなんていう、ワガママじゃないですからね」
「これから出発されるのですか?ボクがいなくても、緑のお野菜を、3食きっちり食べて下さいね。 宿屋で落ち着いたからって、荷物を出しっぱなしにしちゃ駄目ですよ。(中略)あとは…あとは…ちゃんと無事で、帰って来て下さいね…」

 と、もはや妹を通り越して遠距離恋愛中の恋人にしか見えません。
 本題に戻って、【アークセプター】搬送の依頼主は神官ハルでした。【アークセプター】はギャロウズのも搬送されたのも本物で、実は全部で4本ありました。 で、シェーンの【夢見】で【蒼の脅威】とその対抗手段「守護獣を解放させること」を知ったハルは、守護獣を渡り鳥に託すことが守護獣の解放だと大博打を打ちます。 まぁ、大博打と言いつつも渡り鳥の中にバスカーのギャロウズを含めるところなぞ(【アークセプター】搬送の噂を流せば彼が引っかかると読んでいた)、かなり計算高いと思いますが。
 で、4人で「堕ちた聖域」に赴き、守護獣と交信するための錫杖【アークセプター】と一体化して正式な所有者となり、力を示して4大守護獣の力(純種のミーディアム)を手に入れます。
 ちなみにこの行動はジェイナス一行に見張られています。しかしこいつ、序盤からこんなに出番があるって事は、終盤になる前にいなくなってしまうんですかね?

V.S.ジェイナス・カスケード&ロメロ・ジージョ&ダリオ・ニコロディ
 さて、元々バラバラだった4人は「ジョリーロジャー」なる町(宿屋の名前が「BELL STARR」ッ!!)で解散式をやるはずが、なんかヴァージニアに押されてチームになってしまいます。 で、この町で仕入れた情報で【常闇の輝き】を求めて「記憶の遺跡」へ(本当は解散後ジェットが一人で行くつもりだった)。 しかもジェイナス一行と再会し、リーダー(←クライヴに押しつけられた)・ヴァージニアの判断で彼らを信じて同道することに(同道しているくせに謎解きも戦闘も手伝ってくれませんでしたが)。 ……もちろん裏切られ、3体の魔族の従者の一、俊敏を司りし【ヒエラコの呪紋】とやらは彼らの手に渡ってしまいます。
 とりあえず残りの2つの呪紋を彼らに渡さないようにするのが当座の目的になったようです。3つの呪紋がそろうと【遍く生命を侵す槍】を約束する【常闇の輝き】が手に入るんでしたっけ?

8:29「リトルロック」(2002年3月25日)
 ヴァージニアって高いところから飛び降りるときにスカートを押さえるんですね、かわいいなぁ。 そしてガンホルスターにお花のアップリケがしてあるんですね。かわいいなぁ。でも、渡り鳥としてはどうだろう。

V.S.金髪の女渡り鳥&気弱げな少年&静かに威圧するアフロ&目つきの悪い猫(?)
V.S.ジェイナス・カスケード&ロメロ・ジージョ&ダリオ・ニコロディ
 3体の魔族の従者の一、叡智を司りし【アンドロの呪紋】を求めて「錯綜する迷図」へ向かったところ、そこでシュレディンガー一家に遭遇します。 ちなみに、なんかいつもの連中とも三度目の対決をしたけど、まぁそれはどうでもいいや(笑)。

金髪の女渡り鳥:マヤ・シュレディンガー(21)
 ウワサのシュレディンガー一家のリーダー。
 自分大好き、宝石大好き、そんな貴方が大好き。 憧れだけで覚悟も何も無いまま荒野に迷い込んだヴァージニアと違い、荒野の現実を知る女性。 ゆえに、(少なくとも現時点では)ヴァージニアよりかっこよく、ヴァージニアより台詞に重みがあります。 それでいてヒラヒラのスカートの渡り鳥ですからね。素敵です。ちなみにヴァージニアは黒タイツですが、彼女は白タイツです。
 武器はバンテージレイジMMというリボルバーですが、 追い詰められるとスカートの中をごそごそやってAW−8RSTN87というガトリング砲を取り出して乱射します。素敵です。 更に奥の手を持つようですが、今回の対決では使いませんでした。
 それにしても「マヤ」で「シュレディンガー」とは猫づいてますね。

