西澤保彦作品年表


2019年4月5日更新


西澤保彦(1960年12月25日生)O型
高知県出身
米国私立エカード大学創作法専修卒業
高知大学経済学部教務助手
高知大学文学部英文科非常勤講師
土佐女子高等学校非常勤講師
土佐女子高等学校講師
1990年、『聯殺』が第1回鮎川哲也賞候補作に、受賞作は『殺人喜劇の13人』(芦辺拓/東京創元社)
その後、専業作家に

尚、入手しやすさと当情報網の能力の関係上、文庫化等複数回出版された作品については基本的に最新出版時の作品名・出版社のみを記載しております

初出版年月 作品名(出版社)付記(読了日)
1995.01 解体諸因(講談社)匠千暁−1、連作短編集 (2000/08/27)
1995.06 完全無欠の名探偵(講談社)SF新本格(触媒、収斂) (2000/09/08)
1995.10 七回死んだ男(講談社)SF新本格(反復落とし穴)、第49回日本推理作家協会賞候補作、受賞作は『ソリトンの悪魔』(梅原克文/朝日ソノラマ)と『魍魎の匣』(京極夏彦/講談社) (2000/09/02)
1996.03 殺意の集う夜(講談社)(2001/01/29)
1996.07 人格転移の殺人(講談社)SF新本格(マスカレード) (2000/11/23)
1996.08 彼女が死んだ夜(角川書店)匠千暁−2 (2001/02/10)
1996.11 麦酒の家の冒険(講談社)匠千暁−3 (2001/08/29)
1997.01 死者は黄泉が得る(講談社)SF新本格(物質復元、代替記憶) (2001/02/26)
1997.04 瞬間移動死体(講談社)SF新本格(テレポーテーション) (2001/08/11)
1997.07 複製症候群(講談社)SF新本格(ストロー) (2002/06/16)
1997.08 仔羊たちの聖夜(角川書店)匠千暁−4、cf.『聯殺』 (2001/12/22)
1998.01 幻惑密室(講談社)神麻嗣子−1、SF新本格 (2000/10/07)
1998.03 スコッチ・ゲーム(角川書店)匠千暁−5 (2002/05/26)
1998.04 ストレート・チェイサー(光文社)SF新本格(魔法の眼鏡) (2001/03/15)
1998.07 猟死の果て(角川春樹事務所)(2001/12/16)
1998.09 実況中死(講談社)神麻嗣子−2、SF新本格 (2000/10/08)
1998.11 ナイフが町に降ってくる(祥伝社)SF新本格(ストップモーション) (2001/12/02)
1999.01 念力密室!(講談社)神麻嗣子−3、連作短編集、SF新本格 (2000/08/09)
1999.03 黄金色の祈り(文藝春秋)(2003/06/15)
1999.09 夢幻巡礼(講談社)神麻嗣子−4、SF新本格 (2000/08/26)
2000.07 依存(幻冬舎)匠千暁−6 (2002/11/08)
2000.10 なつこ、孤島に囚われ。(祥伝社)森奈津子−1 (2000/11/08)
2000.12 転・送・密・室(講談社)神麻嗣子−5、連作短編集、SF新本格 (2000/12/12)
2001.04 謎亭論処 匠千暁の事件簿(祥伝社)匠千暁−7、連作短編集 (2001/07/10)
2001.09 夏の夜会(光文社)(2002/05/17)
2001.10 異邦人 fusion(集英社)→あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する(コスミック出版)SF新本格(タイムスリップ) (2001/10/11)
2002.01 両性具有迷宮(双葉社)森奈津子−2、SF新本格(ピーナッツ)、第2回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞受賞作 (2001/12/22)
2002.03 聯愁殺(原書房)第3回本格ミステリ大賞小説部門候補作、受賞作は受賞作は『GOTH リストカット事件』(乙一/角川書店)と『オイディプス症候群』(笠井潔/光文社) (2002/04/10)
2002.08 人形幻戯(講談社)神麻嗣子−6、連作短編集、SF新本格 (2002/08/09)
2002.12 ファンタズム(講談社)SF新本格(遍在) (2002/12/12)
2003.03 リドル・ロマンス 迷宮浪漫(集英社)連作短編集、SF新本格(ハーレクイン) (2003/03/11)
2003.05 神のロジック 人間のマジック(文藝春秋)→神のロジック 次は誰の番ですか?(コスミック出版)(2003/05/29)
2003.06 笑う怪獣 ミステリ劇場(新潮社)連作短編集、SF新本格(怪獣、宇宙人、改造人間、幽霊) (2003/06/19)
2003.11 黒の貴婦人(幻冬舎)匠千暁−8、連作短編集 (2003/11/28)
2004.04 いつか、ふたりは二匹(講談社)SF新本格(乗り移る) (2004/05/04)
2004.06 パズラー 謎と論理のエンタテインメント(集英社)短編集、「蓮華の花」「卵が割れた後で」「時計じかけの小鳥」“贋作「退職刑事」”「チープ・トリック」「アリバイ・ジ・アンビバレンス」収録 (2004/07/01)
2004.08 方舟は冬の国へ(光文社)SF新本格(コレラティヴ) (2004/08/20)
2004.12 生贄を抱く夜(講談社)神麻嗣子−7、連作短編集、SF新本格 (2004/12/10)
2005.07 腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿(実業之日本社)櫃洗市市民サーヴィス課一般苦情係−1、連作短編集、「腕貫探偵登場」「恋より他に死するものなし」「化かし合い、愛し合い」「喪失の扉」「すべてひとりで死ぬ女」「スクランブル・カンパニィ」「明日を覗く窓」収録 (2005/07/18)
