甲斐高風のDIARY

2005年10月



 
2005年10月7日
 今日も今日とて今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 突然ですが、「ツンデレ」を形成するツンデレ娘とツンデレの相手という組み合わせにおいて、 ツンデレの相手といえば朴念仁と相場が決まっています。
 ツンデレ娘が顔を赤らめればなんか怒らせちゃったかなーと思い、 ツンデレ娘がぽそっとつぶやいた「ありがとう」という言葉は必ず聞き逃す、そんな男です。
 それを視聴者だったりプレイヤーだったりが客観的に(神の視点って奴でしょうか)眺めて悶えるのが「ツンデレ」の醍醐味であり、 やたらと察しがいい男に翻弄される娘という組み合わせもこれはこれで味わい深いものでありますが、これは「ツンデレ」とは違う状況のように思えます。
 つまり、ツンデレの相手の視点からはツンデレ娘のツンデレっぷりが確認できない、という後期クイーン問題のような一面が「ツンデレ」にはあるわけです。
 なんてことは既にあちこちでもっと素敵な文章で書かれているわけで。例えば↓。


めいぷるぶろぐ  にーよん


 ところで後期クイーン問題って何ですか。


 本日の読破本。

マンガは今どうなっておるのか?(夏目房之介/メディアセレクト)(2005/10/06)
かりん7(影崎由那/角川書店)(2005/10/07)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

(2005年10月1日) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PHASE「最後の力」 或いは 「微笑むステラ・ルーシェ」
 最終回(2006年2月24日発売のDVD最終巻で40分程度のスペシャルエピソードがあるそうですが)。

 マユ・アスカ、ステラ・ルーシェ、そしてルナマリア・ホーク、三度守るべき者を失ったシン・アスカ。
 レクイエム及びメサイア攻防戦で鬼神の如き活躍を見せるが、 敵を全滅させる為ならば流れ弾が味方のザフト軍に当たろうがお構いなしという滅茶苦茶な戦い方をする。
 見かねて止めに入ったイザーク・ジュールのグフイグナイテッド&ディアッカ・エルスマンのブレイズザクファントムをも敵と認識して攻撃したのをきっかけに、 オーブ軍であろうがザフト軍であろうが構わずに視界に入るもの全てを叩き潰す虐殺を繰り広げていく。
 ドムトルーパー×3、アンドリュー・バルドフェルド専用ガイアガンダム、アカツキ、ストライクフリーダムガンダム+ミーティア、インフィニットジャスティスガンダム+ミーティア、 エターナル、アークエンジェルを次々と攻撃していく中、レジェンドガンダムに乗るレイ・ザ・バレル、ミネルバに乗るタリア・グラディス、そしてメサイアにいるギルバート・デュランダル議長は……。


 ……はっ!ゆ、夢か。
 しかし、まさか前作出演者は全員生存どころか一人生き返った上で全員ラクス・クライン派に、 今作新登場組もラクス・クライン派は全員生存というラクス・クライン派完全勝利をやるとは思いませんでした。
 今から思うと前作の最終決戦は2話一挙放送だったこともあって誰が生き残るか全く読めない展開で結構熱かったんですねぇ。
 このままだと最終巻DVDに追加される後日談に黒い三連星が登場しかねないってことですか。
 こんなことだったら前作のオーブM1アストレイ三人娘を生かしておいて今作でドムトルーパーに乗せてあげたらよかったじゃないですか。
 あの娘達なら嬉々として「ジェットストリームアタック!」って叫んでくれそうですし、凄い踏み台にしやすそうですし。

 イザーク・ジュール(&ディアッカ・エルスマン)。
 エターナルはザフトの船だと苦しすぎる言い訳をしておりましたが、言い訳をしているということは身も心もラクス・クライン派として開き直ったわけではないのかもしれません。
 と、いうことはやはり亡命はせずに裁判沙汰で今度こそ処刑でしょう。
 さようなら、イザーク・ジュール&ディアッカ・エルスマン。
 貴方達のことは忘れません。
 ネオジェネシス発射をザフト軍への全軍通達でいち早く知りエターナルへ知らせた時、「キラ・ヤマトとシンクロしてトランスモードに入っているラクス・クライン」を怒鳴りつけたのが彼の唯一にして最大の見せ場でした。
 このおかげでオーブ軍は無傷、全軍通達されていたにも関わらずザフト軍は被害甚大でした。
 サイクロプス、ジェネシス、ユニウスセブン落とし、核爆弾……のニュートロンスタンピーダーによる迎撃、レクイエム、そしてネオジェネシスと数々の大量破壊兵器の威力を目の当たりにしてきた男の面目躍如というところでしょうか。
 そういえばディアッカ・エルスマンとミリアリア・ハウはようやく接近遭遇の機会を得たのに挨拶すらありませんでしたね。