気弱げな少年:アルフレッド・シュレディンガー(16)
 マヤの弟。マヤを「姉さん」と呼ぶ。当たり前か。
 金髪で運動音痴でバンダナでゴーグルで半ズボンでパンダのリュック……何を狙っているんですかッ!!
 武器は自家製発破。

静かに威圧するアフロ:トッド・デュカキス(29)
 先祖代々シュレディンガー一家に仕える執事。マヤを「お嬢」と呼ぶ。
 アフロで紫サングラスでタキシード。
 武器は仕込杖で銃弾よりも早い特殊剣技「早撃ち」(居合抜き?)を使います。 また、シュレディンガー姉弟が攻撃されると即行で回復します。素敵です。 一番好きなのは初登場時のこの台詞。

ヴァージニア「ジェイナスたち…、じゃない…けど、悪漢には違い無さそうね」
トッド「…なぜ、俺を見て言う」
マヤ「小娘には刺激が強すぎるのよ」

 素敵です。でも、さりげなく傷ついているんでしょうか(笑)。

目つきの悪い猫(?):シェイディ・サウザント (?)
 一見、巨大な猫。 マヤを「姐さん」と呼ぶ。ってしゃべるのかッ!!2本足で立っているし、出し入れ可能な翼で空も飛ぶし。
 武器は「ベイキングブレス」「ブリザードブレス」。ってブレスも吐くのかッ!!
 その正体は魔獣マルコキアス。

V.S.タラスク
V.S.ジェイナス・カスケード
 3体の魔族の従者の一、俊敏を司りし【ヒエラコの呪紋】はカスケード興産(ジェイナス・カスケード一行)の手に、 同じく、剛力を司りし【クリオの呪紋】は既にシュレディンガー一家の手に、 同じく、叡智を司りし【アンドロの呪紋】も「楽していいトコ取りの策」によってシュレディンガー一家の手に渡ったのですが、マヤの気まぐれ(?)でヴァージニア達の手に、 かくして三者は再激突必至の【常闇の輝き】を封じてある「カ・ティンギル」へ。 しかし、シュレディンガー一家を倒したカスケード興産の「こいつが禁じ手!!アヴェンジャー・トリニティ!!」ってどんな技だったんだろう。 マヤに言わせると「…デ、デタラメで、名前ばかり凝った攻撃」らしいのですが。【トリニティ】という技は見たことあるけど、三位一体攻撃の中にダリオのヒップアタックとか混じっていたしなぁ。 そもそもあいつら、戦闘中に「へっぴり腰」や「チャックを上げる」なんてことをやってるような連中だもんなぁ。 でも、ロメロもダリオも強風に吹っ飛ばされてしまったし、ジェイナスも【常闇の輝き】こと【遍く生命を侵す槍】魔槍グラムザンバーを自分のものにし損ねた挙句、依頼主である「長衣を纏った美女」「嫌みに笑う青年」「白面の男」によって……
Chapter2
V.S.長衣を纏った美女
V.S.ジェイナス・カスケード
 あ、Chapterが変わるとOPが変わるんですね。で、仕事を求めて乗用馬を買って「ティティーツイスター」から「不浄なる痕」へ向かい、 ギャロウズ以外には誰も騙されなかった長衣を纏った美女の酒場のアイドル・クラウディアの姿を使ったバレバレの罠を看破し、 ドサクサにまぎれて彼女の美しさを踏み躙った(笑)クライヴへ怒りに任せて集中攻撃を仕掛けてくるのを打ち破ったりしているうちに、いくつかのことがわかってきます。
 まず、騎乗戦闘は、これも西部劇の王道で味方はとてもかっこいいが、敵はなんか必死に走ってきてかっこ悪いことが判明(笑)。鳥とかだと絵になるんですが、二本足で走りながらチョップかましてくる豚だとねぇ。
 次に、ジェットは記憶喪失で、クライヴは考古学者、しかも妻子持ちであることが判明ッ!!
 そして、ジェイナスは魔槍グラムザンバーに侵蝕され、魔族の体組織によって編み上げられ(魔族化)、魔槍の騎士となってしまったことが判明。
 最後に、神官ハルは最初から【蒼の脅威】の正体(魔族の脅威)を察知しており、星を壊す魔族と反対の性質を持ちひかれあう、星を護る守護獣とを邂逅させるために渡り鳥に託して荒野に放ったという、 大博打どころか全ては計算ずくの行為だったことが判明。元気かなぁ、シェーン。君の兄上は今、【蒼の脅威】を前にして、

