別冊ヤングマガジン覚書



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「別冊ヤングマガジン」(講談社)は偶数月第3(?)金曜日発売予定


作者名 1('03.12.)2('04.02.)3('04.04.)4('04.06.)5('04.08.)6('04.10.)7('04.12.)8('05.02.)予定と予想
高田裕三  
恋緒みなと    
山本マサユキ  
船堀斉晃
氏家ト全
しんむらけーいちろー           
横山了一        
陽気婢              
押見修造              
松本タカ              
市川ヒロシ      
立野和洋              
野田さとる            
尾前雄一郎            
土屋多摩          
富咲男    
唯登詩樹
細尾大樹           
もみのき         
大窒スかひろ           
大橋薫    ○ 
日高ミツヒコ    ○           
阿部寛行    ○         
佐々木昇平    ○       
向浦宏和    ○   
記伊孝      
むとうひろし          
渡辺航            
相原にこ          
楳澤次朗              
皿池篤志          
トニーたけざき              
綾坂みつね              
森田忠平              
ジェントルメン中村          
中山勇治              
大鳥ヂルチ              
平野博寿          
小野亮平              
山本三吾              
枡田裕介              
ほりのぶゆき           ○  ○ 
村岡優           ○    
いもとさちこ           ○    
大畑朋魅           ○  ○ 
西村友宏           ○    
ルノアール兄弟           ○    
高津原亮           ○    
垣内博           ○  ○ 


第1号(2003年12月25日)
作者名『作品名』 備考
高田裕三『九十九眠る しずめ』 新連載、巻頭カラー、「月刊アフタヌーン」(講談社)で『源蔵人形鬼話』を連載中
恋緒みなと『イオ』 連載継続
山本マサユキ『妹あいどる』 新連載、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で『ガタピシ車でいこう!!迷走編』&「日経クリック」(日経BP社)で『山本マサユキの ばらさずにはいられない!』を連載中、『六本木リサイクルショップ シーサー』
船堀斉晃『Heaven's Nightmare 〜アナザーリップス〜』読切?、「ヤングマガジンGT増刊」(講談社)で連載していた『リップス』の番外編
氏家ト全『妹はひまわり組』 連載継続、「週刊ヤングマガジン」で『妹は思春期』&「週刊少年マガジン」(講談社)で『女子大生家庭教師 濱中アイ』を連載中
しんむらけーいちろー『KING −キング−』 「ヤングマガジンGT増刊」から連載継続
横山了一『熱血番長 鬼瓦椿』 連載継続
陽気婢『管釣猫娘』 読切、「月刊サンデーGX」(小学館)で『薬多江町へようこそ』&『COMIC快楽天』(ワニマガジン社)で『内向エロス』を連載中
押見修造『超常眼球 沢田』 読切、前回まで『アバンギャルド夢子』を連載、『スーパーフライ』、「コミック焦燥」(太田出版)で『真夜中のパラノイアスター』
松本タカ『仙田くんの疑惑』 読切、『LAST UNTIE 〜ラスト・アンタイ〜』
市川ヒロシ『2人暮らし』 連載継続
立野和洋『捨て猫コミュニケーション』 読切、『真剣師黎太郎』『便利屋ファイナル』
野田さとる『恭子さんの凶という今日』 読切、同名作品掲載経験あり
尾前雄一郎『SS598あかしお』 読切、『沢村りいなのお料理パクパク』
土屋多摩『スケアクロウ』 新連載、『浮き男、舞う!!』
富咲男『路地裏アワーハウス』 3話集中連載開始、『あいつのSOS』『放課後コネクション』、「週刊ヤングマガジン」で『旅にでられぬきみたちへ』
唯登詩樹『MAIの部屋』 連載継続、フルカラー、「月刊ウルトラジャンプ」(集英社)で『ボクのふたつの翼』連載中
 リニューアルといってもわかりやすい変化は月刊誌から随月刊誌になってしまったことと高田裕三の新連載『九十九眠る しずめ』が加わったくらいで、 しかも、隔月刊誌になった代わりに『イオ』『MAIの部屋』は分量が倍増しておりトータルでリニューアル前と変わってなかったりします。 個人的に一番痛いのは『熱血番長鬼瓦椿』の毎号前後編掲載ペースに慣れてしまっていたのに後編まで2ヶ月待たねばならなくなってしまったことです。