 最終決戦キラ・ヤマト編。
 前作のラスボス、ラウ・ル・クルーゼには試合に勝って勝負(論撃)に負けた感じでしたので、レイ・ザ・バレルで事実上の再戦という展開は悪くはありませんでした。
 今までお互いにその存在は意識し続けていた主人公キラ・ヤマト(って書かざるを得ないのもアレですが)とラスボス、ギルバート・デュランダル議長が最後に会って会話を交わすという展開も悪くはありませんでした。
 ただ、その後にキラ・ヤマトがギルバート・デュランダル議長&タリア・グラディス&レイ・ザ・バレルの擬似家族心中をあっさりと放置して逃げてしまうんですよねぇ。
 ここで「逃げるな!生きるほうが戦いだ!」 (カガリ・ユラ・アスハ)と言ってくれなかった所為で レイ・ザ・バレルとの会話もギルバート・デュランダル議長との会話も今までの不殺主義も意味がなくなってしまったような気がしたのですが。
 結局桑島法子ボイスに続き、関俊彦ボイスも全滅。
 そしてタリア・グラディスの息子に続編の影が見えたり見えなかったり。

 最終決戦シン・アスカ&アスラン・ザラ編。
 左手のシャイニングフィンガー(違)で特攻するシン・アスカのデスティニーガンダムとアスラン・ザラのインフィニットジャスティスガンダムとの間に割って入るルナマリア・ホークのインパルスガンダム。
 ここで覚醒して光の翼で強引に方向転換するとか右手でシャイニングフィンガーをかまして左手を破壊して直撃を避けるといった自分で回避行動をとるわけでもなく、 そのまま止められずに三度悲劇を繰り返して暴走するわけでもなく、 アスラン・ザラがSEED発動で防いでしまいました。
 最終決戦キラ・ヤマト編を見る限り「自分の行動は自分で考えて決断しろ」というのが本作のテーマかと思ったのですが、シン・アスカはこの土壇場ですらそれをさせてもらえませんでした。
 余談ですが、SEED発動カットインに関しては前作の額よりも本作の瞳の奥で種割れするバージョンの方が好きだったりします。

 ステラ・ルーシェの精神体(裸体)に関しては桑島法子ボイスだからの一言で説明がつく上に、 この最終回において唯一残してもらえたシン・アスカの主人公特権だったわけですが、結局彼女が何が言いたかったのかよくわかりませんでした。
 今に始まったことではありませんが。
 色々考えた結果、明日シン・アスカとルナマリア・ホークが結ばれてできる子供が昨日までの記憶を持ったステラ・ルーシェの転生体であると理解しましたがそれでよろしいのでしょうか(←よろしくない)。

 ミーア・キャンベル専用ザクウォーリアが出撃していようがアカツキがバリアを(多分鏡面装甲で吸収しながら)やすやすとすり抜けていようが もう気にしないことにして最後を締めることにします。




 人は成功よりも失敗から、勝利よりも敗北から多くのものを得るという。
 だからシン・アスカは、きっと多くのものを得たのだ。
 肉体は無事だ。
 精神だって無事だ。
 傍らには愛しい人がいる。
 確かに主人公の座からは弾かれてしまったが、同時に憎しみの連鎖、戦いの日々からも外れることができた。
 主人公の座から弾かれたことで、視聴者の好感度もむしろあがっていたりする。
 そう、シン・アスカにとってこれは間違えなく失敗であり敗北の物語だが、同時に間違えなくハッピーエンドの物語なのだ。




 ……ふぅ、うまくごまかしてみたよ!(←台無し)


