甲斐高風のDIARY

2005年5月



 
2005年5月4日
 せっかくのゴールデンウィークなので何か景気のいい言葉を、と思ったら「車田ぶっ飛び」しか思いつかなかった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 えっ、ノイタミナ枠第1弾のOPとして相応しいのかどうか、この作品のOPとして相応しいのかどうか首を傾げていた 『ハチミツとクローバー』のOPには元ネタがあったんですか、な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。


カトゆー家断絶  4月26日(火) アニメ新番組&最終回感想
→ ぬるオタが斬る  ハチクロOPの元ネタ
→ あんていなふあんていダイアリー  ハチミツとクローバーのOPはヤンシュヴァンクマイエル風味


 実は自分が二次元ではデコッパチな女性が好みなのに三次元ではデコッパチな女性は好みではないということを人に指摘されるまで気づかなかった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 以上、ゴールデンウィークなので挨拶を通常の3倍にしてみました。

 アニメ版『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』は大雑把に書くと 第一話「相思相殺」が漫画版の第一殺、第二話「胎動弐場」が漫画版の第二殺と消化してきて 第三話「凶蟲無惨」は漫画版の第三・四殺、第四話「妖郭夜行」は漫画版の第五・六殺でした。 その所為で我等の地虫十兵衛の出番はほとんど1話だけという扱いになってしまいました。 これ、ひょっとしたら冒頭の人別帖で薬師寺天膳を消すわけにいかなかったからなんですかね。 まぁ、それはともかく、その数少ない出番の中で我等の地虫十兵衛は 槍の穂を吐いたり槍の穂を飲んだり走ったり跳ねたり 筑摩小四郎の鎌+蓑念鬼の苦無による「飛び道具で跳ばせて落とす」という対戦格闘ゲームの基本コンボも難なく迎撃したりと大活躍でした。 今後は漫画版の第二十殺やオリジナル回想に期待しましょう。
 また、流石に朱絹の露出度は帯に阻まれて抑えられていましたが(←当たり前)、 その代わり手をつないだり笛と舞を披露したりと甲賀弦之介&朧に関する追加シーンはことごとく輝いていました。 そんな風に「アニメ化」で各キャラクターの魅力が更に増している中、 雨夜陣五郎だけ奇襲があっさりと甲賀弦之介に露見して中断するという追加シーンによって情けなさが増していました。 彼の魅力は情けなさなんですかね。
 それから、期待していた左金太は出ませんでしたが(←当たり前)、 噂によると第一話の天正伊賀の乱の回想シーンの中で端の方であの人が死んでいるらしいです。 私は確認できなかったのですが、本当だったら面白いですね。

 本日のオススメ。


YOUNG MAGAZINE  Let's DOWNLOAD 壁紙コーナー みなみけ

最後通牒・半分版より)


 本日の読破本。

柳生十兵衛死す(上)(山田風太郎/富士見書房)(2005/02/23)
柳生十兵衛死す(下)(山田風太郎/富士見書房)(2005/04/25)
PLUTO2(浦沢直樹×手塚治虫/小学館)長崎尚志プロデュース、監修・手塚眞、鉄腕アトム「史上最大のロボット」より (2005/04/26)
2005.05 いい電子5(みずしな孝之/エンターブレイン)(2005/04/26)
2005.04 黒笑小説(東野圭吾/集英社)短編集、「もうひとつの助走」「巨乳妄想症候群」「インポグラ」「みえすぎ(原題「見える」)」「モテモテ・スプレー」「線香花火」「過去の人」「シンデレラ百夜行」「ストーカー入門」「臨界家族」「笑わない男」「奇跡の一枚」「選考会」収録 (2005/04/29)
現実入門 ほんとにみんなこんなことを?(穂村弘/光文社)原題「ふるふる初体験」 (2005/05/03)
イヴの林檎3(倉上淳士/講談社→文苑堂)1998.07 講談社刊の再販 (2005/05/03)
イヴの林檎4(倉上淳士/講談社→文苑堂)1998.11 講談社刊の再販 (2005/05/03)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』(穂村弘/光文社 2005.03.)
 御存知、「世界音痴」「青春ゾンビ」な歌人・穂村弘のエッセイ集。 今回のテーマは美しい女性編集者・サクマさんの協力の下「人生の経験値」をあげること。  例えば、初めての献血。 例えば、初めてのモデルルーム見学。 例えば、初めての占い。
 ラスト2回+「あとがきのかわりに」を読んで吃驚してからネットで検索して見つけたネタバレ(?)が↓。 検索した限りだと、ラスト2回や「あとがきのかわりに」のミスリード(?)に引っかかったままの人もいるみたいですね。


