★2010年★
本★『15×24』(新城カズマ/集英社 2009.09-2009.12)
15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った
15×24 link two 大人はわかっちゃくれない
15×24 link three 「――裏切者!」
15×24 link four Riders of the Mark City
15×24 link five ロジカルなソウル/ソウルフルなロジック
15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと
本・特別賞★『ぼくの宝物絵本』(穂村弘/白泉社 2010.04)
ノミネート全84作
TVドラマ★『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日 2009.02.-2010.02.)
役者★東山紀之(『GM〜踊れドクター』TBS 2010.07.-2010.09.)
ノミネート全51作
TVアニメ★『聖剣の刀鍛冶』(テレ玉 → PlayStation Store 2009.10.-2009.12. → 2009.10.-2010.01.)
ノミネート全61作
三浦勇雄のライトノベル原作。
独立交易都市ハウスマン三番街自衛騎士団所属、元貴族キャンベル家当主、セシリー・キャンベル。
彼女と工房「リーザ」の刀鍛冶(ブラックスミス)、ルーク・エインズワースの出会いから始まる物語。
剣と魔法の世界を舞台にして冒険と成長を描くこれぞ王道のファンタジーという感じの作品。
セシリー・キャンベルの性格は強気で実力は未熟でそれでいてちゃんと恥じらいはあったりするところとかもこれぞ王道の女主人公って感じなんだけど、
彼女の豊かな胸を覆う鎧が誰が呼んだかおっぱいアーマー(+白ミニスカート+黒ニーソックス)なところあたりは21世紀の作品って感じだよね。
オープニングテーマ「JUSTICE of LIGHT」(五條真由美)、エンディングテーマ「みらくるハッピーディ」(リサ(豊崎愛生))。
リサはルーク・エインズワースの助手をしている悪魔。
邦画★『LIAR GAME The Final Stage』(2010年)
ノミネート全15作
甲斐谷忍の漫画原作。
2007年と2009年の2度のTVドラマ化を経て映画化。
天才詐欺師・秋山深一(松田翔太)と馬鹿正直の神崎直(戸田恵梨香)が巻き込まれた対戦相手と騙し合いマネーを奪い合う「LIAR GAME」の物語。
映画で描かれた11人で戦う決勝戦「エデンの園ゲーム」は「オリジナル展開」「契約書等によるプレイヤーへの強制禁止」「ゲーム終了後のプレイヤー間のマネーの移動禁止」により膠着状態や端折りなく全13ゲームの毎回がどんでん返しという展開に。
素直に楽しめました。
ちなみに予告編に全力で釣られるのが一番楽しめる方法だと思いました。
洋画★『ホーム・アローン2(Home Alone : Lost in New York)』(1992年:アメリカ)
ノミネート全10作
アニメーション映画★『トイ・ストーリー3(TOY STORY3)』(2010年:アメリカ)
ノミネート全14作
ピクサー製作の人気シリーズ、前作から11年ぶりの続編、作中も前作の10年後。
1、2に続いてテーマは「落ち目になった時」。
というか、親子連れが観客の主力層であろうこの人気シリーズで「大学進学のために引っ越すアンディがオモチャを処分することになった」というストーリーをやろうというのが凄い。
2から3へのオモチャの減り方も絶妙なんだよなぁ。
作中で本人達も言ってたけど真っ先に処分されるであろうあの頼れた兵隊(グリーン・アーミー・メン)が3人だけ残っているところとか。
序盤でウッディ達オモチャが行った「アンディと一緒に遊ぶ作戦」の失敗を見せておいて、
終盤にアンディが座り込んで(=子供目線で)段ボール箱からひとつひとつオモチャを取り出しながら彼等の紹介をするシーンにうるっと来た直後、まさかあんな展開になるなんて。
そういうのは勘弁してよ、眼鏡+3D眼鏡は泣く時に困るんだから。
それにしてもバズ・ライトイヤーはいつもこんな役回りだな。
初期状態が登場するのは毎回のお約束としても、格好悪いのに格好いい、格好いいのに格好悪いまさかの新モードが。
っていうか、10年間ジェシーと進展していなかったんかい。
あと余談だけど事前に話題になっていたトトロの出番が案外多い。
このシリーズは個人的にはウッディ=唐沢寿明、バズ・ライトイヤー=所ジョージの日本語吹替版に限る。
ところであの陽気なゴミ回収人が1の悪ガキ、シド・フィリップスだとか。マジか。
最後に、同時上映の短編「デイ&ナイト」が凄すぎる。必見。
ゲーム★『CRIMINAL GIRLS』(CEROレーティングD:17才以上対象、日本一ソフトウェア/プレイステーション・ポータブル 2010.11.18.)
ノミネート全15作
キャラクター★支倉悠(『白衣のカノジョ』日坂水柯/集英社「増刊BJ魂(ビージャンこん)」→「ビジネスジャンプ」)
2010年12月15日現在読切3話+シリーズ連載2話目。
ヒロインは白衣+メガネ+ミニスカ+ニーソ(+黒髪のロングヘア+ナイスバディ+ネクタイ+恋する女性?)な養護教諭・支倉。
主人公の男性も白衣+メガネ+黒髪な理科教師・桑原諒。
主人公と彼女は同じ職場(職場恋愛禁止の高校)の同僚であり更に主人公と同じ下宿の真上の階に彼女が住んでおり、主人公の部屋で呑む仲に。
彼女には主人公の白衣をいつの間にか着る癖があったり、酔うと寝る→寝ぼけてるといつもの癖で自分でする→主人公に目撃されるということが2回もあったり、
自分でする→ぱんつを脱いだまま寝る→朝遅刻ギリギリのドタバタではいてないまま職場にということがあったり、
ドタバタではいてないまま主人公の部屋にということがあったりする、天然でドジっ娘で、そして自然体の彼女の言動に主人公が翻弄される、そんな物語。
尚、一応2010年の男性キャラクターも一人挙げておくと、時給1120百円で一週間の短期アルバイトに応募して採用された男女12人の一人、車が欲しい大学生・
結城理久彦(『インシテミル』米澤穂信/文藝春秋 2007.08.)になります。
ミステリファンとしてはクローズド・サークルであんな風にふるまえたらと憧れます(?)。
参考資料
●漫画家作品年表(日坂水柯)●
参考資料
●甲斐高風のBOOK LIST(米澤穂信)●
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