参考資料『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』雑感倉庫

 
2005年10月8日
 朝から可愛い声の女性から電話がかかってきて、 その人が言うには昨夜21時半頃電話があったので折り返し連絡をくれたそうで、 その人が言うには電話をくれたのは間違えなく我が家の電話番号なんだそうで、 だけどその時間私は誰にも電話をかけていないどころかその時間我が家には誰もいなかったはずで、 だからといって誰かが不法侵入してまで我が家から電話をかけたとは思えないので、 何か勘違いしているのではと言ってみたのだけど、 その人の父親が会社の関係者から電話をもらうあてがあったらしく何度も何度も可愛い声で確認されて、 とっても困ってしまった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか、 って書こうと思ったらその人の父親が会社の関係者からもらったと思っている電話の折り返しが娘だった理由が気になりはじめた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日の読破本。

六とん2(蘇部健一/講談社)短編集、「最後の事件」「三色パンの秘密」「午前一時のシンデレラ」(以上、古藤)「行列のできるパン屋さん」「姿なき目撃者」「読めない局面」(以上、半下右)「誓いのホームラン」「地球最後の日?」「叶わぬ想い」「きみがくれたメロディ」収録 (2005/10/08)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

みなみけ 第42話「こんな日のために」
・ 今回は高校編。

・ といでスイッチ入れたのに炊飯器が空ということは、夏奈はお米はといだものの釜を炊飯器にセットしないでスイッチだけ入れたのでしょうか。 ちなみにこのシーン、千秋が右手で茶わんをつき出しているのが妙に気になります。

・ 今までの夏奈や千秋の料理の腕前と今回を見る限りでは南家は食事当番ローテーション制を導入しているわけではなく、あくまでもメインシェフは春香であり夏奈や千秋はお米をといだりと配膳したりいったお手伝いレベルに留まっている様子。

・ 南家は食生活ローテーション制を導入している様子。月曜の朝はごはん。月曜の夜はパスタ。 第32話「明かそうぜ」を見る限り、土曜の朝はパン? (私服でパンを食べている日があって、その翌日は休日だったようなので)

・ 「こんな日のために日ごろから弁当を二つ用意していたのだ!」と いざという時に備えて日々しっかり二人前の荒行(?)に耐える保坂ですが、 春香への料理方面からのアプローチは「こないだ話した料理本」を使った前回のマコちゃんに完全に負けていたりします。 ちなみに保坂の弁当はずっとフランス風の様子。 このまま放っておくと卒業後は渡仏して一人前のフランス料理のシェフになってしまいそうな気がします。

・ ところで保坂って同性にはどう思われているのでしょうか。


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)

Y十M 〜柳生忍法帖〜 第13話「髯を生やした京人形」
・ ちなみに三甚内(向坂甚内、鳶沢甚内、庄司甚内)も庄司甚内が吉原の開祖・庄司甚右衛門になったのも本当の話。

・ 失禁、「週刊ヤングマガジン」的にもせがわまさき的にもセーフなんだ。っていうか原作版にないのにわざわざ書いているんだ。

・ 漆戸虹七郎が見開きでその凄まじい剣技を披露するのはこれで2回目ですが、その相手が1回目が無抵抗の堀の女3人、2回目が箱6個、でいいのでしょうか。


参考資料『Y十M 〜柳生忍法帖〜』雑感倉庫

 
2005年10月17日
 風呂上りに勧誘の電話がかかってきて、 一応ちゃんと説明を聞いた後で「興味がもてない話なのでお断りします」と伝えたら 「そうおっしゃられますがどんな話と理解されましたか?」と尋ねられて 「かくかくしかじかという話と理解しましたが」と応えると 鼻で笑われて「全然違いますよ、それじゃ電話を切らせるわけにはいきませんよ」と一蹴されたりしているうちにすっかり湯冷めした今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

   『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の再放送を見てみたら案外面白かった件。
 私は最初ギルバート・デュランダル議長が黒幕だと全然思っていなかったのでそのつもりで見直すと、初回のガンダム強奪事件の時からギルバート・デュランダル議長はちょこちょこと小芝居をしていました。
 やっぱりブルーコスモスに情報を漏らしたのもギルバート・デュランダル議長だったのですかね。