風月抄  日曜日, 2月 13, 2005


 で、この本とはとは何も関係ないけどついでだから挙げておくと以前の雑記でオススメしていた話の新展開が↓。


ライトノベル・ファンパーティー  桜庭一樹先生からのメッセージ


 現実もやるじゃないか、と私は思う。現実もやるじゃないって感じだ。

(2005年4月30日) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-28「残る命散る命」 或いは 「涙と意地を見せる馬場一尉」
 まずは今回の被害報告。

1.スティング・オーグレーのカオスガンダム 対 キラ・ヤマトのフリーダムガンダム → モビルスーツ大破、パイロット生存(キラ・ヤマトの不殺主義のおかげ)。
2.アウル・ニーダのアビスガンダム 対 SEED発動中シン・アスカのインパルスガンダム → モビルスーツ大破、パイロット死亡。
3.ルナマリア・ホークのガナー・ザクウォーリア 対 馬場一尉のムラサメ → モビルスーツ大破、パイロット生存。
4.アスラン・ザラのセイバーガンダム 対 SEED発動中キラ・ヤマトのフリーダムガンダム → モビルスーツ大破、パイロット生存(キラ・ヤマトの不殺主義&彼と親友だったおかげ)。
5.レイ・ザ・バレルのブレイズザクファントム 対 SEED発動中キラ・ヤマトのフリーダムガンダム → モビルスーツ大破、パイロット生存(キラ・ヤマトの不殺主義のおかげ)。
6.トダカ一佐のタケミカヅチ 対 SEED発動中シン・アスカのインパルスガンダム → 艦大破、艦長死亡(但し、トダカ一佐の独断で旗艦なのに空母なのに自ら前線に出てミネルバとブレイズザクファントムの攻撃により沈没しかかっていた)。

 なんかルナマリア・ホークだけ凄い納得いかないです。 まぁ、こんな彼女でも噂通りインパルスガンダムに乗り換えると「ガンダムはガンダムでしか倒せない」この世界の法則に則って雑魚を一蹴できるようになるんですかね。 もっとも何事にも例外はあるもので、前作でもムウ・ラ・フラガのストライクガンダムという例外があったので、彼女がこれに続く可能性もあります。 前回を踏襲するとすれば、候補としてアークエンジェル級戦艦の陽電子砲、ブルーコスモス盟主による攻撃、桑島法子が演じるキャラクターを擁する相手の攻撃等が挙げられます。 どれも本当に可能性がありそうで怖いです。
 そういえばSEED発動中シン・アスカのインパルスガンダム 対 キラ・ヤマトのフリーダムガンダムでキラ・ヤマトがちょっとびっくりしていましたね。 今後、前作でも「キラ・ヤマトのストライクガンダム 対 アスラン・ザラのイージスガンダム最終決戦」くらいしかなかった双方がSEEDを発動させた状態での激突は見る機会があるんですかね。 当時はあれで仕留められないキラ・ヤマトはどうかしていると思っていましたが、今思うとどうかしていたのはストライクガンダムだったのかもしれませんね。
 さて、順番が前後しましたが今回一番気になったのは「戦闘機状態でミネルバのブリッジ眼前まで迫りながらそこで変形してビームライフルを構えた為フリーダムガンダムという名前の剣が舞い降りてビームライフルを破壊される」 「立ちはだかるカガリ・ユラ・アスハのストライクルージュをぶん投げる」「戦闘機状態でミネルバに特攻する」 と涙と意地を見せた馬場一尉でした。 特にストライクルージュをぶん投げたギリギリの判断には泣きました。フリーダムガンダムにビームライフルを破壊されていなければ撃破するまたとない好機だったのに!(←オイ)