「こりゃあ、ダメ成人だわ…きれいなヒトにてんで弱い…」
「オトコって単純!何か、バッカみたい!!」

 と、ヴァージニアなる18歳の少女の中で株が急降下しているよ。

V.S.嫌みに笑う青年
V.S.魔王アンゴルモア
 前回の長衣を纏った美女:ミレディ・ヴァレンティは【砦】の建造に必要な【ジェミニ回路】の回収の為に来た遺跡で、ヴァージニア達と遭遇しました。 で、今回の嫌みに笑う青年:マリク・ベンディックは【想い出】からの物質化に必要な生命エネルギーを守護獣狩りで集めるため (最初にジェイナスを使って【アークセプター】を入手しようとしていたのはこの為)に来た神殿「ルナティックガーデン」で、ヴァージニア達と遭遇します。 なんだか、毎回毎回お供に来るジェイナスがだんだん気の毒になってきました(笑)。 なんか体内には制御爆弾を埋め込まれているらしいですし。 そもそも黒幕(?)3人組がこのペースで主人公達と激突していたら、直に話が完結してしまうではないですかッ!! まぁ、今回一番気の毒なのは嫌みに笑う青年が素早い体術でこちらを撹乱してくるのを打ち破った後で彼に

「…時代遅れの魔王だが、キミたちの足止めくらいはやってもらわないとな…ッ!」

 と、ひどい言われ様で何の脈絡も無く招聘されてやられた魔王ですが。
 ここで、ギャロウズのグッズ・ステディドール(亜精霊の力を宿した人形にさまざまな行動を取らせる)と、 生命エネルギーを搾取されながらも守護獣セレスドゥが最後の力を託したミーディアム【月の幻惑】を入手。 まぁ、シェイディ一匹とアルフレッドの自家製発破があれば、ヴァージニア達のグッズは全て賄えるんですけどね。

V.S.ヤスナ&ヴェンディダート&ウィスラプト
V.S.ヤスナ&ヴェンディダート&ウィスラプト
V.S.ヤスナ&ヴェンディダート&ウィスラプト&ヤシュレー
V.S.ジェイナス・カスケード
 相手が守護獣狩りをしているのなら先回りしようということで、水道跡「サンドキャナル」を移動。 しかし、行動を見張られているので、逆に先回りされてしまいます(笑)。今回の刺客は趣向を変えて親衛隊アヴェスタ。 赤、白、青、緑のピカピカ光る甲冑軍団で武器はライトセーバーです。それでは、コメントをどうぞ。

ヴァージニア「…ひとつ、ハッキリしたわね」
ジェット「お前と行動していると、おかしな連中に付きまとわれるって事か?」

 なんだ、ジェットってば、無口なくせに、口でもヴァージニアに勝てるじゃん(笑)。 で、ハッキリしたことは、ミレディ、マリクそして白面の男:リヒャルト・アルカエストの3人の預言者とやらは深刻なる駒不足という事ですね(笑)。 これでは自ら動くか、未だ叛意を持つジェイナスに頼らざるを得ません。そのジェイナス、魔族化した逆恨みにあれだけヴァージニア達を仕留めたがっていたはずなのに、 いざ後一歩でそれがかなうというところで気が変わったとかで見逃してくれます。「ルナティックガーデン」でも戦いませんでしたしねぇ。

V.S.モノアイティターン
V.S.ヘクトアイティターン
 「リトルロック」から「闇払う陽の標」に到達するも、先回りどころか守護獣の生命エネルギーはすっかり奪われた後で、きっちりと魔獣の置き土産までありました。
 それでも守護獣ステア・ロウが最後の力を託したミーディアム【閃光の一撃】を入手。
 一方預言者側では遂にミレディの建造していた【神々の砦】が完成ッ!!その名もゴーレム・アースガルズッ!!……って、ゴーレムなのかッ!!確かに、預言者側は深刻な駒不足だったけど、 普通黒幕(?)が【砦】を建造したら、何と言うか、こう、もっと仰々しい浮遊要塞とかができるんじゃないんですか?
 まぁ、それはいいとしよう。問題は、

リヒャルト「…シュシュ…シュシュシュ……」

 ……そんな笑い声なのかッ!!