 『キャプテン翼 GOLDEN−23』(高橋陽一/「週刊ヤングジャンプ」集英社)が連載開始した件。
 U−22日本代表五輪候補と戦う親善試合の相手がデンマークとナイジェリアであるという幣サイト的にいきなり見逃せない展開となりました。
 そうです、なんと日本の初戦の相手はデンマークなのです。
 通常ならばデンマークなんてカマセ犬扱いされて終わってしまうところですが、今回は事情が違います。
 まず、これは親善試合なので、話の展開上日本が絶対に負けない、ということがありません。
 更に海外組である大空翼、若林源三、日向小次郎、葵新伍、赤井止也の5人が召集されていないので(特に前者2名が召集されていないところが重要)、話の展開上日本が絶対に負けない、ということがありません。
 これは正に千載一遇の好機!
 今まで『キャプテン翼IV プロのライバルたち』(テクモ/スーパーファミコン)でGKシューマッハが「ミラクルウォール」でブラジルを完封して登場した挙句虐殺された思い出しかないキャプテン翼 世界におけるデンマークの汚名が返上できるかもしれません。
(余談ですが、デンマーク対ブラジルといえば1998年(第16回)フランスワールドカップ準々決勝戦、これは名勝負です)

 本日のニュースとかオススメとか。


インターネット殺人事件   Words From The Beyond 政治的に正しい電波文の書き方


ゲーム攻略への道   嘘900 10月17日 18時40 PC
『てんほー牌娘 SPECIAL』
 ハーベスト/11月→12月22日


 本日の読破本。

ののちゃん10 ’01/10−’02/3(いしいひさいち/東京創元社)(2005/10/11)
ののちゃん11 ’02/4−’02/9(いしいひさいち/東京創元社)(2005/10/11)
バイトくん4 わが部屋は一聞なりき(いしいひさいち/双葉社)(2005/10/13)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

 
2005年10月22日
 お気に入りに登録していた某漫画のファンサイトと某アニメのファンサイトにほぼ同時期に無断転載事件が発生していて、 やぁねぇ、そういうの、とか思っていたら双方の事件には共通の関係者(サイト)がいたことを知り、ネットの大海はひょっとしたら案外狭いのだろうかと疑問を抱いた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 一応解決した問題を部外者が不必要に煽らないようにと思って言葉を選びながら書いたら本気でなにがなんだかさっぱりわからなくなってしまいましたが、ある意味目的は果たしているのでそれはそれでよしということで。
 じゃあ最初から書かなければいいのに。

 本日の読破本。

長野・上越新幹線四時間三十分の壁(蘇部健一/講談社)半下右−1、「長野・上越新幹線四時間三十分の壁」「指紋」「2時30分の目撃者」ボーナス・トラック「乗り遅れた男」収録 (2005/10/18)
かりん 増血記6(甲斐透/富士見書房)原作:影崎由那 (2005/10/21)
少女には向かない職業(桜庭一樹/東京創元社)(2005/10/21)
絶対可憐チルドレン1(椎名高志/小学館)(2005/10/20)
絶対可憐チルドレン2(椎名高志/小学館)(2005/10/22)

 し、しまったぁっー!
 今ちょっと時間もお金も本棚も余裕がないにも関わらず、 今週の「週刊少年サンデー」の『絶対可憐チルドレン』(椎名高志/小学館)「14th sense. 瞳の中の悪魔(2)」の大人の女性に見える「ザ・チルドレン」三人組の魅力にコロッと参っちゃってうっかり単行本1、2巻を購入してしまったじゃないかーっ!
 恐るべし、兵部京介の催眠攻撃ーっ!
 思いっきり他に影響が出ているじゃないかーっ!

 今はちょっと頭に血が上りすぎて今週の本誌375ページ(作品11ページ目)1コマ目の野上葵が眼鏡をかけてないように見えるくらいなので、感想はどこか他を当たって下さい(オイオイ)。


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

 
2005年10月24日
 サイト論とかブログ論とかを読めば読むほど弊サイトのダメっぷりを改めて思い知らされる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 改善や閉鎖や反論といったリアクションをとるわけでもなく、このダメっぷりは逆に反面教師としての価値があると自分に言い聞かせて放置するくらいなら その類の文章をわざわざ読みにいかなければいいのについつい読みにいってしまうのは何故なのでしょうかね。