参考資料『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』雑感倉庫

 
2005年5月9日
 「冷静沈着」と打ち込むつもりが間違えて「冷静ツン着」と打ち込んでしまい、なんとなくツンデレ美少女のことを想起させられた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 ゴールデンウィークだったのにもう少しましな話題はないんですか。ないんですよ。

TVアニメ『舞−HiME』(テレビ東京 2004.10.-2005.03.)
キャラクター炎凪
 HiME(= Highiy-advanced Materializing Equipment 高次物質化能力(者))である13人のヒロインを中心とした美少女学園恋愛&友情アクションドラマ。 放映当初、「サンライズ初の萌えアニメ」という謳い文句に「……初?」というツッコミをしていた方は多かったのですが 実は「……萌えアニメ?」というツッコミをするべきだったようです。
 燃えるにしても萌えるにしても「昨日の友が今日の敵」よりは「昨日の敵が今日の友」という展開(漫画版はどちらかというとそういう展開……でもないか)の方が楽だったはずなのに わざわざ楽じゃない道を選んだようにみせて最終回はあんな展開でしたし、 HiME同士のバトルロワイヤルになってからは戦闘シーンそのものよりも戦闘に至る経緯の方が重要なのは理解しつつも 戦闘の大部分が省略、瞬殺、チャイルドの暴走による決着だったのはちょっと残念でしたし、 序盤で評価していたキャラクター&舞台設定の紹介やストーリー&バトルの進行のバランスがメリハリがきいている「萌えと燃えを融合したアニメ」という評価は中盤以降明らかに下方修正が必要になりますが、 その足りない感じによって毎回毎回思いっきりスタッフに踊らされるのもそれはそれで楽しかったです。

 好きなキャラクターは執行部長の珠洲城遥(柚木涼香)、と見せかけて実は炎凪(石田彰)。男かよっ!
 一見銀髪の美少年風でにして愛読書が『蝿の王』(ウィリアム・ゴールディング←ノーベル賞作家)だったりする優秀な中学生であるにも関わらず、 その実体は敵である玖我なつきに対して「可愛いおしりが風邪でも引いちゃったー?」(←うろ覚え)とかセクハラ発言をして眉間に躊躇なく銃弾ぶっ放されたり、 上司である黒曜の君に対して性格が悪いとか人使いが荒いとか遠慮なく軽口を叩いて美袋命に大剣(ミロク)突きつけられたりしている懲りない中間管理職。 だからといって下克上等を企んでいるわけではなく、まめに段取りを組んで仕事はこなすし、 しんみりした台詞も吐ける。 そして敗北すると思いっきり悔しがるが、ただそれだけで潔く舞台から去っていく。 私もこういう大人になりたいです(オイオイ)。
 っていうかプレイヤーが炎凪になって段取りを組んでいく『舞−HiME』のゲーム、誰かつくってくれませんかね。絶対買うんですけどね。

 余談ですが、この文章を書く為に最終回を観ながらつけていたメモを見返してみたら「ひどい教会だーっ!」と嬉しそうに書いてありました。2回も。 我ながら結城奈緒と美優・グリーアとアリッサ・シアーズのトリオ(+真田紫子と石上亘)をそんなに気に入っていたとは。

Y十M 〜柳生忍法帖〜 第3話・序章「その男」
・ 豊臣秀頼の正室にして徳川家光の姉、徳川千姫こと東慶寺後見人・天樹院、江戸品川万松山東海寺住職・沢庵宗彭、 そして山田風太郎忍法帖最大の英雄、編笠と隻眼といえばこの男、江戸柳生家嫡男・柳生十兵衛三厳と役者が揃いました。

