桜場コハル非公式ファンクラブ(代理)


 
2012年9月7日
そんな未来はウソである Vol.37 人間関係など
・ 今回は前回に引き続いて文化祭編第2回。前回に引き続いて新キャラ祭編第2回。

・ 1:佐藤アカネ編その1。文化祭という好機を活かして高山ナオトと大橋ミツキをくっつけるための計画を文化祭当日になって考えようとする佐藤アカネ。遅い。 そしてそんな佐藤アカネに後方から前回に引き続いて三度登場のリオがくっつく。前回に引き続いてリオのカーニバル。

・ 2:大橋ミツキ編その1。前回、高山ナオトからリオが佐藤アカネの「中学の時の…… 親友だって」と聞いたため、 (親友って…… どうしたらなれるものなのだろう……)と考えながらとぼとぼと歩く大橋ミツキ。そんな大橋ミツキが2−A占いの館へ。

・ 3:佐藤アカネ編その2。ぐいっと力ずくでリオとの距離をとる佐藤アカネ。 しかしリオは「距離感を間違えやすいのはアカネちゃんの方だと思うけどね アカネちゃんは他人を避けてるつもりでも いつの間にか他人にどっぷり深入りしてることがあるし…… もしかしたら 好きでもない子の世話を焼き過ぎて好意をいだかれるなんてこともあるかも……」と。 笑顔をやめた途端にこの台詞。 これは完全に前回、「こわいお化けが睨んでるよ?」と言った時に自分と佐藤アカネと大橋ミツキとのさんかく(『史上最高の弟子ケンイチ』の風林寺美羽のように両手で三角形を作りながら)を認識して潰しにかかってますね。 しかもこの台詞、実体験を語ってますよね。 本当にこわいお化けは誰なんですかね。

・ 4:高山ナオト編。 Vol.6 明日はもっとではじまった佐藤アカネからのお弁当が Vol.27 おそらくはVol.34 びっくり箱に登場した高山ナオトの友人A&Bに「これは明らかに女子からのほどこし物だね」とばれる。 あれからずっと続いていたのかよ。 あれからずっと続いていてばれなかったのかよ。 お菓子の菓子箱とかで偽装もしていないように見えるけど。 「ほ―― なるほど 最近どうも飯時にいなくなることが多いと思ったら」という台詞が気になるのだけど最近になって頻度が上がっていたのだろうか。 当然この後友人A&Bは弁当の作り手について追及したと思うのだけど、後で佐藤アカネと会った高山ナオトが特にそれについて触れていないってことは逃げ切ったってことなんだろうな。凄いな。 ちなみに友人A&Bの昼食は2−Bの油っぽい焼きそば。文化祭としてはそれはそれで。

・ 5:大橋ミツキ編その2。2−Aの占い師登場。フードをかぶっているが黒髪のロングヘアのデコっ娘らしい。淡々と「あなたはあれですね 何か悩んでますね」「その悩みというのは……人間関係ですね」「だいたい人間関係で悩んでない人なんていないんですよ 友達 恋人 学校 会社……」「この年代の子だとやっぱり恋愛の悩みが多いかな…… タロット占いでもどう?」とコールド・リーディングを進めていく。 惜しむらくは「そうそう恋愛のアドバイスをひとつ 「男を捕まえるには胃袋をつかめ」ってうちのおばあちゃんが言ってたよ」と性別を読み間違えていますな。

・ 6:白石マドカ編その1。1コマだけだけど。寝ている白石マドカ&江口妹、「おなかへったな――」と言う江口姉。江口姉はいつものように食べ物を口に咥えながらその台詞を言うのかよ、とツッコミを入れたいところですが、逆にそんな彼女なのに寝ている2人を置いて模擬店に行ったりしないところを評価していただきたい。

・ 7:佐藤アカネ編その3。リオに「もし たとえば野菜などをいただいた場合 私にできる何らかのお返しを……」と自分の距離感は間違っていないと反論する佐藤アカネ。 これはVol.26 そんなことよりVol.27 おそらくはで高山家から野菜のお裾分けをもらった&お土産としてちりめん山椒をお返ししたことを話しているのですが、あれ、ひょっとしてリオの台詞で佐藤アカネの脳裏によぎったのは大橋ミツキじゃなくて高山ナオトだったりするのか。 お弁当なんて結果的に2−Aの占い師(のおばあちゃん)の恋愛のアドバイスを実行しているようなもんだしなぁ。

