甲斐高風のDIARY

2006年1月



 
2006年1月7日
 遅まきながら、新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

 2006年1月3日『新選組!! 土方歳三 最期の一日』、1月3・4・5日『古畑任三郎FINAL』には色々と書きたいこともあるのですが、 とりあえずCMで何回も見た所為もあって「このブルガリ三四郎に解けない謎はない!」(ブルガリ三四郎(誉陽一/小日向文世)『鬼警部ブルガリ三四郎』)という台詞が頭から離れないのを誰か何とかして下さい。

 それから、『ちゅ〜かな雀士 てんほー牌娘 Special』って結局男性陣の爆発ムービーも「白金れーこによるてんほー牌娘への逆襲」もないという噂を聞いたのですが、本当ですか?

 そうそう、2006年最初の更新なので、「甲斐高風 ★GRAND PRIX★」の2005年分を追加いたしました。


参考資料★2005年★


 本日の読破本。

2006.01 けものとチャット1(みずしな孝之/竹書房)(2005/12/31)
99%の誘拐(岡嶋二人/講談社)第10回吉川英治文学新人賞受賞作 (2006/01/03)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST


 本日のニュースとかオススメとか。


MOON PHASE  MOON PHASE 雑記 2006-01-01 新年明けましておめでとうございます。   (情報を提供して下さった皆様、ありがとうございます)
2.「今日の5の2」アニメ化企画進行中。


インサイター   2005年グラビアアイドル・ベスト10  2004年グラビアアイドル・ベスト10  2004/01/04(日) ■GIグランプリ2003「女祭り」

Y十M 〜柳生忍法帖〜 第18話「蛇の目は五つ」
・ 平賀孫兵衛撃破。 決まり手は平賀孫兵衛が斬ったものの柳生十兵衛が膝と駕籠を使って支えた槍の竹橋によるばねによる跳躍と本人の体重を活かしたお鳥の跳躍からの真っ向唐竹割りでした。 刀は得手ではないとはいえ、 槍を斬った余勢であらぬ方向に刀身がながれていて迎撃できなかった原作版も情けなかったですが、 迎撃を柳生十兵衛に(先程は一刀両断できていた)槍の柄で阻止された漫画版もそれはそれで情けないような気もします。 会津七本槍唯一の槍使いだったのですが、序章を抜かせば青竹で処女の京人形11人の着物を捲り上げていたことくらいしか見せ場がないままの退場となりました。

・ その後、柳生十兵衛が槍高跳び&槍投げ&平賀孫兵衛が突き刺した駕籠の中身(風丸)、具足丞之進がへっぽこっぷり&猿っぷりを見せつつ今宵は両軍退散と相成りました。


参考資料『Y十M 〜柳生忍法帖〜』雑感倉庫

2005年の邦画『摸倣犯』(2002年)
2005年の役者長澤まさみ(『ロボコン』 2003年)
ノミネート全3作
 2001年の本にも選出した『模倣犯』(宮部みゆき/小学館)を映画化した中居正広主演作品。
 あの大作を1本の映画にするなんて無理だろうと誰もが思っていたらやっぱり無理だった、という作品。
 とはいえ、話題になった「衝撃の結末」は事前に聞いていたおかげでそれほど衝撃ではなく(むしろエンディングのテーマソングの方が衝撃的)、むしろこれはこれでありなのではないだろうか、とかちょっとだけ思ったりもしました。

 で、『ロボコン』はロボットコンテストを舞台にした「理系の青春映画」(「理系の恋愛映画」ではない)で、 対戦相手のロボットも凝っていたりメイキングを観る限りロボットはちゃんと役者が自分で操縦していたりといった芸の細かい面もあって大変面白い作品でした。
 ただ、他の人がDVDで観ていたのを途中から横で一緒になって観たので、逆に言うとそれだけのめりこんだということなのですが、 序盤を見ていない為、残念ながら2005年の邦画としてはノミネート外。
 その代わり、第5回東宝シンデレラグランプリ(2000年)にしてこの作品で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した長澤まさみを2005年の役者として選出しました。
 いつか機会を見てちゃんと見直したい作品です。