・ そういえば『宮本武蔵(全八巻)』(吉川栄英治/講談社)を初めて読んだ時は沢庵なんて漬物みたいな名前の和尚が実在しているはずはないから架空のキャラクターに違いないと決めつけていたなぁ、あの頃自分は若かったなぁと思い出しつつ、以下次回。

……一応書いておきますと、所謂「沢庵漬け」は沢庵和尚が広めたからその名前になったという説があります。つまり漬物みたいな名前の和尚がいたのではなく、和尚の名前が漬物の名前になったのです。


参考資料『Y十M 〜柳生忍法帖〜』雑感倉庫

(2005年5月7日) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-29「FATES」 或いは 「想い出の中のタリア・グラディス」
 今回はぶっちゃけた話恒例の総集編だったのですが、新規収録部分が単なる繋ぎではなく重要そうな感じでした。
 とりあえず総集編部分を観ていて印象に残ったのは、キラ・ヤマトが前作では顔赤らめたりして案外可愛いところもあったということでした。 今回の総集編が悟りきった無敵砲台と化して以降評判が芳しくないキラ・ヤマトの好感度復活が目的だとしたら成功だったんじゃないですかね。
 で、新規収録部分で一番気になったのはギルバート・デュランダル議長の回想の中でドサクサに紛れて(?)妙に美しく描かれていたタリア・グラディスでした。 ギルバート・デュランダル議長の想い出の中で美化されちゃっているような気がします。 そういえば、子供が欲しくてギルバート・デュランダルと別れて別の男とくっついた割には子供の話題はここまで出ていませんね。 ところで、PHASE-20「PAST」で推されたトダカ一佐が前回撃破されたってことは今回推されたタリア・グラディスもひょっとしたらひょっとする可能性が出てきたんですかね。
 他に気になったのは、ラウ・ル・クルーゼとギルバート・デュランダルが古くからの知己だったこと、ラウ・ル・クルーゼの素顔が描写されていたこと、やはりムウ・ラ・フラガの父親のクローンだったラウ・ル・クルーゼのクローンがレイ・ザ・バレルらしいこと、 少年時代のレイ・ザ・バレルが可愛すぎること、そのレイ・ザ・バレルは関俊彦ボイスに加えて少年時代は桑島法子ボイスってどれだけ死ぬ気満々なのかということ、くらいでしょうか。


参考資料『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』雑感倉庫

 
2005年5月16日
 何歳になってもどれだけ努力してもラップを上手に切ることができない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。


 本日の読破本。

イヴの林檎4(倉上淳士/講談社→文苑堂)1998.11 講談社刊の再販 (2005/05/10)
デュアン・サークII 5 勇者への道<上>(深沢美潮/メディアワークス)(2005/05/12)
2005.04 探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子(松本修/ポプラ社)(2005/05/14)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

みなみけ 第33話「当たるんだって」
・ 今回は次女・夏奈編。タケル編の気もしたけど探し物に関しては結局全部夏奈が依頼者か加害者だったからやっぱり夏奈編。

・ 南家の位置は少なくとも1階や最上階ではない様子。

・ 最終ページ2コマ目のタケル、春香、千秋の表情が絶品です。タケルの「怒」、春香の「喜」はともかく千秋の「哀」が切ない。 春香はのんきに喜んでいますが、この日の南家晩餐会は修羅場だったのではないでしょうか。

・ っていうか藤岡は何回晩ごはんに呼ばれてるんだ。誰が何の目的で呼んでるんだ。千秋が会いたいから呼んでるのだとすると切ないじゃないか。 そもそも藤岡家側ではどう思われてるんだ。