・ 8:白石マドカ編その2。1コマだけだけど。「あの一番高いやつ買って――」と寝言を言う白石マドカ、寝ている江口妹、「どんな夢かな――?」と笑顔でツッコミを入れる言う江口姉。江口姉が模擬店に行くために寝ている2人を起こしたりしないところを評価していただきたい。 それはそれとして江口妹は前回の初登場から寝ているだけなのでまだ台詞がないんですね。

・ 9:大橋ミツキ編その3。白石マドカ&江口姉妹に見惚れているうちに占い師からのアドバイスは終わってしまいました。 逆に6ページ4コマ目や7ページ2コマ目で占い師と目を合わせてしまった際に未来が見えてしまったらしく、大橋ミツキが占い師に「あなたはこれから2−Bの模擬店を訪れます 仲のいい男の子を手伝って焼きそばを作っていると…… その友達から突然愛の告白を受けます あなたは動揺して鉄板に手が触れてしまいます つまり…… 火傷には気をつけてください!」とささやかながらアドバイスを。なんだこの青春物語。 しかもそれがこの淡々とした性格に見える先輩に訪れるとか最高じゃないか。 「この年代の子だとやっぱり恋愛の悩みが多いかな……」「そうそう恋愛のアドバイスをひとつ 「男を捕まえるには胃袋をつかめ」ってうちのおばあちゃんが言ってたよ」も実体験に影響された台詞だったのか。

・ 10:佐藤アカネ&大橋ミツキ&高山ナオト編。 リオと別れた佐藤アカネと友人A&Bと別れた高山ナオトが。佐藤アカネが高山ナオトと大橋ミツキをくっつけるには「文化祭は協力して準備する段階が一番チャンスがあったかも……」と言っていますが、Vol.35 完璧な作戦を見る限り、協力して準備した結果、高山ナオトとの仲が進展したのは佐藤アカネ、貴方です。 それはそれとしてそこに占い師と別れた大橋ミツキが合流。多分占い師からのアドバイスによるものではなく、占いの館で(みんな 何かに悩んでる……)と学んだからだと思うけど、佐藤アカネ&高山ナオトの人間関係の悩みを聞こうとする大橋ミツキ。 しかし、両者の人間関係の悩みの原因は大橋ミツキ本人なので「お 大橋に話せることは何も……」「ミツキには話せない」と言われてしまうのであった。

・ 2012年8月29日発売の「週刊少年マガジン」の読者専用検索エンジン『ちょっと盛りました。』(にしもとひでお)に「別マガ感謝祭」の様子がリポート。

・ あとがきに「野菜を多めに採ってます。」とあるけど、 これはみなみけ 第205話「カブトムシ」「残暑に負けない! 元気が出ない時に食べたいものといえば? 辛いラーメンです。」「最近、麺類が続いています。」と合わせるとタンメンしか思いつかないですね。

・ 今回の「別冊少年マガジン」のアンケートプレゼントは「02 「どうぶつの国」「そんな未来はウソである」「じょしらく」「「〔原文ママ〕神様の言うとおり」の4枚セット! 別冊少年マガジン特製クオカ4枚組」が20人に。 デザインは単行本第1巻表紙と同じ制服姿の制服姿の大橋ミツキ&佐藤アカネ。

・ 2012年9月5日配信「ガールズ落語ラジオじょしらじ」第08回(山本希望featぼうはていてとら&佐倉綾音asぶらていまりい)の中で蕪羅亭魔梨威ボイスで「原作・久米田康治、漫画・ヤスの『じょしらく』、別冊少年マガジンで連載中。『そんな未来はウソである』、も連載中。アニメ4期おめでとうございます、『みなみけ』」と。 作者について触れてないから何故『みなみけ』が出てきたのかわからない人にはわからないような。