 
2006年1月16日
 遅まきながら、とある有名な神社に初詣に行ったら営業時間(?)中のはずなのに参拝客どころか巫女も誰もいなかったのですが、 神無月じゃなければ神様はおられるはずと信じてとりあえず参拝してきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日の読破本。

2006.02 舞−乙HiME2(シナリオ・樋口達人+吉野弘幸、作画・佐藤健悦/秋田書店)原作・矢立肇 (2006/01/10)
2005.12 ツチヤ教授の哲学講義(土屋賢二/岩波書店)(2006/01/11)
新フォーチュン・クエスト11 クレイの災難<上>(深沢美潮/メディアワークス)(2006/01/12)
絶対可憐チルドレン3(椎名高志/小学館)(2006/01/14)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

みなみけ 第48話「出すヤツ」
・ 今回は舞台は南家だけどその実体は南冬馬&マコト編。

・ マコトの服に「STUPID」の文字が。

・ 2ページ目5コマ目と3ページ目1コマ目から考えるコタツの図。 決め手は小学生(南千秋&南冬馬)のニーソックス。

  南千秋  
南春香マコト♀南冬馬
  南夏奈
↓テレビ
 

 これを踏まえてみると、 「元々千秋の位置に座っていたマコトが慌てて足からコタツに潜り込んだため、こうなったらしい(後に90度回転して南冬馬側に頭部が)」 「事情を知っている夏奈&冬馬は足を曲げてスペースをつくってあげている、逆に書くと足を伸ばしているのは事情を知らない春香&千秋で、特に春香の足の伸ばし方は制服をゆるめ方と同じくだらしなったりする」 「「急にグサッ」ってやったのは、もちろん夏奈」 といったことが確認できます。

・ 冬馬はおとこまえなのに第41話「どっちだよ」の時の「確認」といい第43話「乾いてる」の時の「かっ かんせつ‥‥」といい 最近の南家三姉妹に欠けているような気がする恥じらいがあって実にいいです。 そして、今回を読んで「自分は赤面させられて汗かかされてゴッて男性を殴りつつもその男性に恥をかかせないように渋々助けてくれる女性」に自分がときめくことを発見しました。

・ 「「今日の5の2」アニメDVD3/24日発売決定!!人気アイドルユニット「Sweet Kiss」とのコラボあり。」だそうです。 声優バージョンと「SweetKiss」(注)バージョンの2バージョン音声なのだそうです。 色々と思うことはあるのですが、ひとつだけ挙げるとすれば「今日の5の2」のヒロインは5名であることに対し、「SweetKiss」は3人組であるということです。 登場しないとは思いませんが、サブキャラ(下手するとモブキャラ)と化してしまうヒロインが2名ほど出ることになるのでしょうか。


(注) ●SweetKiss Official Website スウィートキッス オフィシャルウェブサイト


・ 次回と次々回は「みなみけ強化期間、2回連続カラーでお邪魔。」だそうです。 一瞬DVDのパッケージ用イラストか、とも思いましたが、あくまでも『みなみけ』のカラーのようですから邪推でしょうね。


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)

 
2006年1月21日
 雪に慣れていない地方で雪の降る日を狙ったかのようにセンター試験が行われるのは受験生達の危機管理能力を見たいからなのではないかと思ったりした今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日のニュース。


とれたて!ホビーチャンネル  5年2組の楽しくもちょっとH?な日常♪ 『今日の5の2』発売決定


 パッケージイラストで小泉チカが早速ライトエッチかましていたり、さりげなく全2巻だと書かれていたりしますが、 それはそれとして現時点で一番気になるのは浅野ユウキです。
 他の4名のヒロインに比べるとわかりやすい属性がないとはいえ「純情娘」と書かれるのも若干の違和感を覚えるのですが、 それよりも一人だけ漫画版と髪の色が大きく変わっていて黒髪から茶髪になっています。
 ひょっとしてSweetKissバージョンの声の担当がジェシカ嬢だからなのでしょうか。
 あと、声優の顔と名前を一致させられないのですが、通常バージョンの高美美佳子嬢というのは高橋美佳子嬢の誤記のような気がするのですが。