・ そういえば、既にクリスマスやバレンタインデーを迎えていながら次回が「『もう夏なのね、だって衣替えだもの』的お題。」ということは進級かサザエさん時空に突入をしたはずです。 クラス替え等の進級イベントもなかったですし高校編には今度も登場しそうな「先輩」がいますので後者ではないかと思われますが、少なくとも保坂は春香の為なら平気で留年くらいしかねないので予断は禁物です。


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)

 
2005年5月23日
 更新の準備を殆ど終えたのに、最後に「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」と書きたくなるような挨拶だけが何も思いつかずに頭を抱える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 高橋義孝という作家がおりました。 私にとって忘れられない作家の一人です。 しかし、私は不勉強なことにこの方の著作を1冊も読んだことがありません。 それどころかこの方に関して覚えていることはたったよっつだけです。
 ひとつ、ドイツ文学者だったこと。
 ふたつ、横綱審議委員会委員長だったこと。
 みっつ、山口瞳の師匠だったこと。
 よっつ、山口瞳との対談集『大人のしつけ 紳士のやせがまん』(新潮社)の中で、 「紳士は、目の前に扉が閉まりそうな電車がいたとしても、駅で走ったりはしない」といった旨の発言をしていたこと。
 毎朝毎晩駅で走っている人を見かける度、私は高橋義孝という作家のことを思い出し、紳士について少し考えてみたりします。


 ところで、2005年5月30日発売予定の「週刊ヤングマガジン」第26号でミスマガジン2005のファイナリストが発表されるのですが、今回は5人ではなくて6人なんですね。 つんく♂賞は審査員特別賞とは別枠ってことなんですかね。 というわけで、既にちらほらと出回っている噂は一切気にせずに2005年3月28日の日記 で希望した5人に1人追加しておきます。

13中村優(17)奈良県出身 T168 B80−W59−H87
 今回一番の長身。良くも悪くも(当時)17歳っぽくない感じ。

 ちなみに、(私だけが)わかっていなかった笹井美香と永作あいりのライバル関係は、単に両者が同じ事務所(エスピーボーン)所属だったからのようです。
 それはそれとして、笹井美香にずっと感じていた妙な引っかかりの正体が、知人に似ていたからだと気づいて以降自分の中で彼女の株が急上昇中です。


 本日の読破本。

キン肉マンII世 28(ゆでたまご/集英社)(2005/05/19)
バタフライ・エフェクト(ジェームズ・スワロウ James Swallow/竹書房)原題『THE BUTTERFLY EFFECT』、映画のノベライズ版 (2005/05/20)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

Y十M 〜柳生忍法帖〜 第4話「位牌四十四」
・ お鳥の父・板倉不伝は堀主水の縁者だったのですね。だからどうしたということもありませんけど。

・ 欄外の会津七本槍の紹介が適当過ぎです。具足丈之進に至っては名前だけしか書かれていません。しかも今回は作中で彼等について天樹院が説明しているので全く意味がありません。

・ 無精髭をジョリッと撫でながら「んふっ」って笑うだけで男の色気が漂う柳生十兵衛は羨ましいなぁと思いつつ、以下次回。


参考資料『Y十M 〜柳生忍法帖〜』雑感倉庫

(2005年5月14日) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-30「刹那の夢」 或いは 「シン・アスカに約束するネオ・ロアノーク」
(2005年5月21日) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-31「明けない夜」 或いは 「慕われるカガリ・ユラ・アスハ」