第2号(2004年2月20日)
作者名『作品名』 備考
高田裕三『九十九眠る しずめ』  
恋緒みなと『イオ』  
氏家ト全『妹はひまわり組』  
しんむらけーいちろー『KING −キング−』最終回
山本マサユキ『妹あいどる』  
船堀斉晃『女王さまは中学生!?』 読切
横山了一『熱血番長 鬼瓦椿』  
細尾大樹『将棋の女』 読切、『将棋ブルース』
富咲男『路地裏アワーハウス』  
尾前雄一郎『SS598あかしお』 連載化?
市川ヒロシ『2人暮らし』  
土屋多摩『スケアクロウ』  
もみのき『アナザデイズ』 読切、「週刊ヤングマガジン」で『明るいAFTER』
大窒スかひろ『わさび』 読切、デビュー作
唯登詩樹『MAIの部屋』  
 今回のオススメは『わさび』(大窒スかひろ)。大窒スかひろってネットで検索してもヒットしないのですが、何者なのでしょうか。 「あと2週間で退院だった竹田武雄は、同部屋だった極悪人と評判の相庭昇と共に強引に少年院を脱走する羽目になる。 逃げきれるはずもないこの逃走劇に意味はあるのか……」 という、奇抜なストーリーではない(むしろありがちなストーリーといってもいい)のに、安定した画力で読ませる、というのがどうも新人っぽくないのですが。

第3号(2004年4月30日)
作者名『作品名』 備考
高田裕三『九十九眠る しずめ』  
恋緒みなと『イオ』  
細尾大樹『詰将棋パラダイス』 読切
船堀斉晃『リップス U−20』 読切?、「ヤングマガジンGT増刊」(講談社)で連載していた『リップス』の番外編
氏家ト全『妹はひまわり組』  
山本マサユキ『妹あいどる』  
横山了一『熱血番長 鬼瓦椿』  
大橋薫『ヘンカノ』 新連載、『乙姫BOMB!』『ナルナルッ!』『ヒカルンパッ☆』、「サスペリアミステリー」(秋田書店)で『ミステリなふたり』(太田忠司原作)→タック&タカチシリーズ(西澤保彦原作)連載中、「ネムキ」(朝日ソノラマ)で『魔女からの伝言』連載中、楠桂の姉
日高ミツヒコ『H−D』 『またくり返しちまう毎日』(第37回ちばてつや賞優秀新人賞受賞作)、「週刊ヤングマガジン」で『カミカゼパンヘッド』、「ヤングマガジンGT増刊」で『OLD RIDER’S ハーレー』
富咲男『路地裏アワーハウス』 最終回
市川ヒロシ『2人暮らし』  
阿部寛行『ロックンロール先生サソリダ』読切(前編)、『ロックンロール先生』
野田さとる『恭子さんの凶という今日』 読切、同名作品掲載経験あり
佐々木昇平『中坊ですよ!』 読切、『ラーメン神』
もみのき『パフォーム』 読切
向浦宏和『栗の花エナジー』 読切、「週刊ヤングマガジン」に『タランチュラ』(第33回GAG大賞受賞作)、『ダディの子守唄』
土屋多摩『スケアクロウ』 最終回
唯登詩樹『MAIの部屋』  
 リニューアル後3号になりますが相変わらず落ち着きがないです。 正直、これをまとめるのが楽しくないです。 『リップス』はきちんと続きを描くか、きちんととやめるか、いい加減はっきりした方がいいと思います。 『ヘンカノ』の「スパンキング★ラブコメ」という惹句に邪な期待を抱いていたことはここだけの話です。
(2004年5月17日追記) 備考にいくつか追記をいたしました。 また、大橋薫の備考に『神麻嗣子の超能力事件簿』(西澤保彦原作)を記載しておりましたが、 これは太田まさのりによる作品であり、正確には『神麻嗣子の超能力事件簿 念力密室』であり、要するに私の記憶違いでした。 お詫びして訂正いたします。