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)


 本日のオススメ。71点、よくできました、でした。


ATOK presents 全国一斉!日本語テスト


 本日の読破本。

2005.09 悪党たちは千里を走る(貫井徳郎/光文社)(2006/01/16)
2005.12 プチクリ 好き=才能!(岡田斗司夫/幻冬舎)(2006/01/19)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

 
2006年1月23日
 こんなに雪が降り積もるとは知らずにこんな時間に時間指定で再配達なんてお願いしてしまって宅配便屋さんには本当に申し訳ないことをしてしまった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日のオススメ……って、解散されてるしっ。


Awareness   自由民主学園もえずみ内閣

Y十M 〜柳生忍法帖〜 第19話「三得談合」
・ 単行本『Y十M 〜柳生忍法帖〜』第3巻は3月6日発売予定。

・ 今回は加藤屋敷編。 悪夢にうなされる加藤明成とか すっかりへたれきった具足丞之進とか 血気盛んなのに若輩者だからか加藤明成の刀を拭いたり女性の死体を片付けたりと地道に働いている香炉銀四郎とか ぴんっと立てた人差し指やコキコキと鳴らした親指の不恰好さや頭頂部に二本だけ残った毛に味のある参謀・司馬一眼坊とか見所はいっぱいですが(?)、 今回一番の見所はなんといっても司馬一眼坊が描いた恐ろしき淫婦・天樹院(千姫)の図でしょう。 もしかするとこの作品の中で一番艶っぽく描かれた女性かもしれません。 ちなみに現時点の彼女は満年齢で約35歳、現代ならば女盛りの年齢です。

・ 会津七本槍の5人が赤い般若面を被って新郎新婦を誘拐するという司馬一眼坊曰く「女さらい 天樹院様への牽制を兼ねたしっぺ返し そして般若面の釣り出し‥ 一挙三得とはまさにこのこと」な策が動き出そうというところで以下次回。


参考資料『Y十M 〜柳生忍法帖〜』雑感倉庫

 
2006年1月27日
 大人にならないと大人買いはできないけど、大人買いをやめないと人は真の大人にはなれないのでは ないか、とか思ってみたりした今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日のオススメとかニュースとか。


とれたて!ホビーチャンネル  『今日の5の2』で声優初体験!「Sweet Kiss」インタビュー


 やはり浅野ユウキ茶髪化はジェシカ嬢に対応したのが理由のような気がしますが、そんなことより「作中にも登場する体操服姿」と書かれていながらブルマじゃないなんて。
 あと、2006年3月23日に『今日の5の2 主題歌』(OP&ED収録、エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ)が発売されるようです。


KATZE VILLA  猫の戯言  2004年11月27日 みなみけ


ている丼
 「11月24日」 「11月 8日」 「あっこさーんあっこさーんすきs(古」 「みなみけ より姫。」
 「12月14日」 「アッコさんリベンジ!」


日野橋制服館
 南カナ&チアキ&ハルカ
 南カナ&チアキ (再紹介)


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)


 ちゅ〜かな雀士 てんほー牌娘 オフィシャルサイトで『ちゅ〜かな雀士 てんほー牌娘 Special』に関して 【オンボードチップを使用したマシンの不具合等を修正したパッチファイルをアップしました】 とのこと。
 これでようやく私のPC上でも動くようになりました。


簿記占い(貸借対照表編)   (まなめはうすより)


 本日の読破本。

マドンナ(奥田英朗/講談社)連作短編集、「マドンナ」「ダンス」「総務は女房」「ボス」「パティオ」収録 (2006/01/25)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

 
2006年1月30日
 コンビニで雑誌を3冊購入したら店員に「850円になりますがよろしいですか?」と言われ、もし「よろしくないです」と答えていたらどうなっていたのか気になった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日の読破本。