 まずは第30話から。
 えーと、ブレイズザクファントムとカオスガンダムは中破止まりだったので、とりあえずレイ・ザ・バレルとスティング・オーグレーは機体の乗り換えはないようです。
 そして、シン・アスカがつい先日までその実力に驚いていたアスラン・ザラを「あんま強くないよね、あの人」呼ばわりしたり(まぁ、また悩みだした所為で弱体化しているみたいですけど)、 ステラ・ルーシェを独断で地球連合に返してしまったりと、 増長と暴走が著しく主人公からラスボスにジョブチェンジするという噂が納得できてしまうくらいですが、 丈夫すぎるルナマリア・ホークを見た後で完全に死相が出ているステラ・ルーシェを見てしまうと個人的にはシン・アスカを責める気にはなれませんでした。 ただし、ステラ・ルーシェに襲われて散々文句いってたにも関わらず、シン・アスカに気を利かせて医務室から席を外したりしていたのに、結局シン・アスカにボディブローで気絶させられたナースだけは本当に可哀相だと思いましたが。 あと、レイ・ザ・バレルがシン・アスカに協力してくれたのはやはりあの実験施設の同郷(?)として思うところがあったということのでしょうか。
 さて、「シン・アスカのインパルスガンダムからネオ・ロアノークのウィンダムへステラ・ルーシェを返すシーン」は 前作の「キラ・ヤマトのストライクガンダムからアスラン・ザラのイージスガンダムへラクス・クラインを返すシーン」と比べると シン・アスカとネオ・ロアノークに接点がないところが減点要因、ステラ・ルーシェの方がラクス・クラインより悲壮感溢れていたところが加点要因、という感じでした。 前作では最終的にラクス・クラインもアスラン・ザラもキラ・ヤマトと行動を共にすることになりましたが、今作ではどうなるんですかね。
 と、いうわけで第30話で一番気になったのはネオ・ロアノークでした。 ロード・ジブリールとの関係も段々微妙になってきましたし、かなわぬ約束を、しかしかなえたくないわけではない約束をした彼の心中や如何に。
 ところで、アークエンジェルに来たアマギ一尉達が流石にいつまでも無敵軍団ではいられないであろうアークエンジェルのやられ要員にしか見えないのはどうなんですか。

 で、続いて第31話ですが、 要するにギルバート・デュランダル議長により普通なら銃殺刑でもおかしくないらしいシン・アスカとレイ・ザ・バレルの所業が不問に処され、 ステラ・ルーシェのデストロイガンダムが大暴れしていた話でした。
 実はデストロイガンダムそっちのけで地球連合の地上空母ボナパルトに見惚れていました。
 他に気になったのは、ネオ・ロアノークのシャワーシーンで彼の左目の下の傷痕がOPの冒頭4人目の人と同じものに見えたこと、 ちょっと前からネオ・ロアノーク、レイ・ザ・バレルの存在感が増していましたが今回マリュー・ラミアスの存在感も増していたのでそろそろこの三者の中で物語が動くかもしれないこと、 ミリアリア・ハウがアークエンジェルの温泉の存在を知ったのでお色気担当当番が回ってくるかもしれないこと、くらいでしょうか。
 それはそれとして今回一番気になったのはカガリ・ユラ・アスハの慕われっぷりでした。 慕うのはいいのですが前回キラ・ヤマトの話を聞いたにも関わらずザフトよりも地球連合に非があると断言していた(逆にカガリ・ユラ・アスハの方が安易に賛同しないで慎重な発言をしていた)アマギ一尉軍団からは目が離せません。
 と、いったところで展開とタイトルからステラ・ルーシェがどうなるのかはある程度予想できるのですが、スティング・オーグレーがどうなるのかが全く予想できない次回へ。


参考資料『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』雑感倉庫

 
2005年5月27日
 2005年5月26日に発売された『半熟英雄4 7人の半熟英雄』(スクウェア・エニックス/プレイステーション2)が今のところびっくりするくらい面白くてびっくりしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 戦略と中毒性がある半熟英雄なんて半熟英雄じゃないみたいです。

 本日のニュース。


「新選組! 」来年1月続編放送


 本日の読破本。

2005.05 扉は閉ざされたまま(石持浅海/祥伝社)(2005/05/23)
2005.07 ジオブリーダーズ11(伊藤明弘/少年画報社)RECOMPRESSION AND PERCUSSION (2005/05/26)


参考資料甲斐高風のBOOK LIST

『扉は閉ざされたまま』(石持浅海/祥伝社 2005.05.)
 成城の高級ペンションで開かれた大学時代の軽音楽部員とその中の1人の妹の合計7名による同窓会、 そこで伏見亮輔は密室殺人を決行する……。