インターネットラジオステーション<音泉>   【ガールズ落語ラジオ】 じょしらじ 特設サイト




そんな未来はウソである That Future is a Lie (2009−2016)
掲載年月日 号数Vol.タイトル ヒロイン 備考  
2009.09.09.01 01 ひょっとして 佐藤アカネ 雑誌表紙:大橋ミツキ(カラー)、12ページ
2009.10.09.02 02 わかったの? 大橋ミツキ 各話10ページ基本
2009.11.09.03 03 すみませんでした 佐藤アカネ 雑誌表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ(カラー)、タイトルイラスト:高山ナオト
2009.12.09.01 04 つきあって! 佐藤アカネ  
2010.01.09.02 05 全部ウソでーす 大橋ミツキ  
2010.02.09.03 06 明日はもっと 江口  
2010.03.09.04 07 不幸なこと 白石マドカ  
2010.04.09.05 08 トリコに 大橋ミツキ  
2010.05.08.06 09 第1話 大橋ミツキ タイトルイラスト:&高山ナオト
2010.06.09.07 10 大人だったら 大橋ミツキ 4ページ
2010.07.09.08 11 奇跡的現状維持 佐藤アカネ  
2010.08.09.09 12 ものは試し 佐藤アカネ タイトルイラスト:高山ナオト
2010.09.09.10 13 してみよう 白石マドカ  
2010.10.09.11 14 それってつまり 大橋ミツキ ここまで第1巻に収録
2010.11.09.12 15 そのテンション 江口  
2010.12.09.01 16 ハッキリさせる 佐藤アカネ  
2011.01.08.02 17 やりたいこと 佐藤アカネ タイトルイラスト:大橋ミツキ
2011.02.09.03 18 100% 佐藤アカネ 雑誌表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ(カラー、=Vol.3 すみませんでしたの雑誌表紙)
2011.03.04.単行本『そんな未来はウソである』第1巻 表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ(カラー)
裏表紙:高山ナオト(カラー)
2011.03.09.04 19 いいと思う 白石マドカ+大橋ミツキ雑誌表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ(カラー、=Vol.3 すみませんでしたの雑誌表紙)
2011.04.09.05 20 やっぱり 大橋ミツキ+佐藤アカネ雑誌表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ(カラー、=Vol.3 すみませんでしたの雑誌表紙)
2011.05.09.06 21 誰のせい 佐藤アカネ 雑誌表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ(カラー、=第1巻の表紙)
2011.06.09.07 22 まかせた 大橋ミツキ  
2011.07.09.08 23 結婚に興味アリ 大橋ミツキ タイトルイラスト:高山ナオト
2011.08.09.09 24 練習の練習 佐藤アカネ  
2011.09.09.10 25 冗談デート 白石マドカ  
2011.10.08.11 26 そんなことより 大橋ミツキ ここまで第2巻に収録
2011.11.04.単行本『そんな未来はウソである』第2巻 表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ&高山ナオト(カラー)
裏表紙:白石マドカ(カラー)
2011.11.09.12 27 おそらくは 大橋ミツキ 雑誌表紙:大橋ミツキ&佐藤アカネ(カラー、=第2巻の表紙)、タイトルイラスト:高山ナオト
2011.12.09.01 28 はっきりして 大橋ミツキ  
2012.01.07.02 29 おつかい 大橋ミツキ タイトルイラスト:高山ナオト
2012.02.09.03 30 ベタ 佐藤アカネ  
2012.03.09.04 31 守る 佐藤アカネ&白石マドカタイトルイラスト:大橋ミツキ
2012.04.09.05 32 気になる人 大橋ミツキ タイトルイラスト:佐藤アカネ
2012.05.09.06 33 どうなの? 大橋ミツキ 8ページ
2012.06.08.07 34 びっくり箱 大橋ミツキ タイトルイラスト:高山ナオト
2012.07.09.08 35 完璧な作戦 佐藤アカネ  
2012.08.09.09 36 親友だって 佐藤アカネ+リオ  
2012.09.07.10 37 人間関係など 大橋ミツキ  

2013.06.07 07 47
2014.02.08 03 54
2014.03.08 03 55
※号数:別冊少年マガジン(講談社)