第4号(2004年6月18日)
作者名『作品名』 備考
高田裕三『九十九眠る しずめ』  
記伊孝『犯罪交渉人 峰岸英太郎』 連載再開、第3部 VS CULT、『君と歩けたら』
恋緒みなと『イオ』  
船堀斉晃『リップス SeeSaw Game』読切?、≒「ヤングマガジンGT増刊」(講談社)で連載していた『リップス』
大橋薫『ヘンカノ』  
山本マサユキ『妹あいどる』  
市川ヒロシ『2人暮らし』  
横山了一『熱血番長 鬼瓦椿』 最終回(「週刊ヤングマガジン」へ?)
氏家ト全『妹はひまわり組』  
むとうひろし『TSUGAI』 新連載、「ヤングマガジンアッパーズ」(講談社)で『コンパレ』(Igort原案)、「ヤングマガジンアッパーズ」→「週刊ヤングマガジン」で「Pay Off」(きうちかずひろ原作)
阿部寛行『ロックンロール先生サソリダ』 読切(後編)
佐々木昇平『中坊ですよ!』 読切
渡辺航『アフロスピード』 読切、「チャンピオンRED」(秋田書店)で『制服ぬいだら♪』連載中
相原にこ『けもの道』 3号集中連載開始、『恋せよ乙女』『ハナバクダン』
楳澤次朗『フェイク』 読切、第50回ちばてつや賞大賞受賞作、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で『退屈な夕食』
もみのき『リアルステイツ』 読切
皿池篤志『課長企画』 読切、デビュー作
唯登詩樹『MAIの部屋』  
 「週刊ヤングマガジン」から移籍してきて路線変更した『熱血番長 鬼瓦椿』が最終回を迎えましたが、どうやら「週刊ヤングマガジン」に返り咲くようです。 個人的には『熱血番長 鬼瓦椿』がいなくなってしまうのは寂しいですが、『TSUGAI』『けもの道』『犯罪交渉人 峰岸英太郎』の連載開始(と『ロックンロール先生サソリダ』シリーズ連載化計画始動)でようやく役者が揃ってきたような感じです。 特に『けもの道』は主人公が『恋する乙女』『ハナバクダン』の「恋に突っ走る女子高生」から「動物に突っ走る女子高生」に代わっただけでぐっと面白い作品になる予感がします。
 あと、リニューアル前の36号の読切作品『かみかぜ』(高波伸)が「週刊ヤングマガジン」で連載されるらしいです。絵も話も好みだったので、楽しみです。


情報元 → 矛盾節 高波伸の公式ホームページ

第5号(2004年8月16日)
作者名『作品名』 備考
恋緒みなと『イオ』  
トニーたけざき『スチームボーイ外伝』 読切、「月刊ガンダムエース」(角川書店)で『トニーたけざきのガンダム漫画』で連載中 、cf.映画『スチームボーイ』、藤沢とおる&小畑健の絵詞も掲載
船堀斉晃『リップス』 連載?
記伊孝『犯罪交渉人 峰岸英太郎』  
山本マサユキ『妹あいどる』  
市川ヒロシ『2人暮らし』 最終回
綾坂みつね 『赫い夜』 読切
むとうひろし『TSUGAI』  
氏家ト全『妹はひまわり組』  
大橋薫『ヘンカノ』  
森田忠平『豪腕ダイナミック!!』 読切、『パーKING』
ジェントルメン中村『熱海主将の猛き日常』新連載
相原にこ『けもの道』  
中山勇治『蹴りたいおなか』 読切
向浦宏和『先公花火』 新連載
大鳥ヂルチ『迷走タンデムシート』 読切、デビュー作
唯登詩樹『MAIの部屋』  
 前回「役者が揃ってきたような感じ」と書きましたが、今回『2人暮らし』(市川ヒロシ)が、次回『イオ』(恋緒みなと)が舞台から降りるのでまた役者が足りなくなる気がします。 そんな中、『先公花火』(向浦宏和)と『豪腕ダイナミック!!』(森田忠平)が各々の前作より面白くなっているのは救いです。