12:03「ハンフリースピーク」(2002年4月1日)
 なんか1回フィールドから町への画面の切り替わりに失敗して固まってしまい、リセットせざるを得ませんでした。ロスした時間が15分程度だからよかったですけど。
 そういえばさぁ、ジェットが時々テーブルの上に足を投げ出すのって、キャラクターの頭身がディフォルメされているから妙に必死に見えるんだけど。
 それからジェイナス、自分の意志とは関係なく魔族化してしまったのに、元の容姿からの変身機能があるのは何故だ。 しかもキミが使うバイアネットも【マルチブラスト】も【ライジングノヴァ】も、いや、【アクセス】すら前作の主人公アシュレー・ウィンチェスターの技だったそうじゃないかッ!! 一歩間違えれば主人公だったんだねぇ、キミ。

V.S.アースガルズ
 「レイライン観測所」でジェットのグッズ・ディテクター(宝箱、アイテムの類を走査する効果)や【IDカード】を見つけながら奥へ。 途中で『運も実力のうち』を見つける。読もうとすると施錠魔法がかかっているそうなので、潔くあきらめる。開錠に必要な道具【デュプリケイター】は貴重品だからね。 他にも『スケベ本』を見つける。読もうとすると施錠魔法がかかっているそうなので、迷わず【デュプリケイター】を使用(笑)。

*まだ早いッ!18未満には刺激が強すぎるッ!!

 ……オイ。っていうか、『スケベ本』を読まれたくないのなら施錠魔法を使うんじゃなくて隠し場所に工夫しろよ。
 更に奥へ進むと、【破れた写真】の残りが見つかり【貼り合わされた写真】に。……セロテープは誰が持ってたの?
 そうこうしている内にミレディが例のアースガルズを連れて登場。どうやらデータ蓄積の為の実験台に恨み辛みのあるヴァージニア達が選ばれたらしい。 で、アースガルズの大技【バリアフラッド】で窮地に立たされ、ミレディにとどめをさされそうになったところに……
 来たぁッ!!ウワサのシュレディンガー一家、3度目の邂逅。ここでは助けてもらえます。 でも、その後マヤが妙に優しかったのを何かの罠ではないかと疑っていたのは私です(笑)。 それにしても、背中がかっこいい21歳・女性というのは初めてかもしれないなぁ。
 ところで、ジェットの置き手紙(?)、なんか封がハートマークでラブレターみたいじゃなかったか?

V.S.マヤ・シュレディンガー『エレニアックの魔女っ子』&アルフレッド・シュレディンガー&トッド・デュカキス&シェイディ・サウザント
 クライヴの家がある「ハンフリースピーク」で情報を整理することに。 クライヴは妻子持ちと言ってはいましたが、実は悲しい別れでもしているんじゃないかと勝手に予想していましたが、とってもあたたかい家庭がありました(笑)。 ただ、できちゃった婚っぽいことを言っていたのがイメージと合わないんですが。 どうでもいいが、仲間の人妻キャスリンをその仲間の目の前で口説くのはやめろ、ギャロウズ。 それとも娘ケイトリン(部屋に父クライヴのプレゼントしたふかふかした、クマのぬいぐるみがあったりする)を狙う遠大な計画なのか?
 で、【世界樹計画】だの「七人委員会」だの胡散臭い言葉が列挙された後で、宝石の鉱脈「ジェムストーンケイブ」を探索することに。 宝石といえば、はい、ウワサのシュレディンガー一家と4度目の邂逅にして2度目の対決です。 前回の対決では「女には男にはない隠し場所がある」を体現した(下品)マヤですが、 今回は「女は化けるのよ」を体現した奥の手、漫画や小説の登場人物になりきる能力(笑)を使ってきます。 その結果が、ウィッチバージョン、魔女っ子です。 ごめんなさい、前言撤回です。背中がかっこよくないです。 個人的には眼鏡っ娘は21歳でもセーフだけど魔女っ娘は21歳だとアウトだと思うんですけど。 でも今までに登場した女性の中で一番露出が高いッ!!貴重なマヤの素足もおがめました(笑)。 そして、確かに強いッ!!前回はなんだかんだで別にマヤ自身は強敵ではなかったのですが、 魔女っ子になったため強力な全体攻撃魔法をがんがんと放ってきます。 【発禁呪文!?】っていうよくわからない魔法も使ってくるし、その気になれば極大魔法も使えるらしいしなぁ。 ええい、いちいちくるくる回りながらポーズを取るなぁッ!!(笑)
 ……結局、2回目のゲームオーバー3回目のゲームオーバーになりました(コンティニューしたけど)。 2回目のあるターンなんか、