2005.10 フェティッシュ(集英社)(2005/10/29)
2006.03 キス(徳間書店)森奈津子−3、SF新本格(宇宙人、レイディN)、連作短編集、「勃って逝け、乙女のもとへ」「うらがえし」「キス」(cf.1988.02『苫えりおSFコレクション』「レディ・ラザロ」)「舞踏会の夜」収録 (2007/01/04)
2006.10 春の魔法のおすそわけ(中央公論新社)(2006/10/26)
2006.11 ソフトタッチ・オペレーション(講談社)神麻嗣子−8、連作短編集、SF新本格 (2006/11/10)
2007.07 収穫祭(幻冬舎)(2007/07/31)
2008.04 腕貫探偵、残業中(実業之日本社)櫃洗市市民サーヴィス課一般苦情係−2、連作短編集、「体験の後」「雪のなかの、ひとりとふたり」「夢の通い路」「青い空が落ちる」「流血ロミオ」「人生、いろいろ。」収録 (2008/05/01)
2008.08 夢は枯れ野をかけめぐる(中央公論新社)原題「早期退職者羽村祐太の静かな世界」、連作短編集、「迷いゴミ」「戻る黄昏」「その日、最後に見た顔は」「幸福の外側」「卒業」「夢は枯れ野をかけめぐる」収録 (2008/08/26)
2008.10 スナッチ(光文社)SF新本格(ベツバオリ) (2008/11/06)
2009.02 マリオネット・エンジン(講談社)SFホラー短編集、「シュガー・エンドレス」「テイク」(cf.「J」)「家の中」「虫とり」「青い奈落」「マリオネット・エンジン」(cf.「屍姦時代」)収録 (2010/08/03)
2009.07 動機、そして沈黙(中央公論新社)短編集、「ぼくが彼女にしたこと」「迷い込んだ死神」「未開封」「死に損」「九のつく歳」「動機、そして沈黙」収録 (2009/07/30)
2009.09 身代わり(幻冬舎)匠千暁−9 (2009/11/15)
2010.03 こぼれおちる刻の汀(講談社)SF新本格、cf.「ベル・マシーン」+1991長編ミステリ (2016/02/24)
2010.08 からくりがたり(新潮社)連作短編集、「遺品がたり」「桟敷がたり」「玩具がたり」「除夜がたり」「幼児がたり」「不在がたり」「傀儡がたり」「呪詛がたり」収録 (2016/01/28)
2010.10 幻視時代(中央公論新社)(2016/01/05)
2011.05 必然という名の偶然(実業之日本社)短編集、cf.櫃洗市、「エスケープ・ブライダル」「偸盗の家」「必然という名の偶然」「突然、嵐の如く」「鍵」「エスケープ・リユニオン」収録 (2011/07/08)
2011.08 赤い糸の呻き(東京創元社)短編集、「お弁当ぐるぐる」(音無美紀−0.5)「墓標の庭」(<物部太郎シリーズ>のパスティーユ)「カモとネギは鍋のなか」(柚木崎渓−0.5)「対の住処」「赤い糸の呻き」収録 (2011/09/03)
2011.10 彼女はもういない(幻冬舎)(2016/03/02)
2012.02 幻想即興曲 響季姉妹探偵 ショパン篇(中央公論新社)(2016/03/15)
2012.10 モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵(実業之日本社)櫃洗市市民サーヴィス課一般苦情係−3 (2015/01/29)
2013.06 ぬいぐるみ警部の帰還(東京創元社)音無美紀(+階藤美月)−1、連作短編集、「ウサギの寝床」「サイクル・キッズ・リターン」「類似の伝言」「レイディ・イン・ブラック」「誘拐の裏手」収録 (2015/12/01)
2014.02 探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵、巡回中(実業之日本社)櫃洗市市民サーヴィス課一般苦情係−4、連作短編集、「贖いの顔」「秘密」「どこまでも停められて」「いきちがい」収録 (2015/02/22)
2014.05 下戸は感情に入れません(中央公論新社)連作短編集、SF新本格(タイムスリップ)、「あるいは妻の不貞を疑いたい夫の謎」「もしくは尾行してきた転落者の謎」「それでもワインを飲ませた母親の謎」「はたまた魚籠から尻尾が覗く鯛の謎」収録 (2016/05/13)
2015.03 さよならは明日の約束(光文社)日柳永美&柚木崎渓−1、連作短編集、「恋文」「男は関係なさすぎる」「パズル韜晦」「さよならは明日の約束」収録 (2016/05/10)
2015.06 回想のぬいぐるみ警部(東京創元社)音無美紀(+階藤美月)−2、連作短編集、「パンダ、拒んだ」「自棄との遭遇」「誘う女」「あの日、嵐でなければ」「離背という名の家畜」収録 (2015/12/08)
2016.01 帰ってきた腕貫探偵(実業之日本社)櫃洗市市民サーヴィス課一般苦情係−5、連作短編集、「氷結のメロディ」「毒薬の輪廻」「指輪もの騙り」「追憶」収録 (2016/01/15)
2016.11 悪魔を憐れむ(幻冬舎)匠千暁−10、連作短編集、「無限呪縛」「悪魔を憐れむ」「意匠の切断」「死は天秤にかけられて」収録、第17回本格ミステリ大賞小説部門候補作、受賞作は『涙香迷宮』(竹本健治/講談社) (2017/01/18)
2018.09 幽霊たち(幻冬舎)(2018/09/30)
2019.03 さよならは明日の約束(光文社)日柳永美&柚木崎渓−2、連作短編集、「ライフ・コズメティック」「アリバイのワイン」「埋没のシナリオ」「夢の迷い路」収録 (2019/04/05)