第6号(2004年10月15日)
作者名『作品名』 備考
恋緒みなと『イオ』 最終回
高田裕三『九十九眠る しずめ』  
記伊孝『犯罪交渉人 峰岸英太郎』  
船堀斉晃『リップス』  
むとうひろし『TSUGAI』  
氏家ト全『妹はひまわり組』  
平野博寿『ガールガールボールシュートガール』集中連載開始、『PRETTY GIRLS』『MOTHER』『JOKER』『セルジオ越後物語』
山本マサユキ『妹あいどる』  
小野亮平『父ちゃんはスキン』 読切、デビュー作?
富咲男『しまだ虎鉄の新世界レポート』 集中連載開始
大橋薫『ヘンカノ』  
山本三吾『コント!ヤスオ★ハルオ』 読切、『明日はホームラン』(GAG大賞受賞作)
向浦宏和『先公花火』  
皿池篤志『カーニバリスム&R×R』 読切
相原にこ『けもの道』 最終回
枡田裕介『明日はない』 読切、デビュー作
ジェントルメン中村『熱海主将の猛き日常』  
唯登詩樹『MAIの部屋』  
 今回のオススメは『ガールガールボールシュートガール』(平野博寿)。 夏に放映されていたベッカムが出演していたJ−フォン(当時)のCMで「リフティングしていた黒髪ポニーテールの少女(黒川智花)」に参ってしまった私にとって 思いっきりツボなお話です。

第7号(2004年12月20日)
作者名『作品名』 備考
高田裕三『九十九眠る しずめ』  
記伊孝『犯罪交渉人 峰岸英太郎』  
平野博寿『ガールガールボールシュートガール』 
ほりのぶゆき『マズい大戦』   新連載?
船堀斉晃『リップス』  
氏家ト全『妹はひまわり組』  
村岡優『ゴリラブ』 読切、デビュー作、『チキンマン&チキン』(「週刊ヤングマガジン」第293回月間新人漫画賞佳作受賞作)
山本マサユキ『妹あいどる』 最終回
いもとさちこ『COAST LINE 〜海岸線〜』 読切
向浦宏和『先公花火』  
渡辺航『アフロスピード』 読切
大畑朋魅『危機マニュアル地獄』   新連載
西村友宏『ブルーマン』   読切、デビュー作、「週刊ヤングマガジン」第293回月間新人漫画賞入選作
大橋薫『ヘンカノ』  
佐々木昇平『鳥キャメラ』 読切
ルノアール兄弟『キャッツ声』 読切
富咲男『しまだ虎鉄の新世界レポート』  
皿池篤志『アッパーランドのすべて』 読切
高津原亮『ツキガ在ルカラ』 読切、デビュー作、ちばてつや賞準優秀新人賞受賞者
垣内博『ねくスト』 新連載
ジェントルメン中村『熱海主将の猛き日常』 最終回
唯登詩樹『MAIの部屋』  
 諸々の事情でいつも以上にチェックの甘い状態で更新していますが、今回、新人ではない初登場組がやたらに多いような気がします。 あんまりいい傾向ではないような気がします。
 そんな中、「ヤングマガジンアッパーズ」の『獣国志』でおなじみ(?)のルノアール兄弟『キャッツ声』は掘り出し物でした。

第8号(2005年2月18日発売予定)
作者名『作品名』 備考
高田裕三『九十九眠る しずめ』  
記伊孝『犯罪交渉人 峰岸英太郎』  
船堀斉晃『リップス』  
氏家ト全『妹はひまわり組』  
平野博寿『ガールガールボールシュートガール』 
富咲男『しまだ虎鉄の新世界レポート』  
大橋薫『ヘンカノ』  
向浦宏和『先公花火』  
大窒スかひろ『夏休み』 読切?
ほりのぶゆき『?』    
大畑朋魅『危機マニュアル地獄』    
垣内博『ねくスト』  
唯登詩樹『MAIの部屋』  


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