 トッド、ヴァージニアに【サイコクラック】(混乱の追加効果)
 ヴァージニア(混乱中)、ジェットに【ショット】→ジェット、ヴァージニアに【カウンター】
 マヤ、全体に【クリメイト】(火属性攻撃魔法)→ヴァージニア戦闘不能
 シェイディ、ジェットに【ベイキングブレス】→ジェット戦闘不能
 
 ……ダメだ。シュレディンガー姉弟が攻撃される度に【ヒーリングファクター】で回復してくれるトッドと比べてコンビネーションが悪すぎる(笑)。 作戦変更。まず、ジェットにインストールしていた【疾風の爪】をアンインストールし、ヴァージニアにインストール。これでヴァージニアは反応値ボーナスによって先手を取れ、かつ【風】属性耐性がマヤの魔法のひとつを無効化してくれる。 ヴァージニアには【水】属性耐性を持つ【水のささやき】もインストールしてあるので、これでマヤの5つの攻撃魔法のうち2つは無効化できるわけだ。 ちなみにジェットは今まで【疾風の爪】だけしかインストールしていなかったのだが、別に代わりのミーディアムもインストールせず、ミーディアムの加護なしで戦わせる。 他をいじると2回の敗戦でつかんだ感覚が活かせなくなってしまうため、魔法抵抗値が低い彼を見捨てるという大胆な作戦だ(笑)。 そして、アイテムをけちらずバンバン使用ッ!! これでなんとかギリギリの勝利。【サイコクラック】をヴァージニアが回避してくれなかったら、また負けていたかもしれません。 そして、【水】【風】属性耐性に【ATPブロッカー】(物理攻撃を捌いて完全無効化)を発動させまくったヴァージニアは経験値ボーナスをつけまくって経験値最下位から一気にトップに浮上。 反面、ミーディアムを奪われ、経験値ボーナスなんぞもらいようがなかったジェットはダントツの最下位に。 ……キミ、結局いつもヴァージニアに翻弄されているね。

V.S.グラボイド
V.S.オリヴィエル
V.S.ジェイナス・カスケード
 例によって守護獣を求めて「イーストハイランド」から「デューンキャニオン」を通って「フォーチュンギア」についたら、例によって守護獣狩りが行われていました。 なんか遂にジェイナス自身が魔槍グラムザンバーを使って力を蓄え始めたみたいですけど。
 そして、ジェイナスにまたしても窮地に追い詰められますが、またしても見逃してもらっちゃいました。 これはあれですか。「好きな娘をついいじめてしまう」というヤツなのですか。
 そして、例によって守護獣チャパパンガが最後の力を託したミーディアム【幸運の手札】を入手。