神麻嗣子の超能力事件簿
1997.09 「念力密室」サイコキネシス
1998.01 『幻惑密室』(長編)ハイパーヒプノティズム
1998.01 「死体はベランダに遭難する 念力密室2」サイコキネシス
1998.05 「鍵の抜ける道 念力密室3」サイコキネシス
1998.09 『実況中死』(長編)テレパシー
1998.10 「乳児の告発 念力密室4」サイコキネシス
1998.12 「鍵の戻る道 念力密室5」サイコキネシス
1999.01 「念力密室F」サイコキネシス、プレコグニション→『念力密室!』(連作短編集、「念力密室」「死体はベランダに遭難する 念力密室2」「鍵の抜ける道 念力密室3」「乳児の告発 念力密室4」「鍵の戻る道 念力密室5」「念力密室F」収録)
1999.05 「現場有在証明」スプリット
1999.09 『夢幻巡礼』(長編)タイムイレイザー、プレコグニション
1999.09 「転・送・密・室」タイムイレイザー
2000.01 「幻視路」プレコグニション
2000.05 「神余響子的憂鬱」擬似サイコキネシス
2000.09 「<擬態>密室」ディスガイズ、?
2000.12 「神麻嗣子的日常」?→『転・送・密・室』(連作短編集、「現場有在証明」「転・送・密・室」「幻視路」「神余響子的憂鬱」「<擬態>密室」「神麻嗣子的日常」収録)
2001.01 「不測の死体」テレポーテーション
2001.05 「墜落する思慕」サイコキネシス、?
2001.09 「おもいでの行方」記憶消去
2002.01 「彼女が輪廻を止める理由」フラッシュ
2002.05 「人形幻戯」フラッシュオーバー
2002.08 「怨の駆動体」サイコキネシス→『人形幻戯』(連作短編集、「不測の死体」「墜落する思慕」「おもいでの行方」「彼女が輪廻を止める理由」「人形幻戯」「怨の駆動体」収録)
2002.09 「一本気心中」ディスガイズ
2003.01 「もつれて消える」プレコグニション
2003.05 「殺し合い」フラッシュオーバー
2003.09 「生贄を抱く夜(前編)」テレポーテーション
2004.01 「生贄を抱く夜(後編)」テレポーテーション
2004.05 「動く刺青」念写
2004.09 「共喰い」テレポーテーション、思念弾、サイコキネシス
2004.12 「情熱と無駄のあいだ」テレポーテーション→『生贄を抱く夜』(連作短編集、「一本気心中」「もつれて消える」「殺し合い」「生贄を抱く夜」「動く刺青」「共喰い」「情熱と無駄のあいだ」収録)
2005.01 「無為侵入」サイコキネシス
2005.05 「闇からの声」(残留思念の)サイコキネシス
2005.09 「捕食」サイコキネシス、テレパシー
2006.05 「変奏曲<白い密室>」テレポーテーション
2006.11 「ソフトタッチ・オペレーション」エル・テレパシー(cf.通常のテレパシー=サイ・テレパシー)+シンクロニシティ、テレポーテーション、サイコキネシス→『ソフトタッチ・オペレーション』(連作短編集、「無為侵入」「闇からの声」「捕食」「変奏曲<白い密室>」「ソフトタッチ・オペレーション」収録)


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