 倒叙式ミステリーです。そして、密室殺人なのに「鍵のかかった扉を斧でたたき壊さない」ミステリーです。
 倒叙式ミステリー(犯人役の一人称視点)なので石持浅海作品で御馴染のディスカッションシーンにいい感じで緊張感が加わった、傑作です。
 いつまで密室の扉は閉ざされたままなのかに注目しつつ、かつて犯人役・伏見亮輔が夢中になりながら、自分の方から逃げた「冷静で、冷たい」綺麗で聡明な女性である探偵役・碓氷優佳に追い詰められていく様をお楽しみ下さい。
 で、読み終わってから彼女が「探偵役を務めた動機」について考えてみると、それこそ事件発生前の二人が再会した時における彼女の反応あたりも深読みして考えてみると、女性の奥深さについて思い知らされてみたりみなかったり。

 
2005年5月30日
 健康診断において注射や採血やバリウムは大丈夫なのにくすぐったがりの所為で触診や心電図計測装置の吸盤(?)が苦手な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 本日発売の「週刊ヤングマガジン」第26号に「ミスマガジン2005」でファイナルに進出した6人が載っていました。 2005年3月28日の日記2005年5月23日の日記で希望したのは 秋山莉奈(19)・時東あみ(17)・加藤理恵(19)・早美あい(18)・笹井美香(20)・中村優(17)で、 実際の結果は加藤理恵・北乃きい(14、神奈川県出身 T155 B80−W58−H81)小林ユリ(17、千葉県出身 T150 B94−W59−H84)鈴木美生(20、東京都出身 T153 B84−W60−H88)・時東あみ・中村優でした。 まぁこんなものでしょう。
 で、最終予想ですが、まずミスヤングマガジンとミス少年マガジンと読者特別賞は最近の路線(具体的には年齢と胸囲と身長)に素直に従い、 眼鏡という飛び道具はつんく♂賞に相応しい気がしたものの、そこはあえて反逆した結果、こんな感じで。

 グランプリ:加藤理恵 (対抗:北乃きい)
 ミスヤングマガジン:小林ユリ
 ミス少年マガジン:北乃きい
 審査員特別賞:時東あみ
 読者特別賞:中村優
 つんく♂賞:鈴木美生

みなみけ 第34話「負けてしまえ」
・ 今回は、実は誰も「負けてしまえ」とは言っていないよ編。

・ 夏奈 対 千秋の制服。夏奈の負け。千秋の大負け。

・ 春香 対 夏奈の制服。春香の勝ち。入る入らないの攻防戦って腰よりも胸がポイントなんでしょうか。 6ページ1コマ目が上半身すっぽんぽんに見えるのはロングヘアに隠れているからなのか、この大一番に勝つ為の奥の手としてブラジャーまで外したのか。 後者だった場合、その後のシーンが正視できなくなるのですが。

・ 千秋 対 春香の制服。千秋の負け。袖の次に胸を気にしていたのは意外でした。

・ 千秋 対 緑黄色野菜。千秋の負け(?)。 緑黄色野菜が苦手の偏食家+姉の制服を着てみたらぶかぶかだしネクタイの結びかた知らないし、 とはこれはこれは見事な天才小学生っぷりですね。 個人的には夏奈のなんかちょっとぜんぜん違うネクタイの結びかたもポイント高かったです。

・ 単行本第2巻は8月上旬に発売してまた夏祭りでイベント開催しようと目論んでいるに違いないと見ましたがどうですか。

・ 創刊25周年ビックリ企画は、人気投票、感動の最終回、カラー、2本立て、アニメ化、ゲーム化、『でろでろ』『妹は思春期』あたりとコラボレーションのどれかと見ましたがどうですか。

・ ちなみに今回はみなみけ 第32話「明かそうぜ」の時と同じ『今日の5の2』『みなみけ 1』の1ページ広告が載っておりました。


参考資料桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)


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