V.S.アースガルズ+ミレディ・ヴァレンティ
V.S.アースガルズ
 「ハンフリースピーク」で【運命の箱船教団】からの依頼(貴重な言葉ッ!!)によって【キシュムの炎】を求めて「外つ国の遺産」へ。 クライヴのグッズ・マイトグローブ(普段の数倍の力を拳に与え、通常では持てない重さのブロックを移動させる)を入手したりしていると、 またまたミレディとアースガルズに襲撃され、大技【スプレッドバリア】によって窮地に立たされますが、そこは助っ人の撹乱弾のおかげもあってなんとか撃退。 どうしてこういう時、助っ人自らは戦ってくれないんだろうねぇ。
 そして、【運命の箱船教団】から、入手した【キシュムの炎】を本部に移送する新たなる依頼を受けて、次の目的地へ。 いや、しかし、貴重な依頼人だから声を大にしては言いませんが、【運命の箱船教団】って、名前がなんだか黒幕っぽいんですけどッ!?

20:52「ハンフリースピーク」(2002年4月8日)
V.S.リングキーパー
 寄り道。「秘密の花園」(笑)で出会った花園の少女の依頼をこなします。 よりによって一番愛想の悪いジェットになつく花園の少女ですが、 他の面子が妻子持ち、ブラコンの弟を持つ愚兄、ファザコン(←っていうか、女性だって)であるところを考えると、いいところを狙っています。 報酬がないと働かないと悪ぶるジェットのために、きちんと回復系アイテム(このゲームは回復系アイテムがそこいらの店で購入できないので貴重品)のガーデニングというこの上ない見返りをくれるところも只者ではありません。 と、いうわけで「壊死の迷宮」へ赴き【屍者の指環】の呪いを受けながらもこれを陽光に晒して浄化。
 ちなみに初めての「ピンチッ!」(仲間と孤立した状態で戦闘開始、3ターンすると仲間が駆けつけてくれる)も体験。 一匹狼なジェットがオークシャーマン×3を相手に体験しました。 で、最初のターンでいきなり【スリープ】をくらい、以後仲間が駆けつけて相手を倒して宝箱を発見したけど爆弾の罠を発動させてしまうに至るまで、延々と眠っていました(笑)。

V.S.イヌ&ネコ&ロバ&トリ
V.S.ハンプティ&ダンプティ
V.S.マヤ・シュレディンガー『剣花煙雨江南』&アルフレッド・シュレディンガー&トッド・デュカキス&シェイディ・サウザント
 高速砂上艇を購入して砂海を渡って【運命の箱船教団】本部【ディスティニーアーク】へ。 でもさぁ、高速砂上艇の購入に必要だったのはドラゴンフォシルで、準備金としていただいた前金は何の役にも立たなかったんだよねぇ。 で、【キシュムの炎】を教主ラミアムに渡して無事任務終了……といくはずが、 なんか「第17号調査ポイント」なるところで「常軌を逸した若い女性」「発破使いの少年」「ぬいぐるみみたいな猫」「凶悪な面構えのアフロ」が狼藉を働いているそうなので、 これを撃退するという新しい依頼を受けます。
 えぇ、狼藉者の正体はバレバレなのですが、「第17号調査ポイント」は橋の手前にあると聞いていたのに橋を渡ってしまったら途端にブラックサバス×2&ライカンスロープ×2に襲われて4回目のゲームオーバーになったり、 突然砂海でパラル・クォ・ナーガに襲われて【カレントスパーク】を食らって5回目のゲームオーバーになったりと、目的地に辿り着くのにえらく難儀をします。
 で、途中でネーミングセンスのない人工生命を刺客として放ってきたマリクの話はすっ飛ばして、予想通りだった狼藉者の正体・ウワサのシュレディンガー一家と5度目の邂逅にして3度目の対決です。 なんか最近妙に出番が多くないですか?こんなに出番が多いと終盤前に出番がなくなっちゃうんじゃないですか? まぁそれはそれとして、お互いに戦う理由がないと主張するヴァージニア(依頼を受けたくせにッ!!)に対して戦う理由を作るマヤ、やはりかっこいいです。 ちなみに今回のマヤは格闘家バージョン、ファイティングアーティストとしてポニーテールに三節棍でアチョーな力で挑んできます。 対決する度に戦闘パターンを変えてくるところは、なんかFF5のギルガメッシュを思い出します。 もっとも、今回特筆しなければならないのは雑誌に書いてあった時点では半信半疑だった「トッドに火属性攻撃をしかけるとアフロに引火する」が真実だったことですが。
 シュレディンガー一家を一応撃退した後、【ディスティニーアーク】の書庫によって「七人委員会」のメンバーがわかるのですが、 その構成は惑星環境改造部門3人、生命創造部門3人、制御管理部門1人だそうで、しかも七人の大半が今までどこかで聞いたような面子であるのにも関わらず、 制御管理部門のデュラン・ブライアンは今までストーリーに全く関わってきていません。ひょっとして窓際だったんでしょうか?