みなみけ 第43話「乾いてる」
・ 今回は南冬馬&マコちゃん編。第40話以降は南冬馬&マコちゃん編×3(赤いランドセルを背負ったマコトもマコちゃんとカウント)、保坂編×1という実にマニアックな展開になっております。

・ マコトが放課後マコちゃんとして南家に出入りばかりしている所為でシュウイチの出番がさっぱりなくなりました。 もうこうなったらシュウイチはマコちゃんに一目惚れして起死回生をはかるしかありません。とどめを刺されるだけの気もしますが。

・ 今回は春香や千秋やマコちゃんがリップクリームを塗ったり塗られたりしている表情や冬馬がギュッと口をつかまれたりジャガイモのの皮剥きをそつなくこなしたりしている様子など見所は多かったですが、 個人的には最終ページ4コマ目の千秋が弟(違)に仲間ができたことに対する本当に嬉しそうな表情をオススメしておきます。

・ 単行本『みなみけ』第2巻は2005年11月4日発売予定。 「もっと本気で来い!」(藤堂香澄 『ART OF FIGHTING 竜虎の拳外伝』)と挑発合戦で売り手と買い手がお互いに気力を削りまくっているようにも見えるPCアクセサリー・ミニBOX『桜場コハルPACK』付きの限定版も同日発売予定。 予約はしないでぶっつけ本番で購入に臨む予定。でも予定通りなら当日購入は不可能な予定。 なので当日は単行本を購入した方、特に限定版を購入した方からの情報がいただけることを期待する予定。


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)

 
2005年10月31日
 ディス・イズ・ハロウィンな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日の読破本。

2005.10 セリヌンティウスの舟(石持浅海/光文社)(2005/10/25)
2005.10 フェティッシュ(西澤保彦/集英社)(2005/10/29)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

アニメーション映画『ティム・バートンのコープスブライド(TIM BURTON’S CORPSE BRIDE)』(2005年:イギリス)
 『シザーハンズ』『エド・ウッド』『スリーピーホロウ』『チャーリーとチョコレート工場』で御馴染の名コンビ、ティム・バートン&ジョニー・デップが監督&主演のストップモーション・アニメ。
 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 』同様、ミュージカルというか、音楽が耳に残る作品で、 モノトーンな生者の世界と対照的なカラフルな死者の世界でのホネホネロック(違)あたりは映画館で立ち上がって一緒に歌って踊りたい衝動にかられたくらいでしたし、 主人公ビクターがピアノで2人のヒロインとそれぞれ心を通わしていくシーンもよくできていました。
 事前に仕入れた情報がポスターくらいだったので、魚の缶詰業成金の息子ビクターが政略結婚させられる没落貴族の娘ビクトリアを見て、 こんなにいいコなのにこのコが「死体の花嫁(CORPSE BRIDE)」になってしまうのかぁとか一人で勝手に誤解をしてドキドキしながら見ていたのはここだけの話ということで。
 で、その「死体の花嫁」エミリー(声優は、こちらもティム・バートンとは名コンビで御馴染のヘレナ・ボナム・カーター)は映画のタイトルになってるだけのことはあり、登場シーンの怖さといい中盤の愛らしさといい終盤の格好良さといい、 どれも迫力満点魅力満点でした。
 ラストシーンは、「その後」を描かなかったストーリー的にも絵的にも、本当に、本当に、美しかった。

Y十M 〜柳生忍法帖〜 第14話「十兵衛先生」
・ 今回はセンターカラー。カラーとしては通算2回目。多分。

・ 今回は修行編。なので、堀の女7人が終始大開脚したりハァハァ言わされたり汗をかいたり頬を紅潮させたり騎乗したり竹筒を口に咥えたりしております(←単行本発売を前に誤解を招く表現)。

・ うぅむ、最後から2ページ目(と最後のページ)のお笛の表情がとっても女っぽい。まぁ第5話「修羅の巷へ」から3ヶ月も経っているわけで、つまり女が化けてもおかしくはないだけの時間が経っているわけですが。

・ 単行本『Y十M 〜柳生忍法帖〜』は第1巻・第2巻を11月4日同時発売予定。


参考資料『Y十M 〜柳生忍法帖〜』雑感倉庫


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