そんな未来はウソである名簿
大橋ミツキ
 薄茶髪のロングヘア。高校1年生。座席位置はクラスの一番左後ろ。 人と目を合わせるとその人の未来がちょっと見えてしまう能力の持ち主(能力発動時に瞳の色が白くなる)。 高校入学以前は人と目を合わせないようにうつむいて生活していた。気弱。 カレーというか辛いのは苦手でシチューは大好きっ。
 呼称:「私」 「佐藤さん→アカネちゃん」「江口さん」「(高山君)」「白石さん」

佐藤アカネ
 黒髪のロングヘア。高校1年生。大橋ミツキのクラスメートで座席位置は彼女の右隣。 他人がウソを言うとウソだとすぐにわかってしまう能力の持ち主(能力発動時にアホ毛がピクッと反応する)。 正直者で一度決めたことを絶対曲げない人。強気。一人暮らしでお昼は自分でお弁当を作っている料理上手。部屋にパンダやウサギやキツネ(?)のぬいぐるみが転がっていたりする。 喫茶店でアルバイトを始めた。ゴキブリが苦手。
 呼称:「私」 「大橋さん→ミツキ」「江口さん」「高山君」「白石さん→マドカ」「リオ」

江口
 茶髪のセミロングで前髪に髪留使用。高校1年生。大橋ミツキのクラスメートで座席位置は彼女の手前。 食べ物(お菓子?)好きらしく、食べ物の話ばっかりしているか実際に食べているか。食べ物のシェアは重要な愛情表現ぽい。味で作った人の人柄がわかる能力の持ち主。シュミはお米を研ぐのと食器洗い。 表情豊かで今までの桜場コハル作品には珍しい半開きの口が特徴的。 カレーは中辛くらいが一番いい。よく寝る妹(茶髪のセミロングで多分中学生)がいる。
 呼称:「私」 「大橋さん→ミツキちゃん」「アカネちゃん」「高山君」「マドカちゃん→マドカ」

高山ナオト
 はねはねヘア。高校1年生。大橋ミツキのクラスメート。席替え後の座席位置は佐藤アカネのの右隣。 中学1年の時から大橋見てた。たまにぶつかってこられていた。 大橋ミツキによるとちょっと見えた彼女自身の未来では彼女が彼と結婚してた。でも彼女に彼と結婚しないしと否定された。と、いう前提を知らないまま大橋ミツキと結婚を前提につきあって下さいと佐藤アカネに告白された。 その後大橋ミツキに見えた佐藤アカネの未来では彼女が彼と結婚してた。 母親いなくてお昼は購買のパンだけ……だったが、それに佐藤アカネのお弁当(野菜中心のおかず)が加わるように。
 呼称:「オレ」 「大橋」「佐藤」「白石」

白石マドカ
 茶髪のツインテール。高校1年生。大橋ミツキのクラスメート。2人以上の姉がいて、一番上の(お)姉ちゃんは目を合わせることで男をトリコにする達人らしい。更に酔っぱらって帰ってくるとチューしてくるらしい。 好きなヤツを不幸にする能力の持ち主(?)……だったが、高山を好きにならないように高山に好きになってもらえばという結論に。 シーソーに乗った時の描写によれば体重は江口より軽いらしい。 カレーは辛いの結構イケる。オバケが苦手。
 呼称:「私」 「大橋ミツキ→ミツキ」「アカネ」「高山」

高山父
 はねはねヘア。晩酌好き(ビール派)で案外お茶目な性格。家で小玉スイカ・ナス・トマト・キュウリといった野菜を育てている。
 呼称:「オレ/父さん」 「ナオト」 ← 佐藤アカネ「(お父さん)」高山ナオト「親父」

リオ
 薄茶髪のミディアムボブカット。高校1年生。中学の頃の佐藤アカネの友達だったが、彼女に本気の告白をして以来疎遠になっていた。佐藤アカネ達の高校とは気軽に来れるような距離じゃないらしい。 終始笑顔を絶やさない。なので目を細めていることが多い。 「ワープで来たから」「ワープで来たよ!」なんて風変わりな冗談を言う。ちなみに佐藤アカネ曰く「私が困ってる時にはすぐ駆けつけてくれたし 何よりウソつかない子だったし」とのこと。
 呼称: 「アカネちゃん」


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