戻り川心中(連城三紀彦/光文社)連作短編集<花葬>、「藤の香」「桔梗の宿」「桐の柩」「白蓮の寺」「戻り川心中(「菖蒲の舟」)」収録、ちなみに「菊の塵」「花緋文字」「夕萩心中」は『夕萩心中』(講談社)に収録、収録されている「戻り川心中」は第34回日本推理作家協会賞短編賞受賞作(同時受賞作は「赤い猫」(仁木悦子))&第83回直木三十五賞候補作、ちなみに受賞作は「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」(向田邦子)&『黄色い牙』(志茂田景樹/講談社) (2006/01/28)
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学(山田真哉/光文社)(2006/01/28)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

『戻り川心中』(連城三紀彦/光文社 2006.01(cf.1980.09 講談社))
収録作品「藤の香」「桔梗の宿」「桐の柩」「白蓮の寺」「戻り川心中」
 連作短編集(<花葬>シリーズ)。
 収録されている「戻り川心中」は第34回日本推理作家協会賞短編賞受賞作&第83回直木三十五賞候補作。
 2箇所で読んだ感想(注)に触発されて読みました。
 感想としては「Something Orange」に書かれた 「読め! いいから読め!」 「この凄まじい物語たちをまだ知らないあなたを、ぼくは真剣にうらやましいと思っているのだ。」 という言葉を改めて紹介するだけで事足りると思います。
 花によって恋愛とミステリを融け合わせた文学の、傑作です。
 どの作品も読み終わる度にぞぞぞっと身震いする感覚に襲われました。
 個人的オススメは「桔梗の宿」。
 切ない。
 余談ですが、「Something Orange」の感想では東野圭吾作品の『容疑者Xの献身』(文藝春秋)が引き合いに出されていますが、 表題作「戻り川心中」に関してはむしろ『悪意』(講談社)の方を思い出しました。
 ハルキ文庫版『戻り川心中』や講談社『夕萩心中』には<花葬>シリーズの残り3編「菊の塵」「花緋文字」「夕萩心中」が収録されているようですが、 私同様この小説を初めて読んだ人なら皆様必死になって探し回っているでしょうから入手は難しそうですね。


(注)
政宗九の視点  2006-01-14 (土)

Something Orange  2006-01-19(木)

みなみけ 第49話「向こうの南さん家」
・ 『今日の5の2』アニメ化情報については2006年1月21日の日記2006年1月27日の日記に。 それから、↓な話もあったりなかったり。


最後通牒・半分版  最後通牒・こぼれ話  桜場コハル『みなみけ』がTVアニメ化決定?


・ 「『みなみけ』強化期間2回連続カラー!!」だそうですが、強化されたのは南家は南家でも南冬馬一家の方でした。 カラー扉絵に描かれた姉弟を通り越えてもはやカップル状態の南千秋&南冬馬も冬馬の方に重点が置かれているに違いありません。

・ この物語は南家4兄妹の平凡な日常をたんたんと描くものです。過度な期待はしないでください。 ――といった感じでさりげなく南冬馬家の「情けない兄貴たち」というか「かっこいいお兄さん」というか、とにかく兄3人初登場。 それはそれとして、家族会議を横目に冬馬はくつろぎすぎです。

・ 「長男:茶髪のはねはねヘア。眼鏡着用。多分高校生。」 「次男:黒髪のトンガリヘア。多分高校生(制服から判断すると南春香が通っている高校の生徒である可能性が高い)。」 「三男・南アキラ:黒髪のふわふわヘア。多分中学生(学ランから判断すると南夏奈が通っている公立中学校の生徒である可能性が高い)。」 といった感じの3人の兄ですが、次男と三男はともかく、長男は知的な外見ながら兄バカにしてバカ兄な雰囲気を醸し出していて、今後の動向に目が離せない感じです。

・ 南春香家の電話はコードがついていましたが南冬馬家の電話はコードレスでした。せっけんでちょっと機嫌を緩めている場合じゃありませんよ春香親分。負けていますよ春香親分。

・ この話、続くのやら続かないのやら。次回は連載50回にしてバレンタインイヴ発売ですが。


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)


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