V.S.パイロドレイク
V.S.アースガルズ
V.S.アースガルズ
 「サウスファーム」やヴァージニアの故郷「ブーツヒル」を訪れているうちに、ジェイナスが最後の守護獣狩りを予告してきたので「バスカーコロニー」で場所を確認して「無限連環永久機関」へ。 途中、

エレン「シェーンちゃんは、辛くても平気な顔をする子だからね。アンタが気をつけてあげなきゃだめよ」

 と、いう言葉を胸に刻みながら。さて、ここでますます叛意を露にするジェイナスの協力(?)もあり、 アースガルズをギャロウズが解放した時空の守護獣ダン・ダイラムの力によって過去だか未来だかに吹っ飛ばしてしまいます。 そこで予想1、過去に吹っ飛ばしていた場合。ゴーレムなのでいくら過去にふっ飛ばしてもしっかりと現在まで生き残っており、どこかで再戦。 予想2、未来に吹っ飛ばしていた場合。以外に近くの未来で、そのうちヴァージニア達の現在が追いついて再戦。いずれにしても再戦必至かッ!!
 まぁそんなこんなでミーディアム【時空の歯車】を入手。

V.S.ガンガー×3→ウェンディゴ→ジャンプリングマウント×6→バロール→アーマードレイク
 寄り道。「ガンナーズヘヴン」ノービスリーグ制覇。

V.S.ニーズヘッグ
V.S.ニーズヘッグ
V.S.リヒャルト・アルカエスト
V.S.バラージュ
 ジェイナスに最終決戦の地への道として教えられた「ニーズヘッグパス」へ。 ヴァージニアのグッズ・ゲイルクレスト(風を操る呪符の力により、床から浮上した状態で、高速移動する)を入手。
 途中、アムドゥスキアス×2&ムシュフシュ×2によって、

 ギャロウズのピンチッ!
 ムシュフシュ、ギャロウズに【スランバーフォッグ】→ギャロウズ、眠り
 アムドゥスキアス、ギャロウズに【ランススラスト】→ギャロウズ、即死

 というえげつない連係で6回目のゲームオーバーに。

V.S.ミレディ・ヴァレンティ
V.S.マリク・ベンディック
V.S.リヒャルト・アルカエスト→ジェイナス・カスケード
V.S.リヒャルト・アルカエスト&ミレディ・ヴァレンティ&マリク・ベンディック
 「グリーンロッジ」を経て「破戒樹 ユグドラシル」へ。 最終決戦のはずなんですが、預言者側が相当へっぽこです。ミレディは【ヴェノムストライク】なる状態異常【毒】付与攻撃しかせず、 しかも基本的には、自分の美しさを冒涜したクライヴにしか攻撃してこないのですが、 クライヴは状態異常【毒】耐性が備わっているので彼はノーダメージだったりとか。 マリクが変態だったりとか。 リヒャルトですら事ここに至って話が単なる横恋慕になっていたりとか。 預言者として語っていたファルガイアの進化や未来はどうしたッ!! そもそも復讐するなら復讐するで、その相手はヴァージニア達ではなくて例の助っ人のはずなんですが(相変わらず戦ってくれないし、この助っ人)。 まぁ、一番へっぽこだったのは、自分の運命に気づいていた上で、 なんとかその裏をかこうとあがいているんだとばっかり思っていたら、全然自分の運命をわかっていなかったジェイナスですが。 まぁ、いつも主人公側にばかり起こる奇跡が、たまには黒幕の方に起きてもいいよねッ!!
 と、いうことでジェイナスの断末魔が聞こえてくるとChapterが変わる合図です(笑)。


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